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売上高人件費比率66%、圧倒的な給与水準を誇るREIGETSUの代表に話を聞いてみた。

今でこそ文字通りREIGETSUの顔である向山口。
しかしその生い立ちは、順風満帆とは程遠いものでした。
そんな彼が今、何を想い、何を実現させていくのかお話を聞きました。

【目次】
■代表・向山口の過去
■起業のきっかけ
■代表・向山口の今後の想い
■REIGETSUの魅力
■REIGETSUの今後の目標

■代表・向山口の過去

両親はおらず1歳の頃に祖母の家に預けられ、決して裕福とはいえない家庭で育ちました。
祖母も働きながら育ててくれたので、家族から勉強を教えてもらうことはありませんでした。

そんな家庭環境もあって、子どもの頃から学校へはあまり通わずに育ちました。
振り返って思えば、子どもの頃の人格形成や成長機会というのは、家庭や学校みたいな環境や、クラスメイトや先生みたいな人との関わりで得るモノで、ボクはそれが充分に得られないまま社会人になってしまい、いつまでも悪影響を引き摺っていたように思います。

情報がない・勉強をしてこなかったのでマトモな仕事につけない。現状を打破する為の方法がわからない。
マトモな教育を受けていなかったので、お金の管理もできなければ、自制することもできない。当時は結構苦しかったです笑
(とはいえ全て自己責任。同じような境遇でもキチンと生活をしている方もいらっしゃるし、ボクよりもっと辛い環境の方も沢山いらっしゃるでしょうし)

いまは色々な方の力を借りて、安定した収入と生活を得ることができていますが、ひとえに運が良かっただけだと思っています。
そんな経験から、過去の自分と同じように「経済的・精神的に辛い状況をどうやって打破すればいいのかわからない・働いていけばいいのかわからない」と感じている人の課題を解決したいと思うようになりました。

それが会社のビジョンの根本にもあります。

■起業のきっかけ

営業職やルーティンワークが苦手だったので、自分のペースで働きたいと思い知人を誘ってWEB制作の会社を立ち上げました。ただ、この会社はその知人がフリーランスとして海外に行った為に、1年ほどで廃業しました。(実際には他にも色々ありましたが・・・)
その後、偶然再会した昔の上司からの依頼で、フリーランスでイベントの仕事を始めました。
イベント業界は当時、常に人手不足で徐々にイベント業の規模は拡大していき、2015年から個人事業主としてプラスエイジという事業所を立ち上げました。
その1年後、更に規模が大きくなったので、ボクと他2名の共同経営者の3人で、QVQ(キューヴィック)株式会社(REIGETSUの前身)を設立しました。
ただ、その会社も紆余曲折あって、共同経営者の2名は辞めてしまい、それから1年ほどやる気を失い休養しました。(いわゆる適応障害)
その間も、社員の助けによってなんとか会社は存続していました。

2019年に体調も回復し、改めて再スタートを切る意味もこめて、社名や理念を一新してREIGETSUを立ち上げました。

休養中に何度も考えたことは、「自分の何が悪かったのか」「自分に何が足りなかったのか」でした。その「何」を知るために本などのメディアを漁ってひたすらに勉強しました。振り返ると経営者として1年生になったのは、WEB制作会社の立ち上げでもなく、個人事業主になったときでもなく、この時だと思います。(当時の社員には本当に悪いことをしたと思っています)
プラスエイジやQVQの時のボクは、経営や事業戦略のことを何も知らなかったので、失敗を繰り返していたと思います。

そうして改めて、情報を取り入れて学ぶことの重要性を知りました。
世の中には何万人という経営者がいて、その人たちの失敗や成功は有り難いことにいろんな形で情報発信されています。昔のボクは斜に構えていたので、例えば経営の本があったとしても商売でしょ、と参考になることは少ないだろうと高を括っていました。しかし、実際には自分だけの経験や価値観だけではどうにもならなくて、本の知識って(大半は)正しいんだなと、今は感じます。

■代表・向山口の今後の想い

今後の想いとしては2つあります。
1つ目が”成長機会を求めていたり経済的に悩んでいる人たちに対して【仕事】を通じて豊かな生活を提供し、助けになる会社にしたい”と思っています。
但しこの想いは、「自分を変えたいと感じている人」にフォーカスしています。
自分を変えたいと感じていない場合は、何かしら恵まれていたり満たされているはずなので、人生における仕事の優先順位が低い傾向にあるのではないかな、と。
なので、【仕事】で人生を豊かにしたいという想いは、そういった人たちには押しつけになってしまうような気がしています。
「自分を変えたいと感じている人」にフォーカスしているのはその為です。

2つ目が”社員全員が意識的に学習して、その知識をもって協議できる環境にしていきたい”と思っています。
まず何より”知らない”、ということは最も罪であると、自身の経験から強く感じています。勢いや才能だけではどうしようもないことが多く(僕は過去どちらもありませんでしたが)、会社の規模が大きくなればなるほど、”知らない”事で引き起こされるリスクは増えます。
ボク一人が学習して知恵をふり絞っても限界がありますし、価値観も偏ってしまいます。
社員一人ひとりが率先して学習して、その知見をもとに経営戦略・組織づくり・事業のサービス改善といった、”会社”に深く関わって欲しいです。

要約すると、みんなで会社を良くしていきたいってことですね。

■REIGETSUの魅力

ボクは社員のみんなに”もっと自信をもってよい”と考えています。
REIGETSUは魅力ある会社です。

各Division(事業部)の人たちと話をすると、まだ自分たちのサービスに対する”愛”や”自信”が足りないなと感じます。
ですが、REIGETSUの前期の年商は約4.6億円、今期の見込みは現在のペースで5.0億円に達しています。中小企業が多い日本で、全体平均の年商は1.7億円です。平均と比較した場合、既に約3倍の年商がある会社なんです。

年商があるのは、有難い事に顧客から選んでもらえているからです。
REIGETSUのサービスは汎用性があり、ワンストップで何でもやってくれて工数削減になります。依頼内容や金額も柔軟に対応し、伴走してくれる。何より、社員みんなが若くて人当たりがよい。これがボクの考えるREIGETSUが選ばれる理由です。またサービス内容に関しても他社に負けない強みがあります。
・年間5,000件の配信実績
・北海道から、福岡までパートナー企業がいるので全国対応が対応
・イベントの受託会社の中では、社員数が多いので様々な案件の受け入れが可能
・レガシーな業界の中で、縦社会ではないベンチャー的な風土を取り入れてる

また働く側、従業員として見た場合の魅力もあります。

まずは、”圧倒的な給与水準”です。日本の売上高人件費比率の平均が約30%であることに対して、REIGETSUは約66%というズバ抜けて高く、従業員へ還元しています。
次に、”フレックスタイム制度”です。日本の企業で導入しているのは未だ僅か5.6%です。
多様性が尊重されるいまの時代において、自分らしく・自分のペースで働けるフレックスタイム制度は個人的には必要だと思っています。
最後は主観になりますが、みんな柔軟な考え方ができる人たちで、フレンドリーで親しみやすいと感じます。多様性がある中で、いい意味で上下関係を形成せずに円滑な意思疎通やコミュニケーションが行えているとも思います。

これからも社員みんながREIGETSUをもっと好きになれる、自信をもって働けるように、現在の環境が他社と比較して良いものであるかどうか、あるいは自分に合っているものなのか、知ったり考える機会を作っていきます。REIGETSUの魅力を外にも中にも、ドンドン発信していきたいですね。

■REIGETSUの今後の目標

2029年までにIPO(株式上場)することです。

IPOを目標とした理由は、社会全体への影響力をもつことで”世の中を変えたい”からです。
”上場会社”というのは、やはりブランド力があります。
様々な審査を通過して上場している、というのは”信用できる会社だ”という事や”社会意義のある会社”ということの証明にもなります。

つまり、上場前と後で顧客がもつ会社に対する印象は大きく異なります。いままで付き合いのない企業との取引も実現することでしょう。

…その為に

1.世の中にとって社会意義のある運営をおこなう
2.安定した経営をおこなう
3.成長性の高い(社会意義のある)サービスを開発する
4.コンプライアンスを厳守する

これらは必ず実現・実行していきます。

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