英語教育の現場では、学習者だけでなく、指導者や運営者も多くの課題を抱えています。教材作成や採点、管理業務など、教育の裏側には見えにくい負担も少なくありません。そうした課題をICTの力で支え、より良い学習環境を届けようとしているのがアイード株式会社です。
「EdTechのコア技術で“未来の学び”をすべての人に」をミッションに掲げる同社には、総合商社や金融機関、教育企業、コンサルティング会社など、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まっています。
今回は、英語講師の経験を活かしながら広報や営業、コンテンツ制作などに携わる営業企画本部/広報担当 與那嶺 香也子さんに、入社のきっかけや現在の仕事内容、日本の英語教育に対する思いについて話を聞きました。
目次
Q1. アイード株式会社に入社した理由を教えてください。
Q2. 現在の仕事内容について教えてください。
Q3. アイード株式会社はどんな会社だと思いますか。
Q4. 現在力を入れている業務や関心のあることは何ですか。
Q5. 日本の英語教育において、何を実現していきたいと考えていますか。
Q1. アイード株式会社に入社した理由を教えてください。
私はもともと、英語教育に関わる仕事に携わりたいという思いがありました。異業種から転身して子どもたちに英語を教える講師として働いていましたが、出産を機に働き方を見直す必要がありました。英語講師の仕事は夕方以降の授業が中心になることが多く、子育てとの両立が難しかったためです。
私自身、英語圏に長く滞在した経験があるわけではありませんが、幼い頃に近所のホームスクールのような環境で英語に触れ、純粋に「楽しい」と感じた体験が強く印象に残っています。学生時代にはフランス語圏の学校へ留学し、フランス語や英語を使ってコミュニケーションを取る機会もありました。そうした経験を通して、言語を学ぶ楽しさや、自分の思いを表現できる喜びを実感してきました。
アイードへの入社を決めた理由は、英語教育サービスを通じて、日本の子どもたちに「英語って楽しい」と思える体験を届けられると感じたからです。講師として直接教えるのとはまた違う立場から、日本の英語教育環境をより良くしていくことに関われる点にも大きな意義を感じました。また、家庭との両立がしやすい環境であることも魅力でした。これまでの経験を活かしながら、教育現場の課題解決やサービス改善に貢献できると感じ、入社を決めました。
Q2. 現在の仕事内容について教えてください。
現在は、広報・営業・コンテンツ制作のサポートなど、複数の業務に関わっています。広報業務では、会社の取り組みやサービスについてプレスリリースを作成し、外部への情報発信を行っています。アイードのサービスや活動を分かりやすく伝えることで、より多くの方に関心を持っていただくことを意識しています。
営業面では、単にサービスを提案するのではなく、顧客様が抱えている課題を深く理解して、アイードのサービスをどのように活かせるかを一緒に考えることを大切にしています。システムの提供だけでなく、運用面のサポートにも関わっていますね。
英語教育に関するコンテンツ制作のサポートでは、コンテンツ内容の確認や監修を担当しています。英語講師としての経験を活かしながら、学習者にとって分かりやすく、教育的にも適切な内容になっているかという視点でチェックしています。
一つの業務に限らず、さまざまな立場からサービスづくりに関われる点が、この仕事の面白さだと感じています。小さな組織だからこそ、担当業務の枠にとらわれず、自分の強みや経験を活かして提案や改善に関われるところにも魅力があります。
Q3. アイード株式会社はどんな会社だと思いますか。
現場目線を大切にしながらサービスをつくり続けている会社だと感じています。これまで学校や教育機関向けのサービスを中心に、学習者の学びやすさだけでなく、指導者や運営者の負担にも目を向けてきました。教材作成や採点、管理業務など、教育現場には意外と多くの見えにくい業務があります。そうした負担をICTの力で効率化し、教育に関わる人たちが本来の役割により集中できる環境をつくるソリューションを届けたい、という思いをチームメンバー全員が持っていると感じていますね。
社内は比較的少人数の組織で、20代〜30代のメンバーが中心ということもあり、立場に関係なく意見を出し合えるフラットな雰囲気があります。部署の垣根を越えて相談したり、アイデアを共有したりすることも多く、チームでサービスをつくっているという実感がありますね。
また、経験や知識が十分でなくても、好奇心や挑戦心を持って行動すれば成長できる環境があると感じています。実際に、新しく入社したメンバーも、経験を重ねる中で自ら調べたり考えたりしながら、主体的に答えを見つけようとする姿勢が育っていくように感じます。
併せて会社の納会では社員の子供たちも参加して盛り上がったり、会社のある神楽坂のお祭りで阿波踊りに参加するメンバーを応援に行ったりと、アットホームな雰囲気もあります。仕事だけでなく、それぞれの生活や家族も大切にしながら働ける環境だと思います。
Q4. 現在力を入れている業務や関心のあることは何ですか。
最近は、生成AIなどの新しい技術を活用した教育コンテンツの改善に力を入れています。生成AIの急速な進歩によって、教育サービスの進化スピードはこれまで以上に早くなっていますし、ユーザーが求めるサービスのクオリティや提供スピードへの期待も高まっていると感じますね。
その中で、英語教育コンテンツのクオリティだけでなく、コンテンツの幅や提供スピードもさらに高めていくことが重要だと考えています。もちろん、単に試験に合格するための教材ではなく、学習者が英語を通して自分の考えを表現できるようになる、生きた英語を身につける教育につながるコンテンツを提供していきたいという思いは変わりません。最先端の技術を取り入れながら、教育としての価値もしっかり担保したサービスをつくっていくことに、とても関心を持っています。
Q5. 日本の英語教育において、何を実現していきたいと考えていますか。
子どもたちが「英語って楽しい」と思える経験を増やしていきたいと考えています。そのために、英語教育のコンテンツやサービスづくりに関わりながら、学ぶ楽しさを実感できる環境を広げていきたいです。特にAIなど新しい技術も活用しながら、教育としての価値を大切にした取り組みを形にしていきたいと思っています。
英語は日本では「科目」として扱われることが多いですが、本来は人と人をつなぐ「言語」ですよね。英語というツールを持つことで世界中の人とつながり、自分の未来の可能性も広げられます。私は、英語は「好きと思えたら勝ち」だと思っています。好きなものは自然ともっとやりたくなるものですし、「できた」という実感を持てることが、英語を好きになる一番の近道だと感じています。だからこそ、子どもたちが「できた」と感じられる瞬間を積み重ねられるような学びの仕組みを、教育の中で広げていきたいと思っています。アイードでは、入社時の知識や経験を重視するというよりも、志を同じくし、意欲を持って挑戦できるかどうかを大切にしています。そうした仲間と一緒に、日本の英語教育をより良い形で広げていきたいですね。