直感を信じて大手製薬企業からMediiへ飛び込んで2年。職種の内容すらよくわからないまま、まずはプロジェクトのサポートからキャリアをスタートした菊地さんは今、大型案件を動かし、セールスや新規事業まで担うようになりました。
Medii Value Award 2025年下期「Team Medii」部門を受賞した彼女に、入社2年間で何が変わり、何を手に入れたのかを聞きました。
2年で10年分の成長。期初の目標はいつも「無理じゃね?」から始まる
ー入社時のインタビューで「自分が成長できるのはここだと確信した」と言っていましたが、正直、実際どうでしたか?
めちゃくちゃその通りでした!Mediiでの2年間は、前職の感覚でいうと10年分くらいの時間を過ごしたような密度で、体感としては5倍速くらいで成長していると感じます。
Mediiでは半年ごとに目標設定(MBO)があるのですが、毎回「いや無理じゃね?」と思うような高い目標を設定しても、期末が近づくと「あれ?意外といけてる」という状態になっていて。半年前には想像できなかったところにいるので、自分が思っている以上に成長できている感覚が常にあります。
― 具体的に、どんなところで成長したと感じますか?
私が所属するファーマエクセレンス部は、製薬企業と連携してスペシャリティ領域における新たなマーケティングの実現を目指すチームで、セールスチームとソリューションチームで構成されています。成果が売上という数字で出るのでわかりやすいです。
ソリューションチームのプロジェクトマネージャーは製薬企業とのプロジェクトを推進しながら、継続・拡大の提案営業も行います。
入社当時は営業経験もゼロ、自分の職種の内容すらよくわかっていない状態でスタートして、最初は小さな契約が取れて「できた!」と喜んでいたのが、今では桁違いの規模の成果を出せるようになりました。
役割も、半年でプロジェクトマネージャーへ昇進し、現在はメンバーを評価する立場になったり、採用面談に出たり、セールスチームと兼務したり、新規事業に携わったり、成果を出せば出すほど裁量権がどんどん広がっていると感じます。
本当に漫画の「キングダム」みたいな世界だなと思って。武功を上げれば上げるほど、百人将、千人将というように大きな部隊をもち、より大きな難しい局面の戦場へとステージが上がっていく。大手企業のように上が詰まっているとなかなかそうはいきませんが、早く成長したい人にとっては、実力次第でどこまでもいけるので、めちゃくちゃやりがいを感じています。
まるで『キングダム』の世界。格上の将軍に百人将が挑む日々
ーこの2年間で苦労したことはありましたか?
もちろんあります。例えば、プロジェクトの継続交渉や追加提案の場面で、対峙するお相手が百戦錬磨の将軍のような方だった時です。自分がまだ「百人将」くらいの経験値なのに、将軍クラスに食らいつき、「Mediiとなら、もっと大きな未来がつくれる」と納得していただくのは、格上の強者に挑むような凄まじいプレッシャーがあります。
自分たちの提供した価値が認められて、さらに大きな期待を背負わせてもらえた瞬間、「また一つ、強くなった」という手応えを強く感じますね。
ーその高い壁は、どのように乗り越えていったのでしょうか?
常に意識していたのは、「成果を出すために必要なことは何でもやる」ということです。遠慮したり、バカだと思われるんじゃないかといった感情は捨てて、COOの筒井さんを商談に連れ出したり、資料を徹底的にレビューしてもらったりと、社内の人を遠慮なく巻き込みました。
ー今、ぶつかっている壁はありますか?
マネジメントですね。全く未経験の状態から評価や1on1をする立場になり、最初は戸惑いの連続でした。「自分が成果を出せばよかった」段階から、「チームや組織全体でどう成果を出すか」を考えるようになったのは、面白さでもあり、大きなチャレンジポイントです。
「イシューからはじめよ」がようやく腹落ち
ー菊地さんは入社時からマネージャーや新規事業への挑戦を目標として語っていましたが、どのように新しいチャンスを掴んできたのでしょうか?
上長に自分のやりたいことや目標を伝えておきつつ、「何かボールが落ちているな」というところを自ら拾いに行きました。結局、実績がないと任せてもらえないので、1段階上の実績を見せることを意識しました。
最近ではソリューションチームに加えて、セールスチームも兼任しています。セールスはブルドーザーのようにタイパ良く突撃営業や新規開拓をしていく面白さがあって、これも自分にとって新しいチャレンジです。自分のストーリーが相手に響いて、それが売上になって、それが事業の継続にも直接繋がる。そういう感覚がめちゃくちゃ面白いし、やりがいがあります。やってみて初めてわかったんですが、自分にはセールスが向いているかもしれないと思い始めていて、挑戦する前には気づいてなかった自分に出会えた感じがしています。
ーこの2年間で、自分の中で一番変わったと思う部分はどこですか?
一番は物事の考え方です。問題が起きた時に脊髄反射で対応するのではなく、「本質的には何が叶えられていると良いんだっけ?」と大元の課題に立ち返る思考が身につきました。
前職時代に『イシューからはじめよ』という本を読んでもピンときていなかったのですが、Mediiの優秀なメンバーに指摘される中で、「そういうことか!」と腹落ちするようになりました。今は逆にそれを言う側になっているなと感じます。
もう一つは、「成果を絶対に出す」というコミットメントです。スタートアップでは時間もお金も無駄にできないので、「早く最大の成果を上げ続けなければ」という意識が非常に強くなりました。
ビジネスとミッションが重なる瞬間、「これだ!」と思った
ー「健康の格差をなくしたい」という入社時の思いは、今も大切にされていますか?
はい、もちろんです!売上を出すというビジネスの側面も面白いですが、「何のためにやっているのか」というミッションの部分もすごく大切にしています。新しいクライアントとの打ち合わせでも、ソリューションの説明だけで終わらせず、「一緒にプロジェクトをやって、1人でも多くの患者さんがより良い医療に繋がる取り組みをしたい」という言葉を意図的に口にするようにしています。何のためにやるのかを共有することで、同じ方向を向いてプロジェクトを進められると思っているので。そういった想いに共鳴して「一緒にやっていきましょう!」と言ってくださる方も多いんです。
短期目線でみると、目の前の業務がMediiのミッション「誰も取り残さない医療を」にどう繋がっているのか実感しにくい瞬間もあります。でも、私はもうちょっと長期をみています。ここでMediiがなくなったら終わりじゃないですか。Mediiが存続して、もっと成長してこそ、誰も取り残さない医療に近づけると信じている。だから、売上を作ることはミッションへの道そのものだと思っています。
ー「やっていてよかった」と思えた瞬間はありますか?
Mediiと製薬企業が組んだ、ある疾患プロジェクトの中で、その製薬企業のMRさんが担当医に「Medii Eコンサル」(主治医が専門医に症例相談できるMediiのサービス)を紹介しました。その先生が、抱えている症例についてMedii Eコンサルで相談すると、複数の専門医の先生方がワーッと議論して、治療導入に繋がったケースがありました。専門医の先生から「数年前なら治療に繋がらず亡くなっていたかもしれないが、この仕組みのおかげで患者さんが生きることができた」というコメントをいただいた時は、「これだ!」と思いましたね。
患者さんを診る主治医に対して、Medii、製薬企業、専門医の三者が連携したからこそ救えた命であり、こういう瞬間をどんどん増やしていきたいです。
半年先がわからない不確実性を楽しめるか?
ー菊地さんから見て、Mediiに向いているのはどんな人だと思いますか?
不確実な状況を楽しめる人ですかね。うまくいかない時期があったり、クライアントの意向やMediiのサービス内容が急に変わったりと、半年先がどうなっているかわからないことも多いです。それを面白いと思えるかどうか。逆に、安定志向の人や、成果よりもプロセスを評価してほしいという人には厳しい環境かもしれません。
実は私自身、元々は安定志向でした。前職を辞めて旅に出たあたりから、「先がどうなるかわからない状況ってなんか面白いな」って思えるようになって、考え方ががらりと変わったんです。
だから今、もし「このままでいいのかな」「不満はないけど、面白いかと言われるとうーん……」というモヤモヤがどこかにあるなら、ぜひMediiに飛び込んでみてほしいです。とりあえず話をしてみて、自分が向いているかどうかを見極めるだけでもいいと思います。私自身、とりあえず話を聞いてみたら「いいな」と思って入って、結局いい形でやらせてもらえているので。
ー最後に、Mediiでの仕事の楽しみ方を教えてください。
ステップアップしたい人は、ガンガンアピールして成果を出していくことですね。また、Mediiには本当にいい人が多いので、部門間の壁を越えて積極的に話しかけて周りを巻き込んでいくことをおすすめします。
▲部門・役割の枠を超えてオーナーシップを発揮し、Medii全体をつなぐ架け橋となったことが評価され、2025年下期Medii Value Award「Team Medii」部門を受賞
私も、部門間連携に課題を感じた時に、解像度を高めるためにエンジニアチームに「隔週で話しましょう」と声をかけたら付き合ってくれて。落ちているボールを自分で拾いに行き、周りを巻き込んでいく姿勢が、今回「Team Medii」部門での受賞にも繋がったのかなと思っています。そうやって視野を広げ、「私たちは何を作っているのか」「医師や患者さんにどんな価値を提供しているのか」を知ることで、視座が高まり、結果として成果にも繋がるはずです。
Mediiに入社して2年、挑戦の積み重ねの日々ですが、想像以上に30代が楽しいです!飛び込んでみて本当に良かったと思っています。