社員にやりがいを、組織に想いを。-パーソナルブランドブックのご案内|つむぎ株式会社
社員にやりがいを。パーソナルブランドブックとは、社員それぞれの自己認識を深め強みを引き出すことで、チームビルディングを促進する手法です。ビジョンを自分ごとに捉えることで一人ひとりがやりがいや想いを持って働くことができる。パーソナルブランドブックにはそんな効果があります。
https://tsumugi-mirai.jp/lp-brandbook/
こんにちは
つむぎ採用担当の吉田です。
本日は、2021年7月に入社した高橋さんにお話を伺いました。
高橋さんは、2020年に大学を卒業後、フリーランスのライター・フォトグラファーとして独立。現在は、ライティング・写真撮影を中心に、マーケティングチーム責任者や広報ブランディングチーム責任者を務める他、パーソナルブランドブックカスタマーサクセスやウェルビーイングチームなどでも幅広く活躍しています。
今では会社の中核を担う彼が「つむぎ」に入社した理由や、仕事への想い、そして今後のビジョンについて存分に語っていただきました。これからキャリアアップを目指す方、ぜひ、ご覧ください!
2020年に大学を卒業し、ライター・フォトグラファーのフリーランスとして活動を始めました。当初は飲食店や撮影スタジオでのアルバイトも並行していましたが、ライター・フォトグラファーとしての収入が増えてきたこともあり、最終的にはフリーランス一本に絞って生きていく道を選びました。
フリーランスとして軌道に乗り始めたころ、求人サイトでつむぎの募集と出会いました。主力商品であるパーソナルブランドブックの紡ぎ手(ライター)の募集で、調べていくうちに「面白そうだな」と徐々に惹かれていったのを覚えています。
文章を扱う仕事に関心があったからです。昔から小説を読むのが好きで、読書感想文を書くのも苦ではありませんでした。
大学は経済学部でしたが、「文章を仕事にしたい」という気持ちは消えず、就活でも出版社や編集プロダクションを中心に探していました。ある会社の面接で「うちは書くのではなく、編集をする会社だよ」と言われたことがあります。
編集は完成されたものに手を加える仕事です。もちろんそれもコンテンツ制作の一部ではありますが、私自身は「書き手」として携わりたいと強く感じてきました。書くにはフリーランスになるしかないと考え、ライターとしての道を選びました。
当初はSEO記事の執筆が中心でしたが、ライターとして活動する中で、インタビュー記事にも挑戦したいと思うようになりました。きっかけは、著名なWebライターが大学教授にインタビューした記事を読んだこと。今でも印象に残るほど面白く、読者がその教授に親しみを抱いたのではと感じました。
そんなふうに、誰かの心に届く文章を自分も生み出したい。そう思ったことが、「影響力のあるインタビューライターになりたい」という現在の想いにつながっています。
「想い」に価値を置く会社だからです。
一般的には、企業活動において「商品やサービスを売る」ことが価値とされ、社員の想いは後回しにされがちです。しかし実際には、直接的に販売に関わっていなくても、社員一人ひとりに想いや考え、決断のストーリーがあるはずです。
つむぎは、そうした「想い」にも価値があると考えています。「働くがやりがいに、そして人生を幸せに」というVission(MissionとVisionを掛け合わせた造語)のもと、「クライアント支援を通じて、働く一人ひとりの時間を素晴らしいものにしよう」と取り組んでいます。
その一環が、社員のストーリーを伝える「パーソナルブランドブック」。ユーザーブランディングや採用ブランディング、社員エンゲージメントの向上にも貢献しています。
インタビュー記事で大切なのは、「ストーリーを描けるかどうか」だと思います。有名人であれば、すでに多くの情報があるため新たなストーリーを描くのは難しいかもしれません。
一方で、働く従業員の方は無数に存在し、全員を書き尽くすことはおそらくありません。だからこそ「その人がその会社にいる意味=ストーリー」を明らかにできるパーソナルブランドブックの執筆は、私にとってまさにやりたかった仕事でした。
入社後に大きく変わったのは、社内でのコミュニケーションへの考え方でした。
実は、合宿や週次の定例会議に参加するのが、最初は少し苦手でした。しかし、回を重ねるごとに、メンバーとの交流も深まり、組織にとっても自分にとっても良い影響があると感じるようになりました。
そうしたコミュニケーションは、今では組織にとって欠かせないものだと感じており、楽しみながら積極的に参加しています。
2022年1月以降は、マーケティングにも挑戦しています。ライターとしての経験からマーケティングの視点は持っていましたが、実務に携わるのは初めてでした。
関心を持ったきっかけは、自分のライター活動の価値を高めたいと考え、ライティングと社会構造の関係に目を向けたことでした。
活動の中で、同じ人物・同様の内容を扱ったインタビュー記事でも、A社は1万円、B社は5千円と報酬に差があることに気づきました。「この差はなぜ生まれるのか?」と考えたとき、B社はマーケティングや広報施策がうまく機能しておらず、十分な予算が確保できていないのではないか、という仮説に至りました。
であれば、自分がマーケティングや広報支援に関わることで、B社にも「ストーリー発信には価値がある」と実感してもらいたい。そうすれば報酬も適正化され、ライターのモチベーションやコンテンツの質も高まり、より多くの素敵なストーリーが世に広がると信じています。
「ストーリーには価値がある」という想いから、ライターにとどまらず、様々な活動を通じて、誰もが自分のストーリーを語れる社会づくりを支援していきたいと考えています。
実は意外かもしれませんが、自分のワークライフバランスや生活の質を高めることには、それほど関心がありません。私は、多くの人がストーリーを持って働くことで、社会の価値が最大化すると考えており、その実現手段が今の仕事です。自分のためというよりも、お客様や社会にとって意味のあることを考え、支援すること。それが私のやりがいになっています。
今でも心に残っている、代表の印象的な言葉があります。「働く人、一人ひとりにフォーカスするからこそ、toBなんです」と。(ご本人は覚えていないかもしれませんが……)
より多くの人に「働くがやりがいに、そして人生を幸せに」を届けるには、toCで草の根的に向き合うだけでは限界があります。支援の頻度やお客様の所得、活動ペース、資金面など、さまざまな制約があるからです。その点、toBで活動すれば、そうした問題の多くを解決できるというお話でした。
「組織全体を支援しつつ、一人ひとりに細やかなサポートは可能なのか?」という問いには、「それは、つむぎの面々がどれだけ頑張れるか次第」という答えが返ってきました。
一人でも多くの人が、自分のストーリーを持てるように。組織全体を支援しながらも、個人に焦点を当て、仲間一人ひとりが全力で向き合う。そんなつむぎの仕事の在り方が、私は好きです。そして、「今この瞬間にも待ってくれている人がいる」と思うからこそ、困難があっても頑張ろうと思えるのです。
特に、広報は一人では成り立たないと感じています。コンスタントに更新する必要がある日々の発信も、チームだからできます。一人でやっていたら膨大な時間がかかる業務量なので、時間をかけすぎると、その意味すら見失ってしまいそうになります。
やりたいことを形にするために、いつも協力してくれる仲間には、心から感謝しています。また、リーダーとして仕事をする中で、難しいと感じるのは具体的な結果を出すことです。
プレイヤーの時は、やったことやその過程で評価されることが多いですが、リーダーは表にでる数字で評価されます。一つの結果に至るまでには、さまざまな要因が絡み合います。あらゆる視点で試行錯誤を繰り返して、着実に成果を出していくことが難しいと感じています。
一方で、自分の努力が数字にしっかり現れたときには、その分やりがいも大きく感じます。自分の考えや提案などもしっかり聞いていただける環境があるので、すぐに実践できる環境があるのもとてもありがたく、学びも多いです。
何よりも「1人でも多くの人に、“働くがやりがいに、そして人生を幸せに”を届けること」。そのために、まずは広報に全力を尽くす。これに尽きると思っています。
「つむぎさんならお願いしたいです」といってもらえるように、影響力を高めることが必要だと考えています。そうやって認知していただいて初めて、ストーリーを発信する前段階が整うためです。
マーケティングや広報の分野は、数字が少しずつ伸びている実感はある一方で、まだまだ手探りで進めているのが実際のところです。
「ストーリーを発信したいけれど、うまくできていない会社」により良い支援ができるよう、もっと多くの知識を吸収していきたいです。そうした企業と出会える“仕組みづくり”についても、今いろいろと模索しています。
「働くがやりがいに、そして人生を幸せに」というVISSION達成に向けて。
そして、一人ひとりのストーリーに価値を出すために。
これからも力を尽くしていこうと思っています。
つむぎには、自分のやりたいことや考えていることを素直に伝えやすい環境があります。
やりたいことはあるけど手段がわからないような人も、つむぎでがむしゃらに働くことできっと見つけられると思います。
私も、そんなあなたをお手伝いしたいと思っています。一緒にあなたのストーリーをつくっていきましょう。