Q. まずは簡単にご経歴を教えてください。
富山県出身で、大学は名古屋で学びました。卒業後は約12〜13年間、家庭教師を中心に仕事をしてきました。主に英語・数学・物理といった理系科目を中心に指導しつつ、国語や社会も教えてきました。中学生から高校3年生の受験生までを幅広く担当し、それぞれの学年や個性に合わせた指導を心がていました。
Q. なぜ就職ではなく、家庭教師という働き方を選んだのですか?
自分の受験経験を活かせる仕事だと感じたこと、そして自由に働ける時間の融通が利く点に魅力を感じたからです。受験の「攻略法」を考えるのが好きで、生徒の理解を深めるために教材の傾向分析や出題意図を読むことにもやりがいを感じていました。
Q. 家庭教師の仕事から離れた理由は?
年々試験内容が複雑化し、対策にかかる時間が増える一方、対象となる子どもたちとの年齢差が広がる中で、感覚のずれや限界も感じるようになりました。また、少子化による需要の減少や、学習以前の課題(生活習慣や家庭環境)への対応にエネルギーを割くことが増え、週1〜2回の関わりでは解決が難しいと実感したからです。
Q. エンパイアステートに関わるようになった経緯は?
元々はママワークスで仕事を探していたところ、エンパイアからスカウトメールをいただいたのがきっかけです。ちょうど前職が契約終了となり、次を探していたタイミングでもありました。メールの文面には「これまでのキャリアを拝見してご連絡しました」と書かれていて、なぜ自分が選ばれたのか気になったのも正直なところです。
Q. 現在の働き方について教えてください。
週3日をベースに、クライアント企業へのアポイント獲得に向けたテレアポ業務を行っています。状況によって週2〜4日になることもあります。他社でも家電業務を少しだけ並行していますが、メインはエンパイアステートでの仕事です。
Q. テレアポで難しさを感じるのはどんな場面ですか?
相手の断り文句にどう対応するか、切り返しの部分がまだまだ課題です。かけること自体には抵抗はないのですが、会話の流れを読み、粘り強く提案するスキルは日々学んでいるところです。
Q. テレアポ業務の中で楽しいと感じることは?
少ないながらも、サービスを必要としている方に出会えたときです。アポが取れたときは「必要な人に届ける役割を果たせた」と感じられ、やりがいがあります。また、「こう言われたらこう返す」といった“攻略”を考えるプロセスも、自分には合っていると思います。
Q. 営業経験は元々ありましたか?
いえ、営業としてのキャリアはこれが初めてです。ただ、対面で人と接する仕事(例えば中古車販売など)はしていたので、その経験が今に活きていると思います。電話営業を始めたきっかけは、寒さに弱い妻の体調の問題で、2024年にフィリピン・マニラへ移住したこと。移住前に現地在住の日本人の方から「電話営業で生計を立てている」と教わり、自分も挑戦することにしました。
Q. フィリピン生活はどうですか?
気候が温暖で、生活のペースが日本よりゆるやかです。言語面の壁はありますが、「こんな社会もあるんだ」と文化の違いを楽しんでいます。まだ話す力は十分ではないので、今後はもう少し余裕をもって語学学習にも取り組みたいです。
Q. エンパイアステートで働く魅力は?
営業支援会社としての記録の取り方や、フィードバックの仕組みがとても丁寧で体系的だと感じています。二重記録の仕組みや、レポート・チャットでのやり取りなどが非常に整理されており、振り返りの精度も上がります。また、社員・業務委託の垣根なく意見を聞いてくれる会社で、知識や経験を活かせる場面を作ってくださるのもありがたいです。
Q. エンパイアで働く人たちの印象は?
新しいことに前向きで、謙虚に意見を求める姿勢が強く印象に残っています。役職や立場に関係なく、フラットで風通しのよい組織だと感じます。
Q. どんな人がエンパイアに向いていると思いますか?
自分から考えて動ける方、アイデアを形にしたいという意欲のある方ですね。言われたことだけをこなすというより、自分なりの工夫や意見を持っている方の方が、やりがいを持って働ける環境だと思います。
Q. 最後に、どんな人にエンパイアでの仕事を勧めたいですか?
海外在住の方や、地方に住んでいて出勤が難しい方には特におすすめです。営業経験がある方はもちろん、私のように未経験でも「チャレンジしてみたい」という意欲があれば活躍できる環境があります。サポート体制も整っているので、やる気のある方にはぜひ挑戦していただきたいです。