こんにちは!
今日は、代表の私より、プラントメンテナンスのお仕事をより深く、業界の経験者方向けに
お伝えしていこうと思います!
1)エネルギー業界の設備とは?
エネルギー業界とっても、分野が広く、ガスや電気など様々ありますが、弊社が担っているのは、発電所とLNG基地、そして、製油所などがございます。発電所では、ボイラーやタービンといった設備で発電を行います。これらの設備は、各ポンプや配管やコンベヤなどが組み合わさってプラントとして稼働していますが、弊社では、このポンプや配管やコンベヤの修理を担っております。
2)エネルギー業界の年間スケジュールとは?
発電所は、春と秋に大規模な定期点検が計画されています。これは、電力需給が多くなる冬場や夏場(冷暖房が必要になる時期)に発電設備を安定稼働させるためのスケジュールとなっているためです。ですので、発電所をしっかり動かしたい時期というのは、私たちメンテナンス工事会社からすると閑散期になりがちで、発電設備を止めて、メンテナンスする時期(春や秋)というのは、私たちにとっては、繁忙期になります。
3)具体的にどんな設備でどんなメンテナンスを行う?
例えば、燃料を運ぶベルトコンベヤーでの例を挙げますと、ベルトコンベヤーを動かす原動力になるのはモーターです。そのモーターの次には、モーターの回転数を「力」に変えるための装置である「減速機」がつながって(カップリングにて接続、芯だし作業)おり、その先に「駆動プーリー」があります。弊社は、この減速機や付属している流体継手という機械の整備(分解、手入れ、復旧)を担っております。芯出し作業や、隙間の計測作業、チェーンブロックを使っての装置吊り出しなどの作業があります。
4)他にはどんなメンテナンスを行う?
先ほどの例では、機械系(いわゆる「仕上げ」)の例でしたが、他にも配管系(いわゆる「鍛冶屋」)の仕事も多く行っております。配管が腐食によって穴が空いたりすると、配管を取り替えます。配管が上部の場合には、足場を組む施工から始まり、配管の寸法どりやガス溶断や溶接作業を通じて配管を内作します。そして、設備が止まったタイミングで、配管の取り替えを実施して、取り替え完了後は、設備を動かして試運転をして「漏れ」がないかをお客様と共に確認して、足場を解体して、工事完了となる流れです。
5)施工管理としては、1日はどんな流れですか?
まず、朝は朝礼から始まります。前日のうちにお客様に出しておいた「作業予定表」を受け取り、今日の工事・作業の内容を、お客様・弊社トーカイテック・協力会社の3社が集まって、工事内容の共有やKY活動(危険予知活動)を行います。その後、協力会社は、その工事を施工するための段取りを行います。協力会社が段取りをしている間に、着工現場を再確認し、工事干渉の確認や、対象設備の確認を行います。工事着工できる合図をお客様よりいただけたら、協力会社がメインとなり着工します。その後は、お客様と次の日の作業に関して打合せや段取りを行ったり、現場の作業助成として従事したり、次の日の施工準備をしたり、施工記録を事務所でまとめたり、フレキシブルに動きます。
6)他の施工管理との違う所って??
トーカイテックは各プラント工場に常駐しているため、毎日「同じ場所で仕事をする施工管理」という点が、一般的な施工管理との違いだと感じています。一般的な建設業の施工管理というと「今月は〇〇市の建設現場で、来月は▲▲市の建設現場で、、」と場所を転々とする施工管理もあるかと思いますが、トーカイテックでは、そういったことが無いので、日々の生活ルーティンを組みやすい施工管理だと思います。またトーカイテックは二次請けとして発電所の中でやらせていただいており、大きな資材発注は元請けのお客様が手配していただくため、そのあたりの業務負荷が無いことも特徴です。
以上、いかがでしたでしょうか。発電所の中におけるトーカイテックの施工管理のお仕事について、少し詳しくお伝えしました。トーカイテックの施工管理は、一般的な建設業の施工管理といい意味で違う点が多くあると感じていて、まだまだお伝えしきれていない魅力がございます。ぜひそのあたりも、面談・面接などでお伝えできたらと思いますので、ぜひぜひ、メッセージお待ちしております^^