【代表インタビュー】「世界中に眠るまだ動いていない可能性を動かす」というLIVの原点。
100名規模の会社を率いる経営者も、最初から順風満帆だったわけではありません。
かつて100名いた会社で99名の社員が離れ、ゼロから会社を立て直した過去。
その経験を経て誕生したのが、株式会社LIVです。
今回は代表・小山内彰彦に、創業の背景や、何度も失敗を経験したからこそ見えた景色、そしてLIVが目指す未来について話を聞きました。
「世界中に眠るまだ動いていない可能性を動かす。」
この言葉に込められた想いを、ぜひ最後までご覧ください。
登場人物
小山内 彰彦|代表取締役社長
18歳で初めて起業。
広告代理店事業など複数の事業を経験した後、株式会社LIVを創業。
現在は約200名規模の組織を率いながら、「世界中に眠るまだ動いていない可能性を動かす」というパーパスの実現に挑み続けています。
ーーーーーまずは、LIVを創業したきっかけと「社名の由来」について教えてください!
実はLIVは最初、化粧品メーカーをつくるために立ち上げた会社でした。
D2Cブランドとして、まつ毛美容液を販売するところからスタートしたんです。
会社名の「LIV」は、「生命として生きる」という意味を持つ言葉に由来しています。
この言葉に出会ったとき、「これからつくりたい会社の姿にぴったりだ」と感じました。
会社は、利益を生み出すだけの場所ではありません。
一人ひとりが前向きに生き、自分自身の可能性を広げられる場所であってほしい。
そして、まだ動いていない可能性に挑戦するきっかけを生み出せる場所でありたい。
そんな想いを込めて、「LIV」という名前を付けました。
今振り返ると、この名前に込めた想いが、そのまま現在のパーパスである「世界中に眠るまだ動いていない可能性を動かす」にもつながっていると感じています。
ーーーーー立ち上げ当時はどのような環境だったのでしょうか?苦労したエピソードがあれば教えてください。
中目黒で、取締役の新居と家賃約8万円の小さなオフィスにデスクを2つ並べて座っていたのが、LIVの始まりです。最初は、本当に苦労しかありませんでした。
実はLIVを立ち上げる前にも、約10年間経営していた会社がありました。最終的には100人ほどの組織まで成長し、一見すると順調に見えていたんです。
でも実際は、事業の成長スピードに対して人材育成がまったく追いついていませんでした。事業を広げすぎた結果、会社全体のバランスが崩れ、どの事業もうまくいかなくなってしまったんです。
そして最終的には、100人いた社員のうち99人に辞めてもらうという決断をしました。経営者として、これ以上ないほど苦しい経験でした。
でも、あの経験があったからこそ、本当に強い会社とは何か、人が育つ組織とは何かを真剣に考えるようになりました。その経験を経て、新居と二人でゼロから立ち上げた会社がLIVです。
今振り返ると、あの挫折こそがLIVの原点だったと思っています。
ーーーーーそこからどのように立て直していったのですか?
LIVを立ち上げた当初は、Facebook広告やGoogle広告の運用代行を中心に事業をスタートしました。広告運用は、自分たちの知識や技術で価値を提供できる仕事です。大きな設備投資も必要なく、お客様の成果に応じて対価をいただくシンプルなビジネスモデルだったので、ゼロから再スタートするには最適でした。
ただ、僕の中では「事業を成功させること」以上に、もう二度と同じ失敗を繰り返さないことの方が重要だったんです。前の会社での失敗を振り返った時、一番の原因は「人を信じて任せられなかった自分」にありました。
評価も、面談も、意思決定も、すべて自分。社員一人ひとりの悩みを聞き、マネジメントも全部自分で抱え込んでいました。当時は「自分がやった方が早い」と本気で思っていたんです。
でも、それは会社を強くしていたのではありませんでした。自分しか動けない会社をつくっていただけだったんです。
だからLIVでは、その考え方を180度変えました。「人を信じて任せる。」それを経営の中心に置こうと決めたんです。任せるから、人が育つ。挑戦する機会があるから、人は成長する。この考え方は、今でもLIVの組織づくりの土台になっています。
21年以上経営を続ける中で、本当に多くの失敗を経験してきました。だからこそLIVは、「成功した会社」ではなく、「失敗から学び続けた会社」なんです。過去の失敗を一つずつ振り返り、「もう同じことは繰り返さない」と決めながら積み重ねてきた結果が、今のLIVにつながっています。
一方で、広告運用だけでは限界も感じていました。クライアントの広告費に依存するビジネスでは、自分たちでコントロールできる範囲がどうしても限られてしまいます。
「もっと本質的に企業の成長に関わりたい。」
そんな想いから、広告運用だけではなく、コンサルティングやアライアンス事業へと少しずつ領域を広げていきました。現在のLIVが"伴走型"の支援を大切にしているのは、この頃の経験があるからです。
ーーーーーLIVのパーパス「世界中に眠るまだ動いていない可能性を動かす」には、どんな想いが込められているのでしょうか?
このミッションは、会社を大きくするためにつくった言葉ではありません。昔の自分自身に向けて生まれた言葉なんです。
18歳で初めて会社を立ち上げた頃、僕には誰にも負けないくらいの熱量がありました。1日20時間でも働けると思えるくらい、本気で何かを成し遂げたいと思っていました。でも、何をすればいいのか分からなかった。人脈もない。経験もない。今のようにSNSもありませんでした。
「誰か、自分にチャンスをくれる大人はいないだろうか。」
当時は、本気でそう思っていました。やる気はある。でも、きっかけがない。あの頃の僕自身こそ、「まだ動いていない可能性」の一人だったんです。
だから今は、若い人でも、セカンドキャリアを考えている人でも、性別や国籍に関係なく、「変わりたい」という想いを持っている人の背中を押したいと思っています。能力がないのではなく、きっかけがないだけ。環境がないだけ。可能性は、誰の中にも眠っています。
だから僕たちは、その可能性を見つけ、引き出し、動かす存在でありたい。それがLIVという会社の存在意義であり、「世界中に眠るまだ動いていない可能性を動かす」というミッションに込めた想いです。
ーーーーー業界内でのLIVの強みや、他社との違いはどこにあると考えていますか?
僕らは、広告の運用代行会社でも、単なるエンタメ企業でもありません。もちろん広告運用やエンタメ事業も行っていますが、それ自体が目的ではないんです。
LIVが大切にしているのは、「クライアントの可能性を最大限に引き出すこと」。それが結果として、僕たち自身の成長にもつながると考えています。
例えば、「CPAを下げる」「売上を上げる」といった一つひとつのKPIを達成することはもちろん重要です。でも、それだけでは本当にクライアントの成長に貢献したとは言えません。事業そのものが成長し、組織が強くなり、新しい挑戦が生まれる。そこまで伴走して初めて、本当の価値を提供できたと言えると思っています。
だからこそLIVでは、一時的な受託ではなく、中長期で伴走する「アライアンス」という考え方を大切にしています。クライアントが成長すれば、僕たちも成長する。リスクもリターンも共有しながら、一緒に未来をつくっていく。この関係性こそが、LIVならではの強みだと思っています。
現在では、中小企業やスタートアップを中心に、エンタメ業界をはじめとする多くの企業様とご一緒しています。リソース不足で挑戦したくてもできない企業に対して、事業そのものを伸ばすパートナーとして価値を発揮できていることは、僕たちの大きな強みだと感じています。
ーーーーーLIVのカルチャーをどのように感じていますか?
会社の規模が大きくなった今、以前のように全社員と毎日コミュニケーションを取ることは難しくなりました。でも、その代わりに、とても嬉しく感じている変化があります。
それは、「自発的に成長する文化」が会社の中に根付いてきたことです。
例えば、メンバー発信で新しいルールが生まれたり、「AIをもっと活用しよう」という動きが広がったり、組織をより良くするためのアイデアが次々と現場から出てくるようになりました。以前は経営陣が発信していたことが、今では自然と現場から生まれるようになっています。
会社をつくっているのは社長ではありません。一人ひとりのメンバーです。
総会でみんなの発表を聞いている時も、「LIVのパーパスや価値観が、ちゃんと組織に浸透しているな」と感じる瞬間がたくさんあります。
誰かに言われて動くのではなく、自分で考え、自分から動く。そんな人たちが集まる会社になってきたことを、とても嬉しく思っています。
ーーーーー小山内社長にとって「仕事の原動力」は何でしょうか?
一言で言うと、「自分のためであり、人のためでもある」ということです。
家族のため。一緒に働くスタッフのため。クライアントのため。そして、自分自身のため。不思議なことに、自分のためだけに頑張るよりも、「誰かのため」と思った方が、人はもっと頑張れる気がするんです。誰かの成長や成功を本気で応援して、その結果として自分自身も成長できる。僕にとって仕事とは、そんな存在です。
そして、もう一つ大きな原動力があります。それは、「昔、自分が出会いたかった大人になること」です。
18歳の頃、何をすればいいのか分からず、それでも何かを変えたいともがいていた自分。あの頃の自分が出会いたかった大人に、今度は自分がなる。その想いは、今でもまったく変わっていません。
だからこれからも、「世界中に眠るまだ動いていない可能性を動かす」というパーパスを、自分自身が誰よりも体現し続けたいと思っています。
ーーーーー経営者として、大きな影響を受けた言葉や人物はいますか?
僕が今でも大切にしている言葉は、2つあります。一つは、中学生の頃から好きな言葉である「出会いに感謝する」。そしてもう一つは、「大丈夫、心配するな、なんとかなる。」という言葉です。
この言葉は、学生時代に父からもらった金色の石に刻まれていました。会社の経営や人生で壁にぶつかった時、その石を見るたびに、「まあ死ぬわけじゃないし、1年後にはきっと笑い話になっている」と自然と思えるようになるんです。一見すると楽観的な言葉かもしれません。でも、この言葉には何度も救われてきました。
もう一つ、人生を変えた出来事があります。それは、『7つの習慣』という一冊の本との出会いです。
実はこの本も、18歳の頃に父からもらったものでした。ただ当時は読書があまり好きではなく、4年間ずっと家に置いたままでした。
22歳になり、会社がうまくいかず、社員も辞め、自分自身もどうすればいいか分からなくなった時期がありました。何か答えが見つかるかもしれないと思い、携帯電話も持たず、10万円だけを握りしめて一人でフランス・パリへ向かったんです。
1週間過ごしても、期待していたような「人生が変わる瞬間」は訪れませんでした。帰国の日、空港へ向かう電車の中で、たまたまバッグに入っていた『7つの習慣』を何気なく開いたんです。
その瞬間、頭を殴られたような衝撃を受けました。
「自分は、この本を読むためにフランスまで来たんだ。」
そう本気で思えたんです。
答えは、ずっと家の玄関に置いてありました。それなのに、その答えに気づくまで4年という時間と、何千キロもの距離が必要だった。
今でも忘れられない、大切な経験です。
ーーーーー今後、LIVではどんな人と一緒に働きたいですか?
大きく分けると、2つあります。
一つ目は、僕にはない専門性を持っている人です。世の中には、僕が何十年かけても身につけられないような知識や経験を持っている方がたくさんいます。そんなプロフェッショナルな方々と一緒に、新しい価値を生み出していきたいと思っています。
そしてもう一つは、熱量を持っている人です。年齢も、経験も問いません。「何かを変えたい。挑戦したい。でも、何から始めればいいか分からない。」そんな想いを持っている方と、一緒に働きたいですね。スキルはあとから身につけることができます。でも、「変わりたい」という気持ちは、誰かに与えてもらうものではありません。だからこそ、僕は熱量を大切にしています。
💡 印象的な採用エピソード
今、本部長として活躍している藤原との出会いは、彼が19歳の時でした。当時、10代を採用した経験はありませんでした。でも彼は、「人生を変えたい」という強い想いだけを持って、兵庫から面接に来てくれたんです。経験や年齢だけを見れば、採用を見送っていても不思議ではありません。それでも、「この熱量に懸けてみたい。」そう思えたんです。今では、本部長として会社を引っ張る存在になっています。改めて感じるのは、人の可能性は、年齢や経歴だけでは測れないということです。だからこそLIVでは、履歴書だけではなく、その人自身の可能性を見ています
ーーーーー成長したいと考える若手へ、アドバイスをお願いします!
たった一つだけ伝えるなら、「打席に立ち続けること」です。
どれだけ才能があっても、挑戦しなければ何も始まりません。まずは量をこなすこと。挑戦して、失敗して、また挑戦する。その積み重ねが、必ず自分の力になります。考えることも大切ですが、まずは動いてみること。その一歩が、成長への一番の近道だと思っています。
ーーーーーこれからのLIVが目指す「今後のビジョン」を教えてください。
僕たちが掲げているパーパスは、「世界中に眠るまだ動いていない可能性を動かす」ということです。
このパーパスを実現するためには、まずLIV自身が成長を止めず、人や企業の可能性を動かし続けられる組織でなければならないと思っています。これまではエンタメ業界の中で一番必要とされる企業を目指してきました。でも、これから僕たちが目指すのはその先です。
エンタメという業界の枠を越え、D2C、医療、キャリア、広告、税務・会計など、さまざまな領域へLIVの強みを広げていく。そして将来的には、戦略を考えるだけではなく、実行や運営まで担える総合コンサルティング企業へ進化していきたいと考えています。
LIVがこれまでエンタメ領域で磨いてきたのは、才能や事業の可能性を見つける「発掘力」、挑戦できる人を増やす「育成力」、価値を世の中に届ける「ブランディング力」、そして最後まで成果につなげる「実行力」です。この力はエンタメ業界だけで通用するものではありません。業界が変わっても、企業や人が抱える課題の本質は共通しています。まだ見つかっていない価値を発掘し、挑戦できる環境をつくり、実行まで伴走する。その積み重ねによって、LIVが関わる領域そのものを広げていきたいと思っています。
まずは2028年に、エンタメ領域で事業創出100億円を実現し、業界No.1のポジションを確立する。ただ、そこはゴールではなく、最初の頂です。その先には、複数の領域で新しい事業を生み出し、グループ全体で1,000億円規模の価値を創出する未来を描いています。
もちろん、単に会社の規模を大きくしたいわけではありません。会社が成長すれば、それだけ多くの人に挑戦の機会を届けられる。多くの企業の課題に向き合い、これまで動いていなかった可能性を動かすことができる。僕たちは、そのために成長していきます。
また、これからの成長において、AIの活用も欠かせません。既存事業の運営やデータ分析、業務の最適化は積極的にAIへ任せる。その一方で、人にしかできない新しい事業の発想や、仲間やパートナーとの共創、事業を前へ進めるリーダーシップに、より多くの時間を使っていきたいと思っています。
AIは効率を生み、人は可能性を動かす。
それが、これからのLIVの組織のあり方です。
今後、組織も現在の規模から将来的には約500名へ広げていく構想があります。でも、人数を増やすこと自体が目的ではありません。一人ひとりが挑戦できる仕組みをつくり、それぞれの専門性や可能性を最大限に発揮できる組織にしていくことが大切です。
「この人には、どんな可能性があるんだろう。」
「この企業には、まだどんな可能性が眠っているんだろう。」
そんな視点を持ちながら、業界や領域の垣根を越えて、一人ひとり、一社一社と本気で向き合えるプロフェッショナル集団をつくっていきたい。
エンタメ100億円は、最初の頂です。
その先の1,000億円へ。
LIVはこれからも、世界中に眠るまだ動いていない可能性を動かし続けます。
ーーーーー最後に、LIVへの応募を考えている方へメッセージをお願いします!
僕は、多くの人が「変わりたい」という気持ちを持っていると思っています。でも、その一歩が踏み出せない。何をすればいいのか分からない。昔の僕も、まったく同じでした。
だからこそ、きっかけは何でもいいんです。カジュアル面談に申し込んでみる。履歴書を送ってみる。SNSでメッセージを送ってみる。その小さな一歩が、これからの人生を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
たとえLIVとご縁がなかったとしても、「行動した」という経験は、必ず次の挑戦につながります。だから、まずは勇気を持って一歩踏み出してみてください。その挑戦を、僕たちは全力で受け止めます。
そして、あなた自身もまだ気づいていない可能性を、一緒に見つけていけたら嬉しいです。
あなたとお会いできる日を、心から楽しみにしています。