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宇宙研での研究の途中経過を報告します

2021.6.19

宇宙研(JAXA相模原キャンパス/総合研究大学院大学 物理科学研究科 宇宙科学専攻)にきてようやく1年が経ち、ペネトレータの研究はハードの開発に入った。

ソフト面のプログラム開発もバグを修正しながら、先月、BBM試験が終わり、今月から電子回路を組み立て、バッテリーなどをポッティングしている。

やっぱり「ものづくり」は楽しいな〜と実感する。

この数年、経営に専念していた為、家づくりの営業や設計や施工は全て会社のみんなに任せていた。久しぶりに「ものづくり」をすると、図工の通信簿だけがずっと「5」だった小学生時代を思い出す。

自分は本当に運がいいな〜と思うのが、このペネトレータの研究開発に関してハード面からソフト面まで全てやらせてもらっていることだ。

「ペネトレータ」はJAXAが2007年まで約20年近くLUNAR-Aというプロジェクトとして進めてきた宇宙探査機である。今は、「はやぶさ2」などの探査機が主流になっていて、宇宙研でペネトレータに携わる人は少なくなってきている。そのため、ペネトレータのプロフェッショナルである田中先生から直々に教えてもらいながらマンツーで研究開発ができている。さらに田中先生自身が、AIやIOT、ドローンなど、地球上の新しい技術を宇宙の研究に積極的に取り入れるので、今流行りの技術も自動的に習得できる。

宇宙旅行はもう直ぐ始まる。

宇宙ビジネスでのスタートアップも急がなければ!


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