【拠点紹介】タシケント(ウズベキスタン)オフィス編 | キャル株式会社
はじめまして!7月から広報のメンバーとなりました、海外企画事業部の豊田です!海外企画事業部では、主に毎月入国する外国籍エンジニアのサポートを行っています🌎今後私からは、キャルの海外拠点を中心にご...
https://www.wantedly.com/companies/company_9662504/post_articles/917536
皆さん、こんにちは。キャル株式会社 広報担当の豊田です🌼
この度、海外企画事業部が市場調査のため、4日間中国へ行ってまいりました!
中国出張の背景や、訪れた青島の町並み、採用市場などについてお伝えいたします。
お伝えしたい情報がたくさんあり、少しだけ長くなっておりますが、
最後まで読んでいただけますと幸いです✨
中国について
既にご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、中国について簡単にご紹介いたします!
人口は世界で最も多く、面積もとても広い中国。
東京からは飛行機で3時間程で行けてしまうそうですよ✈️
首都: 北京
人口: 約14億人
面積: 約960万平方キロメートル(日本の26倍!)
言語: 中国語
視察地『青島』
今回訪れたのは、中国山東省青島市。
青島について、まずは簡単にご紹介いたします。
【青島視察の背景】
青島市は古くからの港町であり、韓国や日本にも比較的近いことから、日中韓の交流が盛んにおこなわれています。
また、前世紀のドイツ租借時代に多くのヨーロッパ風の建物やビジネスが持ち込まれ、他地域より海外への視野が広く、比較的にアプローチしやすいことから、青島市での視察を決定いたしました😊
現在は青島に進出している企業数は約100社ほどあり、馴染みのある地域です。
そのため、日本政府も日本企業の進出を積極的に支援しています!
【青島の街並み】
青島の中心部には、赤い屋根、ベージュの壁、石造りの重厚な建物が多くみられ、まるでヨーロッパの小都市を歩いているかのような雰囲気があります。
歴史的背景があるからこそ、青島には欧風の街並みや文化の影響が今も色濃く残っていると言えます。
また、青島で有名なものと言えば『青島ビール』!🍺
青島ビールや都市化計画は、ドイツの技術・文化と中国の融合の象徴となっているようです。
中国の就活事情
日本と中国の就活にはどれほど違いがあるのか・・・気になりますよね!?👀
そこで今回現地視察に行かれた、同僚の中国籍『姜(キョウ)さん』にお聞きしました⇩
中国の就活時期は、大学4年生の秋(日本の大学4年生の春学期に相当する時期)や、春節後(1月下旬〜2月中旬)などが就活シーズン!
また、インターンが重要視され、選考の重要ポイントと言われています。
1~2年生の頃からインターンを始める学生も多く、経験がないと就職自体が難しくなることも・・・😥
そんな中国では無期契約での雇用が稀なため、日本企業のようなワークライフバランスや安定した正社員雇用を求める人が増えているそうです。
そのため、正社員雇用が一般的である日本で働きたい方々が中国では近年増えてきているのです!
現地訪問
現地における人材ビジネスの体制や、日本での就労を希望するエンジニアの数や傾向を把握するため、以下の機関・企業を訪問しました🏫
【主な訪問先】
日本貿易振興機構
インターンシップセンター/職業訓練校
大学
送り出し機関
中国の大学では、日本企業の文化・業務慣習に関する知識の浸透率はまだ浅いですが、日本での就職に興味を持つ学生が多くいらっしゃるようです。
また、日本語能力試験JLPTのN2~N1レベルを保有している学生も多々いらっしゃいます!
しかし学習内容が文法・読解中心のため、会話力にはまだまだ伸びしろがありそうです🙂↕️
今回は国土の広い中国の中でも、青島に限定した出張となりましたが、青島は日韓との経済的・歴史的な結びつきが深く、私たちのビジネスとも非常に親和性が高い地域だと感じました。
海外企画事業部 高部長へインタビュー🎤
今回中国視察へ行かれた、海外企画事業部 高部長へインタビューいたしました。
実際の現地の印象などについてお聞きしています!ぜひご覧ください。
インタビューにご対応いただき、ありがとうございます!
さっそくではございますが、今回の中国視察の目的としては、どんなことがあげられますでしょうか?
ーよろしくお願いいたします!
中国視察の主な目的は、リサーチになります。
今回は、中国の教育体制や日本語レベル感、日本就職への温度感について調査をおこないました。
実際に現地を訪れてみて感じたことなどはありますでしょうか?
ー想像以上に温かく歓迎していただきました。
教育面においても、大手企業と教育機関が連携し、実践的で質の高い学びの環境が整っている印象です。
また、これまで中国と日本は地理的にも歴史的にも近い国であり、文化的な共通点も多いと考えていましたが、実際には日本文化についてあまり触れる機会のない方も多いことに気づかされました。
企業説明の際にも、日本文化に詳しい方は限られており、今後さらに日本文化が浸透していく可能性を感じています。
今回の視察では、こうした気づきを通じて、文化交流の将来性を改めて実感する良い機会となりました。
今後の中国市場への展開や、将来的なビジョンについてどのようにお考えですか?
ー現在の経済状況の影響もあり、中国のIT業界は一時的に成長が鈍化しているように感じました。
一方で、高い専門性を持つ優秀な人材は多く、特にIT分野では高学歴の学生が多い印象を受けました。
こうした人材を日本で受け入れ、活躍できる環境を整えるには、制度面やサポート体制など、まだいくつかの課題があると感じています。
現在、そうした課題に直面しながらも、どのように対応すべきかを慎重に検討している段階です。
以上、海外企画事業部 高部長へのインタビューでした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙂↕️
今回、私自身も大変学びの多い中国視察の内容でした。
今後も海外企画事業部の情報についてどしどし投稿していきますので、読んでいただけますと幸いです!
キャル株式会社では、現在様々な国籍の方がエンジニアとして働かれていますが、
これからも言語や文化の壁を超えて、より良い会社づくりを進めるにあたり果敢にチャレンジしてまいります!
>海外企画事業部関連記事