- インフラ/家賃手当あり
- WEBエンジニア
- エンジニア・早期内定
- Other occupations (18)
- Development
- Other
こんにちは!IIJプロテックの採用担当です。
本日は、インフラエンジニアとして活躍中の宇佐美まゆさん、宮下みかさんにインタビューをしてまいりました。
未経験から挑戦し、インフラエンジニアとして成長を重ねてきたお二人に、仕事のやりがいや労働環境、営業からのサポートなど、現場のリアルを率直に語っていただきました。
インフラエンジニアとして新しい一歩を踏み出したい方にとって、きっと参考になるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
ー早速ですが、IIJプロテックに入社された経緯を教えてください。
宇佐美さん)
私は新卒でIIJプロテックに入社しました。就職活動では業界を絞らず幅広く見ていたのですが、その中でも「ITはこれからも必要とされる仕事だ」と感じて、自然と目が向いていました。
入社を決めた大きなきっかけは、実は体調を崩して最初の面談に行けなくなってしまったときのことです。人事の方が「また後日来てくださいね」と温かく対応してくださって、まだ会ったこともない就活生にそこまで心配りをしてくれるのかと感動して…。
そのやり取りから「一人ひとりを大切にする会社なんだな」と感じ、ここなら安心して働けそうだと思ったんです。実際に面談でもアットホームな雰囲気に惹かれて、入社への気持ちが固まりましたね。
宮下さん)
私は中途入社なのですが、実は、一度IT業界を離れた経験があります。資格を取得して現場に入りましたが、当時は力不足を感じ、コミュニケーション面でも悩んでしまい、業界を諦めていました。ただ、せっかく取得した資格を活かしきれていないことへの後悔もあり、まだ若いうちに再挑戦したいと思うようになったんです。
そのときに出会ったのがIIJプロテックでした。大手グループ会社という安心感に加え、面接はカジュアルで、前職の経験も前向きに受け止めてくださり、「人をきちんと見てくれる会社だ」と感じられました。時間をかけて考えた末に、ここならもう一度頑張れると思い、入社を決意しましたね。
ーIIJプロテックに入社して「ここが魅力」と感じるのはどんなところですか?
宇佐美さん)
失敗したときに、前向きな言葉をかけてくれる方が多いんです。たとえば、私が入社2年目のとき大きなミスをしてしまって、マネージャーの崎山さんに報告書を出したんですね。すると崎山さんがご自身の失敗談も交えながら、「自分も失敗を重ねて今がある。落ち込みすぎず次に活かそう!」と励ましてくれました。
失敗によって、今まで頑張ってきたことをゼロにする方向には決して進ませない。むしろ頑張れるようなアドバイスをくれる上司がいるのは、本当に大きな魅力ですね。
宮下さん)
IIJプロテックに入ってまず感じたのは「相談しやすい雰囲気」です。前職では、つらい気持ちを打ち明けても「もっと頑張ろう」と流されるだけのことが多くて…。でも、ここでは違いました。営業の方に相談するとすぐに動いてくださって、その姿に「社員を大切にしている会社なんだ」と実感しました。
入社して最初の現場では、マニュアルが整っておらず業務の進め方に困っていたことがありました。そこで崎山さんや中村さんが現場のリーダーに掛け合ってくださり、業務のやり方自体を改善してもらえたんです。「頼れる場所がある」と思えたのは大きかったですね。
宇佐美さん)
あとは、資格取得のサポートも魅力的ですね。IIJプロテックでは資格を取ると一時金が出る仕組みがあって、難しい資格ほど金額も上がります。頑張った分だけちゃんと還元してもらえるので、「次も挑戦してみよう」って自然に思えるんです。
ー普段はどんな業務を担当されていますか?
宇佐美さん)
私が所属するのは「セキュリティ本部」で、企業のネットワークを守るためのセキュリティ対策ソリューションを提供しています。チームは8人いて、私はプロジェクトリーダーを務めています。
具体的な業務は、顧客のネットワークに合わせてファイアウォール機器を設計・導入すること。その際には、お客様との調整も含まれます。さらに、サービスの終了に伴う機器の入れ替えや、バージョンアップといった導入後のサポートまで担当しています。
宮下さん)
私は、全国に事業所を持つ大手トラック会社のネットワーク運用を担当しています。北海道から南大島まで、各拠点のネットワークをシンガポールのオペレーションセンターが監視していて、障害が起きると私たちに連絡が来るんです。
そこから、機器の故障なのか停電なのか、原因を究明して復旧に向けた対応を進めていきます。大勢の社員の方が日々使うネットワークなので、スピーディに原因を見つけて復旧させることが大切な仕事です。
ーお仕事の中でやりがいを感じるのはどんなときですか?
宇佐美さん)
基本的には一人で完結する仕事はなく、チームで動いています。その中で、自分の提案が役立って物事がスムーズに進んだときは「やった!」と思いますね。
たとえば、お客様の知識レベルによって質問の内容はすごく幅があります。詳しい方は通信影響や設定の細かい部分まで聞かれるし、「とにかく無事に終わればいい」という方もいる。そこで私は、より高度な質問に対応するためのQ&Aシートを作成して、チーム全員が使えるようにしたんです。
今回だけじゃなくて、これから先の業務全体の効率化にもつながるものを作れたので、「みんなの助けになれた!よし!」という感じでしたね(笑)
宮下さん)
復旧させた後に「これが原因でした。ネットはもう使えますか?」と現場のお客様に確認の電話をするので、本当に全国の方と関わりがあります。地方によっては、お話し好きなお客様と雑談に発展することもあって、あたたかい気持ちになりますね。
やりがいを感じるのは、いち早く復旧につなげられた瞬間。お客様の業務を支えている実感がありますし、「ありがとうございます」と感謝の声をいただけると、本当に人を救ったみたいな気持ちになって…それがやりがいの瞬間です。
宇佐美さん)
それ、すごくわかります。名だたる大企業のファイアウォールのアップデートを任されているので「私たちが守っているから盗聴されないんだぞ!」みたいな誇らしい気持ちになるんです。当たり前に皆さんが使っているものを、当たり前に安全に使えるようにする。その裏側に携われていることが、すごく嬉しいですね。
ー稼働状況や労働環境はいかがですか?
宇佐美さん)
機器のリプレースやバージョンアップは、夜勤や休日対応になることも多く、不規則な稼働にはなりますね。ただその分、平日に休みが取れるので私はあまり困っていません。平日のテーマパークは空いているし、駐車場も安かったりするので、むしろ平日の恩恵を楽しんでいます。
宮下さん)
私の業務は障害対応が中心なので、忙しさは日によって変わります。私も、ネットワーク機器の交換対応などはお客様がお休みの日に行うため、休日出勤になることもあります。ただ、残業が多いというわけではないので、自分の時間もちゃんと取れていますね。
ーチーム内での連携やコミュニケーションについて教えてください。
宇佐美さん)
チームで動いているからこそ、コミュニケーションは欠かせません。毎週3回は進捗確認の場があって、「ここが遅れているから誰に割り振ろう」など、状況を見ながら調整しています。誰か一人に負荷が偏ってしまうのは大きな問題だと思っていて。月ごとに稼働を見て、体調面やメンタル面も含めてバランスを考えるようにしています。
ちょっと独特なんですけど、私たちのチームは「この案件できる人?」「はい!」という挙手制なんです。だから頑張りすぎる人が出ないように、うまく調整することを大切にしています。「誰一人置いていかない」という想いのもと、助け合って仕事をしていますし、私自身もたくさん助けてもらっていますね。
宮下さん)
私たちネットワークチームは在宅勤務が中心で、出社は月に4回くらい。誰か一人が出社すれば回るので、対面で会う機会はほとんどありません。
でも困ったときはすぐにチャットで相談できる環境があります。「ここがわからないんです」と投げると、すぐにレスポンスが返ってきて的確に答えてくれるんです。オフィスで横に並んで働いているのと変わらない感覚でいられるので、安心して仕事ができていますね。
ーIIJプロテックに入って、ご自身の成長を感じるのはどんなところですか?
宇佐美さん)
もともとIT未経験でしたので、最初はPCのセットアップすら手間取っていて、同期が4〜5時間で終わらせるところを私は丸一日かかってしまったんです。
今では、基礎的なITやセキュリティの知識はもちろん、作業効率を上げるためのツールを自分で作れるようになりました。チームで同じ工程があるときはツール化して効率化するのが基本になっていて、その知識はどこへ行っても役立つ財産になっていると思います。
私生活でいうと、セキュリティ本部にいるおかげでネット詐欺や怪しいメールには絶対引っかからないです。もし入社していなかったら、うっかり開けちゃってたタイプだと思うので(笑)、そこも成長ですね。
宮下さん)
最初は会議に参加していても、何を話しているのか分からないことが多かったんです。でも、今では理解できるようになり、自分の意見を交わせる場面も出てきています。
入社前にCCNAの資格を取っていたんですが、当時は「この知識をどこで使うんだろう?」と思いながら勉強していました。今はその内容が実際の業務で活きていて、「あ、ここでつながるんだ」と実感できるのが嬉しいです。
それに、分からないことがあったときに「自分のどこが理解できていないのか」を整理して質問できるようになりました。そのおかげで、欲しいアドバイスを具体的にもらえるようになったのも成長だと思いますね。
ー営業担当の方からのサポートは、どのように感じていますか?
宇佐美さん)
印象的なサポートがあります。入社当初、私はIT未経験なので事務を希望していたんです。でも営業担当の方が「長く働くなら、今のうちに知識をつけて技術を持ったほうがいいよ」とアドバイスをくださって。
私自身、「将来“宇佐美に任せれば何とかなる”って言われるくらいの存在になりたい」と思っていたので、その助言はとてもプラスになりました。今後を見据えて背中を押してくれたのは本当にありがたかったです。
宮下さん)
チームにIIJプロテックのメンバーが少ないこともあって、営業担当の方に相談する機会が多いんです。たとえば、休みがちなメンバーがいて心配だったときに営業へ相談したら、メンバーと面談してくれて、少しずつ改善につながったこともありました。
現場内だけでは解決しづらいことを、営業の方が動いてサポートしてくれる。そういう存在がいるのは本当に助かっています。
ー今後、どのようなキャリアパスをイメージしていますか?
宇佐美さん)
私の一番の目標は、IIJグループに頼らず、IIJプロテック単体で仕事を受注できるようになることです。いまはグループ会社の方々のサポートありきですが、バージョンアップ作業やリプレース対応などを「プロテックに任せれば大丈夫」と言っていただけるレベルにしていきたい。そうやって会社としての存在感を高めたいと思っています。
個人としても「必要とされ続ける存在」でいたいと思っています。私は今6年目ですが、7年目、8年目に向けて自分自身をアップデートし、強みを持てるように努力していきたい。加えて、後輩の育成にも力を入れて、会社に貢献できる人材になりたいと思っています。
宮下さん)
私は今のネットワーク業務を続けながら、もっと知識を深めていきたいです。資格取得や自己学習も並行して進めて、しっかり力をつけていきたいですね。
業務を通して「人を支える」ことがやりがいにつながっていると感じているので、今後はチームや後輩を支える立場になりたいと思っています。
私はこれまでIT業界を諦めたり、現場でうまくいかずに苦労したり…いろいろな経験をしてきました。だからこそ、同じように困っている人の気持ちがよくわかる。後輩がつまずいたときに、「宮下さんに相談すれば大丈夫」と思ってもらえる存在になりたいですね。
ー最後に、「こんな方と一緒に働きたい!」という人物像を教えてください。
宇佐美さん)
コミュニケーションが得意じゃなくても大丈夫です。ただ、社風として「人とのつながり」をすごく大切にしていますし、どこの現場に行っても人と関わる仕事になるので、マイナスな言葉を紡ぐよりも前向きに取り組んでくれる方がいいなと思います。
それに、未経験でも大丈夫です。学びたいという気持ちさえあれば十分ですし、その姿勢が一番大事だと思います。
宮下さん)
そうですよね。やっぱりチームで動いているので、協力して仕事を進められる方がいいですね。
それから、未経験や知識ゼロで入社する方も多いと思いますが、わからないことがあっても「投げ捨てない」で、前向きに学んでいける人なら必ず活躍できると思います。
私自身、IT業界と全く関係ないところからのスタートでしたが、やってみたら「こんな発見があるんだ」「私でもできるんだ」と思えることがたくさんありました。だから少しでも気になる人がいたら、まずは一度トライしてみてほしいですね。