こんにちは、ジルベルトの平尾です。私たちは、自社のブランディングに力を入れています。自社…というと狭いかもしれません。大きく言えば「障がい者のブランディング」とも言えるのではないかと考えています。

言い方は悪いかもしれませんが、これまでの障害福祉業界は少し暗いイメージがあったように思います。「お涙頂戴」「低賃金」など、明るい情報発信が少なかったです。しかし私たちは、そのイメージを払拭しようとしています。

どのようにしてブランディングを行なっているのか

ジルベルトのオフィスは、カフェと間違えられるほどのオシャレさを追求しました。働きやすく、気持ちが前向きになるようなデザインが施されています。ガラス張りの外観なので、障がい者スタッフが働く姿が誰でも見えるようにしています。移転前の、部屋にこもって内職作業する時代よりも、スタッフ全員が自信を持ち、身なりに気を配るようになり、前向きな気持ちで働くことができるようになりました。

また、外向けの発信活動も盛んです。Twitter、YouTubeでの継続的な発信は、障がい者の生活、考え方、仕事などの認知活動に繋がっており、結果的に会社のブランディングに繋がっています。ジルベルト公式アカウント（ https://twitter.com/gilberto_0522 ）のツイートは、障がい者スタッフ自らが考えている言葉です。また、代表の福田を始め、支援員もそれぞれTwitterやYouTubeで発信活動を行なっています。

◆ YouTubeチャンネル

ブランディングで何を期待するのか

では、なぜ私たちがブランディングに力を入れているのか。それは、障害福祉や障がい者の方の未来のためです。ジルベルトが「オシャレ」「かっこいい」と世間の方に感じて頂ければ、障がい者の方の認知や価値の向上に役立つと信じています。

私たちは日々障がい者スタッフと共に働いていますが、みなさん仕事を真面目にこなし、稼いでいます。また仕事を通じて成長したり自信を付けたりし、ウェルビーイングが明らかに向上しているのです。それぞれの目標を達成するスタッフも見てきました。ジルベルトで支援員登用されたスタッフ…一般就職を果たしたスタッフ…。もちろんこれらは、本人の努力の結果なので、支援員の力であると思うことはおこがましい。しかし、ジルベルトのブランディングは、少しでも役に立っているはずです。このように身近なスタッフの人生をより良くを送ってもらうためにも、ブランディングは必須だと考えています。

また、何よりも大事なこと。それは「自分たちが好きな空間、働きたい環境作り」を追求しているということです。いくらブランディングを頑張っても、結局そこで働く自分たちが満足できなければ、それは成功とは言えません。見た目も中身も、自分たちが働きたいと思える空間、環境作りを追求しています。

ジルベルトの在り方がスタンダードになれば、全国に同じような事業所が増えてくると思っています。そうなれば、そこで働く障がい者の方の手助けにもなる…。私たちがブランディングを頑張ることで、全国の生きづらさを感じている障がい者のみなさんの力になると信じています。

発信活動を手伝ってくれる仲間を募集中

ジルベルトでは支援員を募集しています。福祉の経験は求めません。社会人としての経験は、支援員としての力になります。障害福祉のブランディング、障がい者の方の地位向上のために、力を貸してください。