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プライベートも充実!仲間と製品を作り上げる管理職の働き方

NS・コンピュータサービスでは、新潟×沖縄など拠点の異なるメンバーがチームとなって、人によっては1人で複数のプロジェクトに入り日々の仕事を行っています。

今回は、管理職として各プロジェクトをリードし、活躍している社員の入社のきっかけ、現在に至る業務の変化、プライベートを紹介します!

━斎藤和洋氏 プロフィール(新潟県出身)

  • 2001年3月  東京理科大学 大学院卒業
  • 2001年4月  NS・コンピュータサービス Uターン入社 FAソリューション課配属               (主に検査治具の設計・製造を担当)
  • 2004年    アメリカへ赴任 日本とアメリカのブリッジエンジニアとして従事
  • 2007年    日本へ帰国
  • 2011年    エンベデッドシステム部 係長  バイクのメータのシステム開発担当
  • 2020年-   エンベデッドシステム部 開発第1課 課長  管理職として複数のプロジェクトのマネージメントを行う


ソフトウェア開発、システムエンジニアの響きが「かっこいいな」と感じ、NS・コンピュータサービスへ応募

ー東京理科大学に通っていた斎藤さん。この業界、仕事を志した理由を教えてください。

新潟県にUターンすることは決めていました。大学では機械工学を学んでいましたが、ソフトウェア開発、システムエンジニアの響きがなんとなく「かっこいいな」と感じ、IT企業への道に進むことを決めました。NS・コンピュータサービスは、業務系システム開発組込み技術開発IDCサービスと3つの事業が融合しているITのデパートで、ITのスペシャリストがたくさんいることに魅力を感じました。また、自動車・バイクに関連する事業をしており、日本の産業を支える自動車関連の仕事であれば安定していると判断し入社を決めました。ただ、学生時代にはプログラミングを学んでいなかったので、不安もありました。

ー入社後に初めてプログラムを学んだのですね。

機械工学を専攻していたのでプログラミングは入社して初めて学びました。幸い、NS・コンピュータサービスは教育制度が整っているので苦労はしませんでした。ただ、実際に仕事を始めるとプログラムはあくまでソフトを動かす手段であって、重要なのは要求を実現するために物事を整理するということがわかりました。学生時代に行った、「仮説をもとに実験で得たデータから理論立てて説明を行う」といった卒業論文の経験が、論理的な考え方や第三者に説明する際に役に立ったと感じています。

ー入社後のキャリアについて教えてください。

入社してからは、まずメータを作るための自動検査装置などのWindowsアプリケーションのプログラミングを行いました。プログラミングだけでなく、実際にはんだを使って作業をしていたので、モノづくりを味わった感じでした。日本精機グループではグループ一貫体制でメータを作っているので、メータの設計はもちろんのこと、自動検査装置などの製造ラインまで内製化しています。社内にはハードウェア開発部があるので、わからないことがあった際にはすぐにその道のプロに話を聞くことができ、モノづくりに携わる技術者としては恵まれた環境だと思います。グループ会社は海外にもあり、私自身入社3年目にアメリカに赴任し、日本で作った自動検査装置を現地に設置、壊れたものの修理などの運用を担当しました。その後、帰国してからはバイクのメータの中にあるマイコン制御プログラミングをしています。組込み系ソフトウェア開発という分野です。

ーアメリカに赴任経験があるのですね。詳しく聞かせてください。

入社して3年目、29歳の時に約3年間アメリカに赴任しました。当時私の部署は日本人のいないエンジニア部門だったので、現地エンジニアとコミュニケーションを取るのが初めは大変でしたが、同じ志を持っているメンバーが集まっているので、良い製品を作るやりがいもありました。今でも仕事で息詰まることがあると、アメリカに赴任していた時代を思い出すことで、気分転換になります。アメリカの壮大な大地がそう感じさせるのだと思います。



ニアショア」 沖縄拠点との仕事

ー現在の仕事について教えてください。

バイクのメータ開発に携わっていますが、大きい機種だと約10名のメンバーでプロジェクトが進むこともあります。また、常に並行して3~4つのプロジェクトが進んでいるので、メンバーは新潟だけではなく、同じ県内だと長岡、そして県外の沖縄と拠点の離れたメンバーと仕事をしています。大きなモニターで常時沖縄と接続しており、同じ職場にいるのと変わりません。その中での私の役割はプロジェクトマネジャーですので、自分で実際に何かを作る機会は減ってきているのですが、メンバーが設計したプログラムのレビュー(仕様や機能の誤りや不具合が残っていないかチェックする打ち合わせ)参加やプロジェクト管理を主に行っています。



ー仕事のやりがいは何ですか?

自分の開発した製品がメディアに掲載されたときに喜びを感じます。自分の携わったものが世の中に出ていくのはモノづくりの醍醐味だと思っており、純粋に嬉しいです。特にメータは「人の命を守る道具」だと思っています。メータに表示されることが正確であることは世の中の常識ですので、高い品質が求められます。表示されているものに狂いがあれば法令違反や時に人の命を奪いかねませんから。 スピード表示はもとより、最近の機器は高機能化が進み、車両に装備される様々なセンサーの警告表示がメータに表示されます。メータは、自動車においてもバイクにおいても、人の目に入る重要なものだと考えています。                                       そんな考えから、これからもメンバーと良い製品を作っていきたいです。



ープロジェクトマネジャーとしての面白みを教えてください。

メンバーの育成に面白みを感じています。人を相手にしているので、自分の思いだけでは何ともならないこともありモヤモヤすることもありますが、自分が思う以上にメンバーが活躍している姿を見ると嬉しさを感じます。特に新入社員は我が子の年齢のほうが近く、春先は遠慮気味だったのに、自分から先輩社員に相談している姿を見ると成長したなと、とても微笑ましく見守っています。会社がお休みの時も、ふとした瞬間にメンバーのことを思い出すことも増えてきました。新潟は年に数回大雪になるので、明日はみんな通勤できるかな、とか、今ごろ何をしているかなとか・・・(笑)

チーム力の強化のためのリーダー育成

ーメンバーを大切にしていることが伝わりました。どんなチームにしていきたいですか?

社内外から、「私達のチームに依頼すれば、安心して仕事を任せられる」と思ってもらえるようになりたいです。今よりも対応できる仕事の幅・量を上げて、チーム力を強化していきたいと考えています。そのために、直近の目標としてリーダー育成に力を入れています。

職場の雰囲気

ー現在のチームはどんな雰囲気で仕事をしていますか?

一言でいうと「うるさい・賑やか」です(笑)。一人で仕事はできないので常にコミュニケーションを取りながら仕事をしています。雑談も比較的多いと感じていますが、仕事を円滑にするためにもお互いを知ることがプラスになっているように思います。メンバーは、長岡・新潟・沖縄と各拠点に在籍しているので、ネットのコミュニケーションツールを使用して、お互いの表情を見ながら会話をして仕事を進めています。新潟の寒い時期に沖縄のメンバーが半そでを着て、打ち合わせに参加していると同じ日本でも遠いところにも仲間がいることを実感します。



プライベートではイクメンの一面も

ー休日の過ごし方を教えてください。

娘の部活の応援に行っています。娘とは毎朝同じ電車に乗って、それぞれ通学・通勤をしています。駅までの車中では部活の話はもちろんのこと、学校の出来事や試験の出来栄えの話などをしてコミュニケーションを取っています。お弁当はたまに私が担当する日もあります。

ーお弁当作りをすることもあるのですね

妻が看護師なので、シフトによってはお弁当も作りました。小さいときから娘と過ごす時間は多いです。昔、妻が夜勤の際には、私が娘の髪の毛を結うこともあって「今日はこれでごめん!」と謝り、すごい髪型で通園させたことも良い思い出です。帰社後も娘と同じ電車に乗ることが多いので、一緒にスーパーに寄って夕飯の買い物をします。



ーすごい!イクメンですね。

意外とそうだったのかもですね。NS・コンピュータサービスは女性の育児休業取得率は100%ですが、男性の育児休業取得者も多いです。取得したくても職場の理解が得られないという話はよく聞きますので、職場の理解があるのは良いことだと思います。今は共働きが多い世の中ですし、国の制度がきちんと利用できる環境はありがたいです。時代の流れに沿って様々な制度があることは嬉しいですし、プライベートの充実あって、仕事もはかどります。完全週休2日制や年間休日が多いのも、家族と過ごす時間が増えありがたいですね。

私が考えるNS・コンピュータサービスにマッチする人材

ー働きやすい環境であることが伝わってきました。最後にこの仕事に向いている人を教えてください。

私の考えるNS・コンピュータサービスに向いている人の一つ目は、「自分の考えを他人に伝えることができる人、他人の考えをコミュニケーションの中で引き出すことが得意な人」でしょうか。冒頭にお話ししましたが、複数のチームと並行して仕事をしているので、コミュニケーション能力は重要です。ミスマッチのあるままプロジェクトを遂行しても良い製品はできません。
二つ目は、「失敗を恐れすぎず、新しいことにチャレンジする」というマインドも大事な要素だと思います。そのために、私たち管理職はメンバーが思い切り仕事に取り組めるよう、フォロー体制を整えることにも力を入れています。困っていることを打ち上げられる環境を整え、一人で悩ませないことを心がけていますね。何かあれば自部署だけで解決するのではなく、社員の健康管理を担当する部署につなげられる安心感もあります。
これから就職活動をする方には、事業内容と社風が自分に合っているかを研究してもらい、それがNS・コンピュータサービスとマッチしていると嬉しいです。

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斎藤さん、ありがとうございました。

「かっこいい」という軽い気持ちでIT業界に入った斎藤さんですが、NS・コンピュータサービスで海外赴任を経て、現在は管理職として活躍しています。現在は、若手の育成にも力を入れて新潟のIT業界、自動車業界を盛り上げることを楽しみに仕事をしていました。

 今回の記事を通して、NS・コンピュータサービスの仕事やプライベートを充実させる制度の一部をお話しいただきました。他にも教育制度など、自慢できることがたくさんありますので、今後ご紹介できればと思います。

NS・コンピュータサービスでは現在新卒入社のエントリーを受付中です。

また、キャリア採用も随時行っておりますので興味がありましたら、まずはお気軽に「話を聞きに行きたい」からご連絡ください!

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