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【事業紹介#03】リアルとバーチャルが融合した夢の祭典がさらにパワーアップ!「バーチャルマーケット2023リアルinシブハラ」レポート【原宿編】
この記事は、「Vketマガジン」より移動されたリバイバル記事となっています!
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みなさんこんにちわ! ライターの高島おしゃむです。今年の夏に行われた「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」に引き続き、2023年12月16日と17日の2日間、「バーチャルマーケット2023リアルinシブハラ」が開催されました。
前回は秋葉原のみで行われていましたが、今回はなんと渋谷と原宿の5つの会場をメインに各スポットで同時展開されており、その内容もさらにパワーアップしたものとなっていました。
目次
- オープン直後から大盛況! 竹下通りの一等地に登場した「ヒンメルブラウ原宿」
- 少し大人の雰囲気が漂っていた「ワーフ原宿」
- 日替わりでクリエイターが様々な作品を発表!「アンノン原宿」
ちなみに余談ですが、初日の12月16日は真冬という季節にもかかわらず、なんと気温は20°を超えるという暖かさでした。しかしながら、原宿と渋谷という広範囲に分かれてイベントが開催されており、それぞれの区間を自らの足で歩いて移動することになります。そのため、なかなかの散歩日和ともなっていました(笑)。
こちらの記事では、その中でも原宿で展開されていた3つのスポットに焦点を当てて、レポートとしてお届けしていきます!
2023年12月16日の気温。まさかの20°超えという暑さに!?
オープン直後から大盛況! 竹下通りの一等地に登場した「ヒンメルブラウ原宿」
原宿といえば、古くさい言い方をすると若者の人気のスポットとして知られるのが竹下通りですよね。その入り口近くに登場したのが、「カワイイカルチャー」をテーマにした会場の「ヒンメルブラウ原宿」です。
イベント開始時間の朝10時からすでに多くの人であふれかえっている状態に。いくら土曜日とはいえ、まさかこんな朝早くから多くの人が詰めかけているとはびっくりしました。
まるで吸引器のように、どんどん人々が店舗の中に引き寄せられていきます。
よく見ると、風船の中に混じってVketちゃんの人形が!?
ちなみに、夏に秋葉原で行われた「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」のときは、比較的海外からのユーザーが数多く訪れていた印象でしたが、こちらの「ヒンメルブラウ原宿」では10代~20代の若者が多く、中には家族連れで訪れている姿も見かけることができました。
さ、さすが原宿! 若者に人気のスポットといういにしえのキーワードはダテじゃなかったっ!!
この「ヒンメルブラウ原宿」の入り口近くに設置されていたのが、「ウエルカムメタバース」のコーナーです。なんだろうな? と思って近づいてみると、このときはVTuberの「ききょうぱんだ」さんが縦長の画面に登場しており、来場者とコミュニケーションを取っている様子が見られました。
ちなみにスタッフに「なんですかこれ?」と聞いたところ、「同じポーズをしてくれますよ」という教えられたので、てっきりそういうAIかなにかかと思っていたのですが、あとでご本人がカメラの映像を見ながら操作していたということに気が付きました(笑)。
「ヒンメルブラウ原宿」の中に入ると、若干細長い通路のような場所になっており両壁にパネルなど様々なものが飾られていました。ちょっとイメージが付きにくいと思うので、どんな感じだったのかイベントで掲載されていたマップでは下記のような作りになっていました。
このマップの左側から奥に入っていき、ふたたび入り口から外へ出て行くという導線ですね。そのため、この細い通路のような場所は特に人が多く居たような印象です。
こちらが「ヒンメルブラウ原宿」のフロアマップ。原宿にある店舗らしく、建物自体が独特の作りになっています。
入り口近くに設置されていたフォトスポット。
ディスプレイにアバターの姿が映し出されていた「アバターフォトウインドウ400%」のコーナー。
メッセージボードでは、様々な来場者からのコメントが書かれていました。ちなみにこのときは、初日のオープン直後だったため、スペースに余裕がある状態でした。
「Vketワールド復刻投票」のコーナーでは、過去に開催された「バーチャルマーケット」の会場の中から、自分が復刻してもらいたいと思う推しワールドの投票が行えるようになっていました。
なぜそこに穴が!? と、思わずツッコミを入れたくなるような、YouTuberのばまんさんの顔抜きパネルも設置されていました。
「ヒンメルブラウ原宿」の会場の中でも、人気が集まっていた印象だったのが、メタバースっぽいカラフルなわたあめが無料でもらえる「”改変”推しわたあめ工房!」です。こちらでは、ピンク、ブルー、イエロー、パープル、グリーンの5色の中から推しのカラーを伝えることで、カラフルなわたあめがもらえるというもの。
会場内でも多くの人がわたあめを持っている姿を見かけることができました。
お祭りには欠かせない「”改変”推しわたあめ工房!」のコーナーも大盛況。
実際にわたあめを持っている人にお願いして撮らせてもらった1枚。よく見ると、グリーンカラーになっています。
企業ブースとして、ソニーが出展していたのが「マルチリンガルインターナショナルVketちゃん1号」です。こちらは、SRD(空間再現ディスプレイ)の『ELF-SR2』を使って、裸眼で3Dのアバターを立体視できるというデバイスを活用し、Vketちゃん1号とコミュニケーションが楽しめるというもの。
しかも、単に3Dのアバターと会話ができるだけではなく多言語にも対応しており、それぞれの国の言葉で話しかけることで会話ができるようになっていました。こちらのコンテンツは「ヒンメルブラウ原宿」だけではなく、今回開催された4会場に加えて、公式オフ会会場のLad’s GARAGE 渋谷店でも設置されていました。
ちなみにこのときは大混雑していたということもあり、なぜか韓国語として認識されてしまいました。
もうひとつの企業ブースとして出展していたのがスーパーマーケットのベルクです。「バーチャルマーケット2023 Winter」の「パラリアルロンドン」でもおなじみだったベルクが、リアルなスタイルで登場。バーチャルと同様に、こちらもかなりの賑わいとなっていました。
さながら本物のスーパーのような賑わいだった、企業ブース「ベルク」のコーナー。
こちらで購入できるようになっていたのが、1回600円で引くことができる「当たりくじ」です。その名のとおりハズレがなく、オリジナルデザインの特大タオルからアクリルスタンド、スタッフTシャツなど様々なアイテムがゲット出来るようになっていました。
こちらが「当たりくじ」。当たりが出るとおなじみの鐘を鳴らしてくれます(当たりしか出ないけど)。
「当たりくじ」で入手できたアイテムの一部。
もうひとつ、このベルクのコーナーに設置されていたのが、「バーチャルマーケット」のコンテンツとしても人気だった「ショッピングカート」をモチーフにしたフォトスポットです。実際にカートにも乗ることができ、スタッフにお願いして記念撮影を楽しんでいる様子も数多く見かけることができました。
ベルクのフォトスポットに用意されていた、「乗れるショッピングカート」。
少し大人の雰囲気が漂っていた「ワーフ原宿」
原宿の竹下通りでは、先ほどの「ヒンメルブラウ原宿」とは別に、もう1ヵ所「ワーフ原宿」でもイベントが実施されていました。こちらは入り口から若干シックな雰囲気になっており、やや落ち着いた感じに。「ヒンメルブラウ原宿」が若者をターゲットにしたエネルギッシュな「カワイイカルチャー」がテーマでしたが、こちらは少し大人の「ポップカルチャー」がテーマになっており、なるほどと思わせるようなカラーの違いが出ていたという印象です。
今回の「バーチャルマーケット2023リアルinシブハラ」で、とにかくよく見かけたのが、手提げの紙袋です。会場に近づいたときに、この紙袋を持っている人の後に付いていくと、たいていその場所までナビゲーションしてくれたので、かなり助かりました(笑)。ということで、こちらの「ワーフ原宿」でも、スタッフさんが紙袋を入り口付近で配っていました。
こちらでは、クリエイターがブースを出展する「パラリアルクリエイターエリア」などに加えて、企業ブースなども出展されていました。それらの中でも目に付いたのが、夏に行われた「バーチャルマーケット2023リアルinアキバ」でもあった、「アバターミーツ」のコーナーです。
こちらは、モニターの前に立つことで、自分自身の姿がアバターになって現れるほか、メッセージを書くことで別の場所にいるアバターミーツに参加しているユーザーにも届くという、なかなかユニークな施策が行われていました。
こちらが「アバターミーツ」のコーナーに映し出されていた画面。
カメラで動きを取り込めるようになっていました。
「アバターミーツ」のすぐ隣に出展していたのが、「かえでラボ」のPRブースです。こちらはメタバース空間で撮影した写真などのデータを使ったオリジナルのフォトアイテムが作ることができるというサービスで、透明度が高いアクリルで表面加工された自立スタンド付きの「リルパ」など、サンプルの展示も行われていました。
こちらは「かえでラボ」で配られていたチラシ。
実際のサンプルも多数展示されていました。
こちらの「ワーフ原宿」では、フォトパネルなどいくつかフォトジェニックな映える(!?)スポットも用意されていました。UUUM所属クリエイターのパネルが飾られたコーナーでは、先ほどの「ヒンメルブラウ原宿」とは全く異なるスタイルのものが並べられていました。
また、ベルクのコーナーでは、おなじみの巨大なキャラクターのぬいぐるみも展示。さらにベルクオリジナルエナジードリンク「BARK」の配布も行われていました。
フォトスポットとして、UUUM所属クリエイターたちのパネルも設置されていました。こちらは比較的写真が撮りやすかった印象です。
かなりのインパクトだった、ベルクのコーナーに設置されていたぬいぐるみ。
リアル会場のもうひとつの風物詩ともいえる、エナジードリンクも配布されていました。
もうひとつ、企業ブースとして出展されていたのが「オーロラ」です。こちらでは、謎解きゲーム『シブハラ猫あつめ 謎解きスカウト大作戦』に登場するキャラクターたちのグッズを作ることができるようになっていました。Tシャツやエコバッグなど5種類のアイテムが用意されており、好きな猫のイラストを選んでその場で作ってもらうことができるというのがユニークなポイントです。
「バーチャルマーケット」では傘が印象的だったオーロラのリアルブースが登場!
こちらでは、好きな猫のイラストを選んでグッズを作ることができるようになっていました。
日替わりでクリエイターが様々な作品を発表!「アンノン原宿」
原宿と渋谷の間で展開されていたのが、「アンノン原宿」です。こちらは、クリエイターカルチャーをテーマに、リアル世界とバーチャル世界の両方で活躍するパラリアルクリエイターたちが、日替わりで作品を展示していました。
ちなみに今回は、初日の12月16日にはオープンの11時より前に取材していたため、比較的じっくりと中を見ることができました。しかし、外にはオープンを今か今かと待つ人が30人ほど並んでいるという状況に。翌日の12月17日にもこちらの会場に足を運びましたが、日曜日であったにもかかわらず午後でも前日よりはスペースに余裕があった印象です。
12月16日のオープン前には、30人もの人々が列を作って並んでいました。
「アンノン原宿」では、12月16日は8ブース、17日は7ブースが出展していましたが、いずれも個性的なアイテムの販売などを行っており、それらをウィンドウショッピングしているだけでも楽しい気分にさせてくれました。
▲カラフルで賑やかなアイテムがてんこ盛り!
見ていると、ついつい欲しくなっちゃいますね!
アバターを3Dフィギュアで出力するための書籍やサービスなどの紹介が行われていました。
自分のアバターが立体化できると、嬉しさも倍増しそう!
「アンノン原宿」にもメッセージボードが用意されており、2日目に訪れたときにはギッシリと書き込まれていました。
指定したテンポに合わせて、アバターがギターを弾いてくれる配信アプリの『Vフレット』。配信だけではなく、イメージビデオなどにも利用できるとのこと。
中をざっくりと回った後で、外に出てみるとキッチンカーが止まっていることに気が付きました。こちらではホットドッグやコーヒーなどの軽食ができるようになっており、豊富なメニューから好みのものが選べるようになっていました。
また、会場の外側にもラッピングが施されており、こちらもフォトスポットとして利用出来るようになっていました。
初日に訪れた時は気が付きませんでしたが、なにやらキッチンカーのようなものが?
Vketコラボメニューが!小腹が空いたときなどにありがたいですね!
こちらは会場の外に貼られていたラッピング。キッチンカーに気が付いた後で発見!
ということで、「バーチャルマーケット2023リアルinシブハラ」の原宿で行われていた3会場をピックアップしてご紹介してきましたが、ここでは書ききれないぐらいのボリュームとなっていました。