こんにちは!
SNSマーケティング支援とクリエイタープロダクション事業を展開するSI株式会社です。
今回は、就活支援事業「joblab」の責任者と人事部の採用面接官を兼任する、東城 陽翔さんをご紹介します。
4社の長期インターンを渡り歩き、2026年1月にSIへ入社。入社からわずか3ヶ月で人事部へと抜擢され、現在は30人の就活生のキャリアサポートと、月15人を超える学生との採用面接を担っています。
「まだ見ぬ才能で、世の中にワクワクを」。人の中に眠る才能を見つけ出すことに、誰よりも本気で向き合う彼の仕事観や、その原点を聞いてみました。
目次
同い年なら、勝てるのに
__ まずは、長期インターンを始めたきっかけを教えてください。
きっかけは、大人に負けた悔しさです。
大学2年生のとき、年上の社会人と19歳の自分を比べて、思い知らされる出来事がありました。そのとき感じたのは、「同い年なら勝てるのに、生まれたのが早いというだけで、負けている」という強烈な劣等感で。
年齢とか、資金力とか、その時の自分の努力ではどうにでもならない差で、勝負に負ける。それが、どうしても受け入れられなかったんですよね。
だったら、埋める方法は人一つしかない。誰よりも早く、成長すること。
長期インターンなら、学生でも「大人」として扱われ、対等に戦う力を身につけられる。「人」としてレベルアップできる。その一心で、飛び込みました。あのときの悔しさが、今でも僕を動かし続けています。
手段は変わっても、やっていたことは同じ
__ 幼少期は、どんな子どもだったんですか?
いわゆる「ガキ大将」でした。
小中学校では学級長や委員長を任されることが多くて、部活はバスケ一筋。家にバスケットゴールを作ってもらって、日が暮れるまで練習しているような幼少期でした。
そしてもう一つ、僕を語る上で欠かせないのが、インターネットです。中学生の頃には、ライブ配信をやっていました。ツイキャス全盛の時代ですね。Skypeの掲示板で「スプラトゥーンO人募集」と書き込んで、オンライン上で集まった人たちと、朝までゲームをしてそのまま友達になる、といったこともありました。
リアルでもネットでも、人と出会って、話して、関係を築いていく。手段は変わっても、やっていることは、ずっと同じだったんです。
振り返れば、あれが僕の原点だったのかもしれません。
4社目に、SIを選んだ理由
__ SIに入社するまでの道のりを教えてください。
実は僕、SIが4社目の長期インターンなんです。
大学1年生で、自らSNS運用に挑戦しました。約30万円かけてコンサルまでつけて、金融系のアカウントを運用したのですが、思うような成果は出ませんでした。
2年生からは、営業の世界へ飛び込みました。最初は to Bのテレアポ営業を半年。次は「対経営者の営業をしてみたい」と思い、不動産の to C営業へ。ここでは経営者の方々にテレアポをしながら、営業成績1位を取ることができました。
実務の手応えを掴んだ翌年の6月、もう一度SNSの世界に戻ります。SNSマーケティングの会社で、広告チームのリーダーや、会社初となるアウトバウンド営業の開拓を、一人で担いました。
そして同年の12月、SIに入社します。4社目にSIを選んだ理由は、二つありました。
一つは、当時勤めていた会社に、僕がどうしても勝ちたい人がいたことです。
ただ、勝ちたい相手から教わっていては、その人を超えることはできない。ならば、その人自身が憧れ、学んでいる人の元へ行けばいい。それが、弊社代表の森さんだったんです。
もう一つは、「自分を売る」という経験がしたかったこと。
営業で「何かを売る」ことは、やってきました。次は商品ではなく、自分自身を売ることで勝負してみたい。中学の頃、配信に触れたことがあった僕にとって、TikTok LIVEを軸にするSIは、まさに探していた場所でした。
「自分すら知らなかった自分」に気づいてもらう
__ 仕事のやりがいは、どんなところにありますか?
そもそも僕、人と話すのが大好きなんです。だから毎日、学生と顔を合わせて話せること自体が楽しくて。
そのなかで一番のやりがいは、「自分すら知らなかった自分」に気づいてもらえた瞬間ですね。
就活の自己分析って、みんな悩むんですよね。自分のことなのに、自分ではわからない。
そういうとき、対話を重ねて、言葉にして深掘りしていくと「私、こんなことを考えてたんですね」「こんな自分がいたんだ」と、その子の目の色が変わる瞬間があるんです。
その表情を見ることができたとき、「ああ、この仕事をやっていてよかったな」と、心から思います。
挑戦を問う側が、一番挑戦する
__ 逆に、大変だと感じる部分はありますか?
正直、仕事はめちゃくちゃ楽しくて、大変なことは思いつかないです。
ただ一つだけ、自分に課していることがあります。僕は面接官として、就活支援の責任者として、人に挑戦や成長を問う立場です。
問う立場の人間が、自分は何も挑戦せず、できることだけで勝負していたら、言葉に説得力なんて宿らない。あまりにもダサいじゃないですか。それだけは、絶対に嫌なんです。
だから、面談は毎回録画して見返し、話の聞き方も、質問の仕方も、改善し続けています。毎月の代表・憲哉さんとの面談では、「今月はこの課題を克服します」と宣言し、翌月やり切って、また次の宣言をする。この繰り返しを、自分のルールにしています。
正直に言えば、この憲哉さんとの面談が、毎月の楽しみのひとつでもあるんです。自分では気づけない視点からフィードバックが飛んでくるたび、「まだ、そんな伸びしろがあったのか」と発見がある。凹むより先に、伸びしろが見つかったことが嬉しいんですよね。
憲哉さんからは「ベジータみたいだね」と、よく言われます(笑)フィードバックを気持ち良いと感じ、指摘されるほど燃えるタイプなので、否定はできません。
優秀かどうかは、見ていない
__ SIだからこそ得られている経験は、何だと思いますか?
人のキャリアに、本気で向き合える経験です。
採用とは本来、「優秀な人」を見極めて採るためのもの。そう考えられがちです。僕自身も、最初はそう思っていました。でも僕が採用に入るとき、憲哉さんに言われた言葉があって。
「SIは、挑戦したい学生の修行場にしたい。だから、今のスキルや能力の高さで採用するんじゃない。その子が、SIで本当に成長できるかを見て採用してほしい」
この言葉を、僕はずっと自分の中にピン留めしています。
だから面接では、その子が「優秀かどうか」を見ていません。この人が本当にしたいことは何か。そのために、SIという環境は本当に適切なのか。どんな可能性が眠っているのか。それを、ずっと問い続けています。
もし合っていなければ、SIじゃない道を一緒に考える。採用の成果よりも、その子の人生の方が大事だと、本気で思っているからです。
これは、僕個人の信念だけで成立するものではありません。憲哉さんがそういう会社をつくり、環境を設計してくれているからこそ。SIのPurposeと理念があるからこそ成り立つ採用だなと、日々実感しています。
「普通なんてないから」
__ SIに入って、自分自身はどう変わりましたか?
入社前の僕は、おそらく「IQは高いけど、EQが低い人間」だったと思います。
自分の中の正論や、正義で勝負してしまう。相手がどう感じるかよりも、「自分が正しいと思うことは、正しい」で押し切る。しかも、経験を積んできた分、議論では勝ててしまう。勝てるからこそ、自分では気づけなかったんです。
それが変わったきっかけは、憲哉さんとの月初面談で言われた、一つの言葉でした。
「普通なんてないよ」
当時の僕は、「普通はこうですよね」というワードをよく使っていました。それに対して憲哉さんに「陽翔が思う『普通』は、陽翔だけのものだからね。他の人からしたらそれは、普通じゃない。だから、その人自身のものを、ちゃんと見つけてあげて」と言われて。
ハッとしました。僕は「普通」という言葉で、自分の基準を相手に押し付けていた。正しさで勝つたびに、相手の何かを、見ないままにしていたんです。思わずその場で「うわぁ...」と、声が出ました(笑)
今では、面談でも面接でも、「でも」「だって」と否定から入ることがなくなりました。
代わりに、「僕はこう思ったけど、どう思うかな」「もうちょっと聞かせてほしい」といった相手を知ろうとする質問が、自然に出てくるようになりました。
相手の感情を理解して、尊重して話せるようになったことが、SIでの一番の成長だと思っています。
たった1時間で、届けられたもの
__ 印象に残っているエピソードはありますか?
一番印象に残っているのは、結局SIには入社しなかった学生とのやりとりです。
一次面接を担当して、最終的には別の道を選んだ子でした。ところが面接後、その子から長文のメッセージが届いたんです。
「キャリアにも本気で向き合っていただいて、東城さんと話す場ができて、本当に良かったです」と。スクロールしないと読み切れないくらいの、長い長い文章でした。
一次面接の接点なんて、たった1時間です。その1時間で、この子にそう思ってもらえる何かを届けられた。この仕事の価値はここにあるんだと、確信できた出来事でした。
入社させようとすることが目的じゃなく、その子のキャリアに本気で向き合う。このスタイルでやってきてよかったと、心から思えたんです。
もちろん、自分が面接した子が入社してくれたときも、嬉しい。同時に、強烈な責任感を感じます。その子の学生生活とキャリアを、人生を預かることになるわけですから。ワクワクして飛び込んできてくれた、そのピュアな気持ちを、ちゃんと守りたい。いつも、そう思っています。
見つけるだけでは、足りない
__ 今後の目標や、描いているキャリアを教えてください。
SIの中で目指しているのは、「定性面の相談なら、まず東城」という第一想起を取ることです。
業務の専門的なノウハウなら、僕より強いメンバーがたくさんいます。でも、キャリアのモヤモヤや、まだ言葉になっていない悩み。そういう、数字では測れない領域の相談相手として、誰よりも先に顔が浮かぶ人になりたいんです。
そして長期的には、人の「やりたいこと」や「才能」を見つけられる人間になることが目標です。ただ、見つけるだけじゃ足りないと思っていて。
やりたいことが見つかっても、実現する手段や方法がなければ、結局は元の場所に戻ってしまう。だから、見つけたあとに「どうやったら、それを実現させられるか」まで、一緒にデザインできるようになりたいんです。その人が、人生そのものにワクワクしている状態を、キャリアを通して作りたい。
だからSIでの残りの時間も全力で走り切って、その先は、組織を変えることで、そこにいる全員が夢中で働けるようにする仕事へ。ゆくゆくは独立して、個人のキャリアを支えるコーチとして活動していきたいと考えています。
普通がないなら、才能は全員にある
__ 最後に、これから挑戦しようとしている学生にメッセージをお願いします。
まず、ここまで読んでくれたことが、めちゃくちゃ嬉しいです。
この記事を読んでいる人は、きっとキャリアに何かを感じていたり、現状の自分に何か思う部分があったりする人だと思うんです。それって、すごく素敵なことなんですよ。
大学2年生の頃の僕は、焦りしかありませんでした。就活も上手くいっていなければ、人としての成長も、実感できない。「このままじゃまずい」という感覚だけが、ずっとありました。だからこそ、同じ目線で話せる自信があります。
憲哉さんの言葉を借りるなら、「普通なんてない」。普通がないからこそ、一人一人それぞれの才能を持っているんです。僕はそれを、本気で信じています。
自分のまだ見ぬ才能を、見つけたい。何かを変えたい。そう思ったら、まず僕と一回お話しましょう。話して、その先で一緒に働くことができたら、それ以上の嬉しさはありません。気軽に、面談お待ちしています!