「熱量ある人が一歩踏み出す場づくりをしたい。」
学生インターンをきっかけにスタートアップに飛び込んだ吉﨑は、約7年半、10名から300名へと組織が成長する過程を駆け抜けてきました。2026年2月にNEL株式会社に入社し、「個の熱量が連鎖し、経済が動く仕組み」を広報PRの力で社会に根付かせる挑戦を始めています。スタートアップで感じてきた成長の手触りと、NELで実現したい未来を聞きました。
▼プロフィール
吉﨑 唯(よしざき・ゆい)
2018年に株式会社Micoへ学生インターンとして参画し、2019年に新卒入社。約7年半にわたり、マーケティング・広報領域を中心に従事。2026年2月、NEL株式会社に一人目のPR担当として入社し、広報部門の立ち上げを推進。
共感だけでは事業は続かない。「人を動かす力」を求めて、スタートアップへ
──新卒から一貫してスタートアップでキャリアを築いていますが、その原点は何だったのですか。
吉﨑:学生時代は地域活性化に関心があり、街づくり活動に熱を注いでいました。特に印象深いのは、NPO法人で住民主体の地域づくりを目的としたボランティアセンターの運営事業に携わっていたときです。
街の人同士がつながり、誰かの役に立つことで表情が変わる。その瞬間を目の当たりにするのがたまらなく好きだったんです。「人と人がつながり、主体的に行動を起こす場づくり」に面白さを感じていました。
しかし、あるとき補助金の申請に落選したことで事業資金が尽き、活動を制限せざるを得なくなりました。それがすごく悔しくて。
「街づくりをしている」と話せば、みなさん「いいね」「素敵だね」と言って応援してくださる。でも、活動を続けるためのお金を直接払ってくれる人はいなかった。それは、自分たちが応援の気持ちを行動に変える仕組みを作れなかったからだと気づきました。
共感だけでは事業は続かない。人を動かし、お金がめぐる仕組みを作る力が必要だーーそう痛感したんです。
スタートアップの醍醐味は、誰もが事業づくりに深く入り込めること
──そこからスタートアップの世界に飛び込んだきっかけは何でしたか。
吉﨑:力不足を感じてビジネス経験を積みたいと考えていた頃、大学の先輩からスタートアップの長期インターンを紹介してもらいました。当時社員10名ほどの組織で、経験もスキルもない私でも戦力として期待されました。そして参画直後から、メディア事業の立ち上げを任されていただけることに。
正直、自分がやり遂げられる自信はありませんでした。でも、事業づくりを実践できる絶好の機会だと思い、必死で食らいついたんです。
失敗すれば会社全体に迷惑がかかるプレッシャーの中、見様見真似でスプレッドシートに運用計画と予算表を作ってはフィードバックをもらい、日々改善を繰り返す。多忙な社長と少しでも話す時間をつくりたくて、毎朝7時に出社してアドバイスをもらっていました。
しばらく続けていると、手探りながらも少しずつできることが増え、成果がついてくる手触り感を覚えました。そして、年次・経験に関係なく、事業を一から立ち上げ、スケールさせる過程に深く入り込めるのは、スタートアップの醍醐味だと感じるようになりました。
半年間の長期インターンを経て、新卒入社を決め、7年半を駆け抜けました。社員番号12番で入社した企業は、今や300名規模に拡大。私の役割もメディア事業から採用、マーケティング、広報へと横幅を広げていきました。
──さまざまな役割を経験した上で、広報がキャリアの軸となった経緯を聞かせてください。
吉﨑:直近3年はマーケティングと広報PRを兼務する中で「施策は増えているのに、成果が安定しない」という壁にぶつかりました。
チームの人数は倍になり、施策量も倍以上に増えているのに、成果の伸びは鈍くなっている。その理由は「今すぐ買いたい人」にアプローチし尽くしたからだと考えていました。
悩みや課題を自覚している人に認知を広げるだけでは、事業の伸びはいつか頭打ちになる。持続的な成長には、まだ見つけていない顧客ニーズを発掘し、需要を広げることが大切と思ったんです。
広報PRは、まさに需要そのものをつくる仕事です。生活者自身もまだ気づいていない欲求を発見して、言語化することで、事業の追い風をつくることができます。また、投資家、顧客、ユーザーといった方々と信頼関係を築き、「応援したい」と自発的に動いていただく土壌をつくる役割を担っています。
持続可能な事業成長に欠かせないと思い、今後のキャリアの重心を広報PRに置きたいと考えるようになりました。
熱量ある人が個性を発揮し活躍できる場をつくりたい
──成長しているベンチャーでキャリアを築いてきた吉﨑さんが、なぜキャリアチェンジを決めたのでしょうか。
吉﨑:前職が300名規模に成長し、組織の階層が増える中で、一定やり切った感覚がありました。そして、「自分は何のために仕事をしているのか」という問いに今一度立ち返り、学生時代に熱中していた街づくりのことを思い出しました。
「やっぱり私は、人と人がつながり、行動を変えるきっかけを生む場づくりがしたい。人生でもう一度熱狂したい。」と思い、キャリアチェンジに踏み切りました。
──NELを選んだ決め手は何でしょうか。
吉﨑:代表の西田さんの「個人の熱量を経済価値へ転換させる」構想です。最終面接でお話を聞きながら、自然と体温が上がるのを感じました。
広報PRでNELを成長させることが、osinaを通じて"推し買い"という新しい仕事を生み出す。それにより個人が輝き、経済が活性化していく。
学生時代に関わった街づくりで経験した「人がつながり、新たな行動が生まれ、街全体に広がる過程」を、今度はビジネスとして持続可能な形で実現できると思いました。自分がやってきたこと全てが、一本の線でつながる感覚を覚えました。
──改めて、今後NELで成し遂げたいことを教えてください。
吉﨑:熱量ある人が一歩を踏み出す場づくりをしたいと思っています。
osinaが広がれば、フォロワー数や肩書きではなく、「好き」への熱量が評価される世界に近づきます。そうなれば、今まで見過ごされてきた個性に光をあて、強みを発揮して活躍できる場が生まれるはず。
NELで自分自身が熱狂しながら、誰かの人生を変えるきっかけを生み出せるよう、力を尽くしたいと思っています。
採用について
NELでは採用を中心に強化しています。「熱狂が循環する世界をつくる」というビジョンに共感いただける方は、ぜひ下記の採用ページよりご応募ください。
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