代表 土屋 貴紘
賃貸空間プロデューサー・空間クリエイター
大学を卒業後2004年4月に軽井沢商事 有限会社に入社し、不動産管理会社としてのスキルを積む。2016年軽井沢商事を株式会社へ組織変更を行うと同時に、代表取締役へ就任。リノベーションプロジェクトなど新しいアイデアで軽井沢の賃貸管理シェア50%という圧倒的No.1の地位を獲得している。中軽井沢の花火大会開催や、地域貢献を目的としたクラウドファンディングを行うなど、地元軽井沢を盛り上げる活動も続けている。
情報の大切さ
「社長って何をしているのかよくわからない」ってよく言われます(笑)。
じつは「これからどうするかを頭の中で考える」仕事をしている時間が長いんです。
頭の中で考えているから、外からは見えづらい。
なので社長って何してるんだろ?
って思われちゃうんですよね。
僕は立場上、「お客様や協力会社、そして社内メンバーに、少しでも安心してもらえる存在として、会社がどう在れるか」をいつも考えています。
僕が住んでいる軽井沢は都会からのアクセスが良い場所だとは言えど、まだまだ昔ながらの方法が優先されているのんびりした地域です。だからこそ最先端の情報をしっかりとキャッチできるよう努めています。
この場所で今まで通りの方法を続けて行く方が楽かも知れない。
でも時代の流れを無視して留まり・変革をしなかった企業がどんどん無くなっていくのを僕たちは目にしてきました。
今すぐにすべて新しいシステムを取り入れるのは難しいとは思うけれど、時代の流れを感じ、情報を常に得ている事が大切だと思います
僕の情報源はいくつかありますが、参考になればと思いご紹介します。
・同業者視察、ベンチマーク
・同じシステムを使っている会社を参考に
・SNSを通じて世の流れ・業界情報を仕入れる
・法改正をキャッチする
・勉強会
・賃貸住宅フェア https://2021.zenchin-fair.com/
賃貸住宅フェアは毎年行われている大きなイベントなので、必ずチェックしています。
時代の流れを知ること
不動産業界にも流れがあります。
今、不動産業界のテーマになっているのが「デジタル化」(DXとも言われますね)です。
この業界は紙の書類がとにかく多いんです。もともとの資料が紙ベースなのでそれをデジタル化するにはとても時間がかかります。また不動産業界で活躍されている方は、シニア世代も多くデジタル化に抵抗がある方も少なくありません。
まだまだ「FAX」と「メールへの資料添付」が現役です。
でもデジタル化の便利さを知ってもらえたら、もっと早く簡単に情報共有ができるようになります。
僕たちの時間が節約されることで、お客様へ情報を届けるスピードもUPしますよね。
不動産業界のデジタル化として注目を集めているのは、遠方に住んでらっしゃる方のオンライン内見などですが、さらに契約もデジタル化(電子契約)が認められるようになり、それを求められるお客様も増えてきました。
コロナ禍で加速した進化の早いデジタル化についていけないと感じる方々がいることも事実です。そんな大家さん、お客様をサポートし、情報を共有しながら一緒に進化していきたいと思います。