NEL株式会社の募集・採用・募集条件 - Wantedly
NEL株式会社の新卒・中途・インターンの募集が26件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
https://www.wantedly.com/companies/company_9546258/projects
SNSマーケティングや、クリエイター育成プラットフォーム「osina」を運営している、NEL株式会社代表の西田です。
SNSや「推し」という領域は、ときに軽視されたり、「時間の無駄だ」と語られることもあります。
けれど僕は、そこにこそ、これからの社会を動かす変化の兆しがあると感じています。
今回は、SNSや「推し」という時代の最前線に向き合う会社を経営する中で感じてきた、次なる時代の加速感について書いていきたいと思います。
無数のモノサシ
なぜ界隈は加速しているのか?
居場所としての界隈
熱量が、まだ還元されていない
熱狂が循環する世界をつくる
なぜビジョンを変えたのか?
流れを変え、川をつくり、大海をつくる
熱狂しませんか?
▼NEL社に興味を持った方へ
NELは、気づけば4年以上にわたりSNS領域で事業を続けてきました。
その中で強く感じているのは、「正解」がある世界から、「最適解」が無数に存在する世界への移行が、急速に進んでいるということです。
少し前までは、「言わずもがな」の「あれ」を選んでおけば、大きく外すことはありませんでした。
良いとされる化粧品やブランド、おもしろい番組には、誰もが知る共通の基準が存在していたように思います。
しかし今では、良い化粧品も、好きなブランドも、面白い番組も、人によってまったく異なります。
名前を聞いても分からないもののほうが多い、という感覚を持つ人も少なくないでしょう。
何かを選ぶ基準も人それぞれで、統一的なモノサシは、もはや存在していません。
つまり、価値基準=モノサシが無数に存在し、それぞれのモノサシを共有するコミュニティの中で、「正解らしきもの」が育まれている。
それが、いわゆる「界隈」と呼ばれるものです。
この流れが加速している理由は、いくつかあります。
ひとつは、SNSの構造です。
いいね、再生数、フォロワー数。
これらの指標によって、共感や反応が可視化され、ドーパミン報酬として即座に返ってくる。
一度いいねしたコンテンツに近いものが、次々と表示されることで、界隈ごとの価値観はさらに強化されていきます。
もうひとつは、社会の構造です。
日本は長期的に見て、経済成長が非常に緩やかな状態が続いています。
直近5年平均の実質成長率は、ほぼゼロに近い水準です。(OECD)
さらに、物価は上昇している一方で、実質賃金は伸び悩み、「頑張っても豊かになりにくい」という感覚が、多くの人の実感として存在しています。日本・インフラ研究所+1
所得格差も無視できません。
平均との差ではなく、「上と下の距離」が可視化されることで、社会の体感はよりシビアなものになっています。OECD
相対的貧困率も一定の水準で存在し、「一部の人だけが苦しい」というより、苦しさが社会の中で常態化していることが数字からも見えてきます。厚生労働省
SNSによって情報はフラットに流通するようになった一方で、社会の構造そのものは、必ずしもフラットになっていない。むしろヒエラルキーや階層は増幅しているとも言える。
成長も実感しにくい中で、「努力は報われるのか」「何を信じて進めばいいのか」と迷う人が増えるのは、自然なことだと思います。
そうした時代背景の中で、人は「自分は何が好きなのか」「どこに力を注ぎたいのか」を、簡単には定められなくなっています。
実際、採用面談などを通じて、最初から強烈な意志を持っている人ばかりではないと感じています。また一方で、貢献意欲が高い人、「もっと貢献しなければ」と悩んでいる人が多い印象を持っています。
これは、多くの人が、自分なりの関わり方や役割を真剣に探しているということです。
見返りが約束されない社会の中で、同じ価値観や感性、好きなものを共有できるコミュニティに惹かれる。
その中で、少し先の憧れの姿や、自分も目指せそうなロールモデルを見つける。
それは逃げではなく、人が前に進むための、とても健全な営みだと僕は思っています。
正解は一つではなく、それぞれのコミュニティに、それぞれの心地よい基準=モノサシがある。
界隈時代とは、多様な価値観が並び立ち、人が自分なりの居場所を見つけていく時代なのだと思います。
そして界隈の中には、愛情や熱量といった、まだ十分に社会で測定されていない価値が、確かに存在しています。
SNS上の界隈やコミュニティに対して、「考える力が落ちる」「時間の無駄」「バカが増える」といった警鐘を鳴らす人がいます。
そうした指摘が生まれる背景も、理解できなくはありません。
ただ僕は、その見方だけでは本質を見落としてしまうのではないかと感じています。
この枯れていく時代に、それでも人生を楽しみ前向きに生きるために居場所を見つける。
一人ひとりが抱くその想いそのものが、社会や経済を動かし得るエネルギーだと、僕は考えています。
課題は、その愛情や熱量が、個人やコミュニティの内側に留まり、社会的・経済的な価値として十分に循環していないことです。
SNSでは、界隈ごとに「良い」とされる商品やサービスが存在し、それを純粋な想いで発信すると、多くの共感や反応が生まれます。
しかし、その価値の多くは、外資SNSプラットフォーム側に蓄積され、発信した本人や界隈そのものには、十分に還元されているとは言えません。
もし、「好き」という感情や、界隈内で生まれる共感の連鎖が、きちんと社会や経済に接続されたとしたらどうでしょうか。
それは、一部の人だけの話ではなく、多くの人が実感できる、新しい経済の基盤になり得るはずです。
界隈やコミュニティが持つ熱量、一人ひとりの「好き」という感情や熱狂が、正しく価値として扱われ、経済を生み、循環していく。
もしそれが実現すれば、界隈は「消費される場」ではなく、日本経済を内側から支え、変えていく存在になり得ると、僕は本気で思っています。
まだ形の決まった未来ではありません。
けれど、確かに存在し、誰もが感じている価値。
それこそが、今、私たちが挑戦しているテーマです。
NELはこの度、「熱狂が循環する世界をつくる」というビジョンを策定しました。
現在のSNS市場では、本当に商品やサービスを愛用しているかどうかに関わらず、フォロワー数や再生数といった“影響力”だけで評価や報酬が決まる構造があります。
その結果、熱量や愛用といった本質的な価値が、正当に評価されにくくなっています。
NELが目指すのは、その構造を根本から変えることです。
「愛用していること」そのものが価値となり、評価され、仕事につながる世界。
本当に好きだから語る。
使い続けているから説得力がある。
その熱狂が、可視化され、評価され、仕事になり、次の機会につながっていく。
そのためには、クリエイター個人だけでなく、界隈やコミュニティ全体の価値を、社会に還元する仕組みが重要だと考えています。
NELは、影響力ではなく、愛用と熱狂が正当に報われる経済圏をつくることで、人の「好き」が、世界を前に動かす原動力になる未来を実現したいと思っています。
そしてそれは、日本の貧困化問題の解決にまでつながると、僕は信じています。
もともとNELは、「産業革命の中心を、ここに。」というパーパスのもと、リテール産業にアプローチしてきました。
流通や購買の構造を変えることで、産業そのものを前に進めていく。そんな想いを持っていました。
しかし事業を進める中で、僕たちが日々向き合ってきたのは、商品や流通そのもの以上に、
「界隈」や、その中に居場所を見出している一人ひとりの個人が持つ熱量でした。
同じものを愛し、語り合い、支え合うコミュニティ。
そこに生まれる憧れや「好き」という感情が、確かに人を動かし、人生を前に進めている。
その力に触れるたびに、このポテンシャルは、リテールという一つの産業の枠に留めるべきものではない、と感じるようになりました。
もっと広く、もっと多くの人に届けるべき価値なのではないか。
そう考えるようになったことが、今回のビジョン策定の大きな起点です。
そしてこの判断には、経営者としてだけでなく、僕個人の人生観も強く影響しています。
それについても触れておきたいと思います。
これまで十分に流れてこなかったお金・時間・人・情報といったキャピタルが、NELという存在を通じて流れを持ち、新しい川となり、やがて大きな海へと広がっていく。そんな状態を実現したいと考えています。
例えば、YouTuberのように、何か特別な資格があったから仕事として認められたわけではなく、自らの「好き」や「楽しい」という感情が価値となり、仕事へと変わってきた例があります。
この20年を振り返ると、変わらずパワーは「個」に流れ続けており、社会は縦のレイヤー構造から、より横にフラットで、凹凸が許容される形へと移行してきました。
これは機会の平等が広がった一方で、依然としてスキルや経歴がなければ機会が巡ってこない側面も持ち合わせています。
生まれたときの初期条件に関わらず、「誰でも、何にでもなれる自由がある」と、世界中の人が本気で信じられる社会をつくりたい。僕はそう思っています。
とはいえ、変わることは決して簡単ではなく、社会もそう簡単には変わりません。
だからこそ、これからますます重要になるのは「人の熱狂」だと思っています。
僕自身、たった一人のクリエイターとの出会いによって人生が変わり、会社も変わりました。
熱狂は、お金で買えるものではありません。
この熱狂に“流れ”を生み出すことこそが、NELで実現したいことです。
こうした会社をつくることができれば、誰かにとっての夢や希望となる存在になれるはずです。
そして、その過程で生まれる「人」「仕組み」「思想」は、これから先も長く残り続け、未来にとって価値ある会社を形づくると考えています。
だからこそ、今回NELを再定義し、社会との接点を広げていくことを決めました。
熱狂が循環する世界をつくる。
これが、NELが、そして僕が目指していくビジョンです。
これまで長々とつらつらと書いてまいりましたが、こんな世界を実現するためにはまだまだやるべきこともたくさんあります。
2026年もきっと多くの苦難に立ち向かうことになると思いますが、そんな道を一緒に歩んでいける人たちを待っております。
「熱狂が循環する世界をつくる」というビジョンに共感いただける方は、ぜひ、下記の採用ページよりご応募ください。
NEL株式会社では一緒に働いていただけるメンバーを募集しています。
選考意思は不問、まずはカジュアル面談からでも大歓迎です。少し話を聞いてみたい方も、お気軽にエントリーください!