こんにちは。
SNSマーケティング支援とクリエイタープロダクション事業を展開するSI株式会社です!
今回は、事務所内のイベントを設計する「戦略室」に身を置きながら、プレイヤーの最高役職である「プレジデント」として、約70人の事業部を率いる西浦礼人さんをご紹介します。
2024年6月にSIへ入社。プレイヤーとしてキャリアをスタートし、社内のレコードを次々と更新。事業部の最高責任者となった今も、自らも最前線で動き続けている。マネジメントする立場と、現場を走る立場。その両方を体現する存在だ。
「自己効力感(エフィカシー)」を高く持ち続けることで道を切り拓いてきた彼の、これまでの歩みと、これから目指す姿を聞きました。
学びたいものは、教室の外にあった
__ まずは、長期インターンを始めたきっかけを教えてください。
大学3年の5月のことでした。
当時僕が探していたのは、理系の大学では決して学べないようなスキルを身につけられる場所でした。大学の先輩が長期インターンをしている姿を見ていて、「マーケティングや営業の知識を、実践の中で学んでみたい」という想いが、日に日に強くなっていったんです。
当時、僕はダンスにのめり込んでいました。大学に入るまでは未経験だったのですが、初心者からコツコツと練習を重ねて、気づけばダンス部の副部長を任されるように。やがて部活の枠を超えて外部でも踊るようになり、そこでインフルエンサーとして活躍する人たちと出会いました。なりたい姿に向かって全力で走る、そのキラキラした姿に、強く心を動かされたんです。
それと並行して、SNSの世界にも興味を持っていました。とはいえ、当時は切り抜きアカウントを運用してみる程度。「営業とSNS、その両方を本格的に学べる場所はないだろうか」。そんな想いを抱えていた先で、SIと出会ったんです。
「この人たちと働きたい」と思った瞬間
__ 数ある会社の中で、SIへの入社を決めた理由は?
決め手は、面接を担当してくださった人事の方の存在でした。
その方と話した瞬間から、SIという組織のレベルの高さが肌で伝わってきたんです。そして、「西浦くんがやりたいことは、ここで全部実現できる。きっと成長できる環境だよ」と、言ってくれました。
それまで自分の中で漠然と描いていた想いを、面接を通じて、すっと言葉にさせてもらえた感覚がありました。自分でもまだ整理しきれていなかった本心を、的確な問いで引き出してくれる。そんな経験は初めてで、その質問力にただ驚かされたんです。
「この人たちと働けば、自分はもっと遠くまで行ける」。その確信が、入社の決め手になりました。
言葉を選ぶことは、相手を理解すること
__ お仕事の中で、一番大変な部分はなんですか?
「相手にどう伝わるか」を、常に考え抜きながら話すこと。これに尽きます。
クリエイターさんと向き合うときも、部下と面談するときも、僕の言葉ひとつで、相手のモチベーションは上がりもすれば、下がりもする。同じ言葉でも、相手や状況によって、その届き方はまったく違うんです。
とりわけ難しいのが、クリエイターさんとの初回の面談です。相手が本当に求めている言葉をかけられなければ、信頼関係を築くことはできません。何を不安に感じ、何を望み、何を恐れているのか。そのすべてを汲み取った上で、最適な一言を選び抜く。試行錯誤の連続です。
部下のマネジメントにも、同じ難しさがあります。例えば、「一緒に頑張ろうよ」と同じ言葉をかけても、全員が同じように奮い立てるわけではない。だからこそ、一人ひとりに合わせて、響く伝え方を変えていく。約70人を統括する今も、月に一度は全員と面談の時間を持つようにしているのは、その一人ひとりと、本気で向き合いたいからです。
「あなたのおかげ」という言葉が、原動力になる
__ お仕事のやりがいや楽しさは、どんなところに感じますか?
クリエイターさんや部下から「礼人さんのおかげで、ここまで来れました」と言ってもらえる瞬間ですね。
面談を重ねるうちに、相手が少しずつ階段を上っていく姿が見えてくる。できなかったことが、できるようになっていく。その変化の過程に立ち会えること自体が、僕にとって何よりの喜びです。
特に忘れられないのは、自分の部下が昇格を果たす瞬間です。
ほとんどのメンバーが、営業をゼロから学ばなければならない状態で、僕のもとにやってきます。すべての答えを渡してしまっては、その人のためにならない。だからこそ、本気で向き合いながらも、自分で考える余白を残すマネジメントを心がけてきました。
そうした関わりの中で、何度も質問を重ねに来てくれるメンバーがいる。少しずつ言葉を交わす回数が増えていき、やがて昇格を勝ち取っていく。その光景は、毎回、強く胸に残ります。
そして、その延長線上で受け取る「ありがとう」の一言。「SIで頑張れているのは、礼人さんのおかげです」という言葉が、自分を次の一歩へと押し出してくれるんです。
ひとりで戦わせない、という覚悟
__ SIで働いてから最も印象に残っている仕事は?
担当していたクリエイターさんがイベントに出場した際、1週間にわたって二人三脚で伴走した経験ですね。
そのクリエイターさんは、ポテンシャルこそ十分でしたが、急遽、イベント直前の参加となったため、本人は強い不安を抱えていました。開催期間7日間のうち、5日しか配信できないという事情も重なり、「もう出場をやめようか」と弱気になっていたんです。
そこで僕は、「僕がついています。一緒に戦いましょう」と、伝え続けました。クリエイターさんをひとりで戦わせない。その想いだけは、何度も言葉にして届けたんです。
そこからは、僕も本気でした。順位を押し上げるために打てる施策を毎日考え抜き、アドバイスを練り上げ、ひとつずつ実行に移していきました。
結果として、目標としていた「上位10位以内に入る」に対し、9位でランキングに名を刻むことができたんです。あの瞬間は、今でも鮮明に焼きついています。
このとき教訓となったのは、クリエイターさんを決して、ひとりで頑張らせないということ。二人三脚で挑むという姿勢こそが、最終的に成果を引き寄せる。それを、心の底から実感した経験でした。
「伝える」から「伝わる」へ
__ SIで働くことを通じて、どんな成長を感じましたか?
最も大きく変わったのは、コミュニケーションの取り方です。
かつての僕は、自分の伝えたいことを、そのまま相手にぶつけてしまうタイプでした。だから、意図とは違う形で受け取られたり、本当に届けたかったメッセージが空振りに終わったりすることが、少なくなかったんです。
そこで意識し始めたのが、「相手目線」で語るという姿勢でした。クリエイターさんや部下の立場を深く想像しながら、どう伝えれば、この人にいちばん届くのかを、一つひとつ考え抜く。実行しては検証し、また調整する。それを繰り返すうちに、自分の言葉が、以前よりもずっと相手の心に届くようになっていったんです。
そしてもうひとつ、自分の成長を語る上で欠かせない出来事があります。
「礼人なら一番になれる」。
プレイングマネージャーになってから間もない僕に、先輩がかけてくれた一言です。あの言葉があったからこそ、僕はここまで努力を続けてこられました。
言葉が持つ重みというものを、痛いほど実感した瞬間でした。だから今、自分が下のメンバーに言葉を贈るときも、その重みを決して忘れないようにしています。
答えではなく、問いを立てる仕事
__ SIで業務をやってきたからこそ得られたスキルや経験はありますか?
ただ、営業やマーケティングが学べる環境には収まらない。そこに、SIの大きな価値があります。
SIで働くことを通じて、「行動経済学」や「コーチング」といった、他ではなかなか触れられない領域の知見にも出会えます。ボトルネックはどこにあるのか、レバレッジはどこに効くのかなど、常にそうした視点で思考しながら動くことが、当たり前のように求められるんです。
目の前のタスクをただこなすのではなく、本当に解くべき課題はどこにあるのかを見極める力。これは、SIでなければ決して身につかなかったものだと感じています。
頑張った分だけ、報われる場所
__ あなたの感じる「SIの好きなところ」について教えてください。
正直に言えば、全部です。
なかでも好きなところは、圧倒的にギバーな人が多いこと。誰に、いつ問いかけても、必ず手を差し伸べてくれる。そういう人たちに囲まれているうちに、自分も自然と「与える側でありたい」と思うようになりました。
組織制度の面で言えば、成果主義・成果報酬の部分です。自分が積み上げた努力が、成果という形でまっすぐ報われる。頑張った成果が、目に見える形で返ってくるのも、SIならではの良さだと感じています。
そして僕個人としては、ランキング制度に強く惹かれています。数字がモチベーションに直結するタイプなので、自分の成果が可視化されることが、純粋に嬉しい。表彰の場があれば、また次も頑張ろうと、気持ちが奮い立つ。そんなところが好きです。
トップが基準をつくれば、組織はついてくる
__ 入社時からブレずに成果を出し続けられる理由は、どこにありますか?
突き詰めると、このひとつに尽きます。
「卒業するときに、一つも後悔を残したくない」。
今は成果が出ているけれど、いつその成果が出なくなるかは、誰にも分かりません。だからこそ、卒業の瞬間に「あのとき、サボってしまったな」とは、絶対に思いたくないんです。
僕のインターン生活を振り返ったときに、「ずっと走り続けていた」と胸を張れる方が、自分にとってはずっといい。
そしてもうひとつ、トップとしての責任があります。
トップが高い基準をつくることで、下のメンバーは初めて頑張れるようになる。レコードを更新し続けるのも、自分の数字だけが大切だからではありません。「あの人がそこまで行けたなら、自分にもいけるはずだ」__。そう信じてもらえる基準を、自らの手でつくり続けたいから。だから僕は、常に最上思考であり続けたいと思っています。
圧倒的な成果の、その先へ
__ 今後の目標や、これから挑戦してみたいことを教えてください。
まずは卒業まで全力で業務にコミットし、誰も成し遂げたことのないレコードを打ち立てたいと思っています。そして、新卒一年目から圧倒的に活躍できる人材になること。それが、僕の短期的な目標です。
その先には、人事として採用に携わる道も描いています。自分自身が、面接を通じて人生を変えてもらった経験があるから。今度は、僕が学生の人生に関わる側へと回りたいんです。
長期的には、自ら何かを立ち上げてみたいという想いもあります。けれど、その前にまずは圧倒的な成果を出し、最高のチームをつくり、互いに高め合えるリーダーになること。それが、今の僕が見据えているビジョンです。
「なりたい自分」になるのに、遅すぎることはない
__ 最後に、これから挑戦しようとしている学生にメッセージをお願いします。
僕が大切にしている言葉があります。「なりたい自分になるのに、遅すぎることはない」というものです。
「もう遅いかもしれない」とためらっている、まさにその瞬間こそ、本当はまだ十分に間に合う。一歩を踏み出して、なりたい自分に近づいていってほしい。これが、僕からの一番のメッセージです。
僕自身、10年近く打ち込んできたサッカーを、高校最後の大会の直前に負った大怪我で、手放すことになりました。あのときの「もっと頑張っておけばよかった」という後悔は、今も、自分の中に消えずに残っています。だからこそ、「やれることがあるのなら、迷わずやり切るべきだ」と、強く思うようになったんです。
そして、もうひとつ信じている言葉があります。
「できないと思った瞬間、人は本当にできなくなる」ということ。
僕は周囲から「自己効力感が高い」と言われることが多いのですが、それは特別な才能でも何でもありません。ただ、自分に「できる」と言い聞かせ続けているだけなんです。
潜在意識の奥に「自分はできる」という確信を置き続けること。それだけで、行動は確かに変わっていく。そして行動が変われば、結果もまた、おのずと変わっていきます。
SIに来てくれた人の背中は、僕が押します。一緒に、なりたい自分に近づいていきましょう。