SalesNowに人事としてジョインした、根本 茉実(ねもと まみ)。
次の挑戦の場としてなぜSalesNowを選んだのか、今何に取り組んでいるのか、何を想い業務に取り組んでいるのか、インタビュー形式で深掘りました。
根本 茉実
早稲田大学卒業後、株式会社JALカードに新卒入社。入会受付・審査・発行業務などに従事し、パフォーマンス評価で2年連続1位・社長賞を受賞。その後、営業部にて既存会員向けキャンペーン企画やイベント運営を担当。
2018年にパーソルキャリアへ転職。BtoBマーケティングとしてセミナー企画や法人向け販促プロジェクトを担当し、MQL創出を前年比167%に拡大。その後キャリアアドバイザーとして企画・マーケ領域の若手〜ミドルハイクラスを幅広く支援し、担当候補者の内定承諾率 70%超を継続達成。
その後、SalesNowへ1人目人事としてジョイン。採用戦略の構築から組織・カルチャーづくりまで幅広く担う。
#SalesNowではたらくひと とは
SalesNowで働く人へのインタビューシリーズです。
SalesNowに入る前までのキャリア、なぜSalesNowにジョインしたのか、今何を思い仕事に取り組んでいるのか、入社後に気付いたSalesNowの魅力などをインタビュー形式で深掘っていきます。
想定読者
・裁量を持って挑戦できる場を求めている方
・大手からスタートアップにチャレンジしたい方
・熱量高く仕事に取り組みたい女性の方
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お客様からの感謝の手紙も、社長賞・MVPも—全部“真摯に向き合う”を貫いた結果でした。
入社前のキャリアについて教えてください。
早稲田大学卒業後、株式会社JALカードに新卒入社しました。最初の配属部署では、カードの入会受付や審査、発行業務を担当していました。お客様に真摯に向き合う姿勢を大切にしており、パフォーマンス評価で2年連続1位を獲得。留学を控えたお客様へ急ぎの発行対応を行い、感謝の手紙や社長賞をいただけたことは大きな経験でした。
その後は営業部に異動し、既存会員向けキャンペーンや、パイロットや客室乗務員を招いたイベントなども企画。「どうすればもっと喜んでいただけるか」を常に考えて取り組んでいました。しかし、大手企業の中で自分の貢献が見えづらくなり、4年目に転職を決意しました。
次に選んだのは人材業界で、パーソルキャリアへ入社。最初は「doda」のBtoBマーケティングで法人向けセミナーの企画・集客を担当し、数値と向き合うマーケティングの面白さを感じました。その後、社内公募でキャリアアドバイザーへ異動し、求職者に本当に合う求人を届けることを重視。承諾率はチーム平均の1.4倍、目標達成率150%を記録しました。
4年半の経験を通じて、個人のキャリア支援だけでなく「事業成長の中心にある組織づくりにも関わりたい」という思いが強まり、次の環境へ進む決意をしました。
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2倍・3倍に成長する会社の真ん中で、自分の力が試せるフェーズに惹かれました。
その中でSalesNowに入った理由・決め手は何でしたか?
転職活動の中で一番重視していたのは、自分の力を発揮しながら成長できる環境かどうかでした。SalesNowでは「1人目人事」というポジションでの募集で、採用だけでなく、将来的には組織づくりまで任せたいと言っていただけたことが非常に大きかったです。複数社から内定をいただいていたのですが、その中でもSalesNowが一番、自分に負荷をかけて成長していけると感じました。
また、事業や経営陣への共感も強い決め手になりました。私はこれまでの経験を通して、誰かの背中を支えることが自分の強みだと認識しています。選考を通じて経営陣のビジョンを伺っているうちに、「この人たちを後ろから支えたい」と自然と思えました。さらに、SalesNowのミッションである「誰もが活躍できる仕組みを作る」という考え方は、自分自身のキャリアへの想いとも深く重なりました。
加えて、スタートアップとしての成長角度にも魅力を感じていました。前職までは大手企業にいたこともあり、会社が大きくなっていく過程を自分の目で見たいという思いがありました。代表の村岡さんから、これから人員を2倍、3倍に増やしていく計画を聞いたとき、その成長フェーズに自分が貢献できるイメージが明確に湧きました。採用が進むことで売上にも直結する――その構造も、自分の仕事の成果を感じられる環境として魅力でした。
働き方の面でもSalesNowには魅力が多くありました。フルフレックス・リモートの文化がしっかり根付いていて、今後ライフイベントがあっても柔軟に働ける安心感がありました。オンラインコミュニケーションもスムーズで、組織としての風通しのよさも感じられました。当時は女性の正社員が数名しかいなかったのですが、「女性だから」という扱いは全くなく、選考を通じて常にフラットに見ていただけている感覚があったことも前向きな判断材料でした。さらに、この規模のスタートアップで「Female休暇」が導入されていたのも驚きで、細やかな配慮が行き届いていると感じました。
とはいえ、入社前には少し不安もありました。代表の村岡さんには2回も「本当に私で大丈夫ですか?」と確認してしまったほどです(笑)。また、入社前に営業の中嶋さんとお話しした際、「これで最後になるのは嫌です」と真っすぐな目で言われたことが強く心に残っています。自分を必要としてくれていると実感できた瞬間でした。
最終的に背中を押してくれたのは、ロジックではなく直感でした。「この人たちと働きたい」と心から思えた。それが、SalesNowに飛び込む決断につながりました。
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1人目人事として、任される“幅”も成長する“速さ”も想像以上でした。
現在の役割や業務内容はいかがでしょうか?
1人目の採用人事として、採用計画の達成にコミットすることが私のミッションです。求人票の作成、カジュアル面談、一次面接、オファーレター作成、採用コスト管理、RPOマネジメントまで、採用に関わる業務を一通り担当しています。入社時に期待されていた役割は、まさに中途採用体制の立ち上げでした。
その中でも特に力を入れているのが、母集団形成です。採用媒体の新規導入やスカウト媒体の立ち上げ、そして求人票のゼロからの再作成など、採用の入口となる部分を徹底的に見直してきました。
また、採用コストの可視化や予算管理体制の整備にも取り組みました。入社当初は運用が曖昧だった部分も多かったのですが、一つずつ仕組み化し、数字で管理できる状態にしていきました。入社直後からここまで任せてもらえるとは思っておらず、「こんなに裁量を持って動いていいんだ」と驚いたほどです。想像以上に、任せてもらえる環境が整っていると実感しています。
1人目としての面白さは、単に採用業務をこなすだけではなく、自分の意思で領域を広げていけることだと思います。代表の村岡さんとは週次で1on1を実施しており、経営が何を考え、どこを目指しているのかを肌で感じながら、一緒に人事組織をつくり上げていける環境があります。経営に近い距離で、組織づくりの基盤を築いていけるのは、このフェーズならではの醍醐味だと感じています。
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自分より優秀な人を採る—本気でそう思っている人たちばかりだから、組織が強くなるんです。
入って感じるSalesNowの魅力はいかがでしょうか?
まず強く感じているのは、全員が“自立と信頼”を前提に働いている組織だということです。誰もがコト志向で、「事業や会社を良くする」という一点にベクトルが向いています。だからこそ、所属する領域に縛られず、必要とあれば自然に協力し合う文化があります。また、メンバー全員が“自分より優秀な人を採る”という意識を持っており、リファラルで紹介する際にもフラットに評価してもらいたいと考えているのが印象的です。
加えて、“全員人事”というカルチャーが本当に根付いていることにも驚きました。採用を人事だけの仕事と捉えず、ビジネスもプロダクトも全員が「自分たちの組織をつくる当事者」というスタンスでいてくれています。行動指針にも掲げられている通り、採用は全社一体で取り組むものという考えが徹底されています。その結果、リファラルや直応募の比率は50%を超え、効率的な採用が実現できています。数字としても“全員人事”が体現されていると感じます。
そして、メンバーの“人柄の良さ”も大きな魅力です。入社初日に山本さんから「SalesNowはグリフィンドールだよ」と言われたのですが、入社2日で全員と1on1をした際、本当に優しく誠実な方ばかりで、その意味がすぐに理解できました。
また、意見がしっかり受け止められる環境であることも強く感じています。反対意見が歓迎され、対話や議論が推奨される姿勢は組織の強さそのものだと思います。実際に、経営陣2名が内定を出そうとしていた候補者がいたのですが、私から「カルチャーフィットしないと思います」と意見を伝えたところ、その意見が真剣に受け止められ、最終的に内定を出さない判断になりました。こうした意思決定の透明性と対話の文化は、スタートアップとして非常に健全だと感じます。
さらに、仕事とプライベートの両立が自然に成立している点もSalesNowの魅力です。正社員のうち約65%が子育て中で、この半年で女性メンバーも3倍に増えました。男女問わず、育児も仕事も全力で取り組んでいるメンバーばかりです。夕方の時間帯はいったん退席してお迎えやご飯・お風呂を済ませ、その後また働くというスタイルが一般的で、カレンダーにも「お迎え」などの予定が普通にオープンにされています。こうした生活を“隠さない文化”は、安心して働ける環境そのものだと思います。
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懇親会での一枚。
SalesNowの未来をつくる採用を。
再現性と熱量、どちらも両立させていきたい。
今後の目標について教えてください!
まずは、採用を“再現性のある仕組み”として確立していくことを一番のテーマにしています。採用は属人的に頑張るだけでは限界がありますし、事業の成長スピードに合わせて拡張していける仕組みが必要です。勝ちパターンをきちんと仕組み化し、採用自体を事業成長のドライバーにしていきたいと考えています。
その中でも今注力しているのは、自己応募とリファラルの強化です。採用組織として資本効率を意識しつつ、優秀な人がさらに優秀な人を連れてくる好循環をつくりたいと思っています。これはSalesNowのカルチャーを考えても実現可能性が高いと感じており、持続的な採用戦略の軸にしていきたい領域です。
また、SalesNowの魅力を世の中にもっと発信していくことも大きなチャレンジだと思っています。採用市場で“自然と入りたいと思ってもらえる会社”になるくらい、認知もプレゼンスも高めていきたい。採用広報として、ミートアップなどの施策にも積極的に取り組んでいく予定です。
個人としては、メンバーが何かあった時に「まず根本さんに相談しよう」と思ってもらえる存在になりたいです。誰かの背中を支えることが自分の強みでもあるので、相談しやすい環境づくりや関係性づくりにも引き続き取り組んでいきます。
そしてもう一つ、女性としてキャリアを築きながら、採用だけでなく組織づくり・カルチャーづくりにも深く関わっていきたいという思いがあります。SalesNowは成長フェーズの真ん中にある会社だからこそ、組織や文化に大きく影響を与えられるタイミングです。ここでの経験を活かして、より良い会社の土台づくりに貢献していきたいです。
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主体的に動ける人には、無限に機会が転がっている。それがSalesNowの面白さです。
SalesNowには、どんな方が向いていると思いますか?
一言でいえば、自分で機会を取りにいける人だと思います。SalesNowはまだ成長途中の会社で、整っていない部分や仕組みが未完成の部分も多くあります。だからこそ、「決まった仕事が降りてくるのを待つ」のではなく、自分から仕事や機会をつくりにいける人が活躍できる環境です。
「あれがない」「これがない」と足りないものを指摘するより、まずは自分で手を動かしてみる姿勢が大切です。これまでの経験や固定観念を一度アンラーニングしながら、謙虚に行動して改善していける人が向いていると思います。
また、SalesNowではセルフマネジメントも重要です。目的から逆算して動き、必要なタイミングで自ら手を挙げることができれば、あとはどうとでもなる環境だと感じています。成長フェーズだからこそ、主体性がそのままインパクトに変わります。
そして何より、変化を楽しめる人が向いています。会社の変化も、自分自身の変化も一緒に楽しみながら進める人。そんな人にとって、SalesNowはきっと大きな成長の舞台になるはずです。
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ビジネスチームとの一枚。気軽に話せる距離感が魅力。
いまの一歩が未来のSalesNowをつくる—その瞬間を一緒に楽しめる人に来てほしいです。
最後にメッセージはありますか?
SalesNowは、まだまだ発展途上の組織です。まさに現在進行形で変化し続けている環境なので、その変化をポジティブに楽しめる方が向いていると思います。そして、今の私たち一人ひとりの行動や選択が、そのまま未来のSalesNowの仕組みをつくっていく。そんなフェーズだからこそ、やりがいはとても大きいです。
もちろん、完璧な安心や安定を求めると戸惑う場面もあるかもしれません。ただ、それ以上にスタートアップならではの成長スピードや、会社が大きくなっていく瞬間を自分の手でつくっていく面白さがあります。そうした環境を楽しめる方に、ぜひ一度カジュアル面談に来ていただきたいです。
行動指針にもある「熱量は全てを凌駕する」という言葉は、私自身とても大切にしている価値観です。熱量を持って飛び込める方であれば、SalesNowでは必ず活躍できると思います。
カジュアル面談は、できるだけフラットにお話ししたいと思っています。
ぜひお気軽に会いに来てください!
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