こんにちは!
SNSマーケティング支援とクリエイタープロダクション事業を展開するSI株式会社です。
今回は、人事部で採用担当を務める無藤蔵之介さんをご紹介します。
2025年4月にSIへ入社。プレイヤーとしてキャリアを積んだ後に、人事部へと昇進。SIへ入社を希望する学生の採用面接や面談を中心に、組織の入り口を支える役割を担っている。月に約50人の学生と向き合いながら、一人ひとりの未来に伴走している。
仲間と本気でぶつかり、学生一人ひとりに本気で寄り添う無藤さんの本音を、聞いてみました。
「慶應だから」を、捨てたかった
__ まずは、長期インターンを始めたきっかけを教えてください。
大学3年の4月、ふと自分を客観視したとき、強い危機感が芽生えました。
僕は慶應義塾大学に在籍しています。大学受験を頑張った末に手に入れた場所です。けれど、あるときひとつの問いが浮かんだんです。「過去の大学受験という成果に甘んじて、今この瞬間に何も成し遂げられない自分は、本当にカッコいいと言えるのか」と。
ちょうどその頃、「慶應だからといって、仕事ができるとは限らない」という言葉を、SNSでよく目にするようになっていました。その言葉に触れるたびに、自分の中で何かが固まっていく感覚があったんです。それなら、「僕は違うんだ」ということを自分の手で証明してみせよう。その想いが、長期インターンへ踏み出す原動力になりました。
学歴という見えやすい肩書きではなく、今この瞬間に出せる成果で、自分の価値を証明したかったんです。
学生に「組織の心臓」を任せる会社
__ 数ある会社の中で、SIへの入社を決めた理由は?
決め手は、SIの裁量の大きさを自分の目で見て確信できたことでした。
面接を担当してくれた人事の方が、僕と同じ大学生だったんです。人事は、組織の心臓と言っても過言ではないくらい組織にとって重要なポジションです。それを、学生に任せるというスタンスに率直に驚きました。「ここまで任せてもらえるんだ」と。
「うちは裁量が大きいんです」と語る企業は、世の中にたくさんあるじゃないですか。でも、それを目に見える形で確信できる会社は、なかなかありません。SIには、その裁量の証拠が、自分の目の前に立っていたんです。
月50人の人生に、向き合う
__ 現在のお仕事について教えてください。
現在は人事部に所属して、主に採用活動と新しい学生との出会いを生む取り組みを担当しています。
採用活動では、SIに入ってくる学生の面接や、就職を見据えた学生のキャリア相談に乗ることが多いです。新しい学生との出会いを生む取り組みでは、いかに多様な学生と出会える接点を生み出すかがカギになります。普通の企業では考えもしないような、斬新な施策を打つことも多いんです。
例えば、学生だけで学生BARを実施したこともあって。仕事として既存の枠ややり方にとらわれず、自分のアイデアを出せる楽しさが、ここにはあります。
仕事だけど、型にハマらず楽しみながらやる。そういう感覚を、自然と持てる環境です。
親身に寄り添うことが、人を変えていく
__ お仕事のやりがいや楽しさは、どんなところに感じますか。
人にダイレクトに影響を与えられることが、一番のやりがいです。
自分が担当した面談や採用面接の中で、相手が仕事や将来に対してより前向きになってくれたり、悩みを少しずつ整理して、笑顔になってくれたりする瞬間がある。アドバイスしかできないこともあるけれど、親身に寄り添い続けることで、相手が一歩を踏み出す姿に立ち会える。
そして、感謝の言葉をもらえる瞬間。あれは、本当に他では味わえないやりがいだと感じています。
無責任な言葉は、かけられない
__ お仕事の中で、一番大変な部分はなんですか?
何より重く受け止めているのは、責任の大きさです。
人の人生にアドバイスをするということは、無責任ではいられない仕事です。だからこそ、しっかりと向き合って、その子の未来を本気で考える。これは大変なことですが、同時に、この仕事の一番の醍醐味でもあります。
特に意識しているのは、相手に想像しやすい未来と臨場感を届けること。そして、僕が一方的に話すのではなく、対話の中で本人が気づくプロセスを一緒に作っていくこと。答えを与えるのではなく、相手が自分の答えに辿り着くまで、隣で伴走することを大切にしています。
連日何人もの学生と話す中で、毎回違うアプローチが必要になります。それぞれの性格や状況に合わせて、寄り添い方を変えていく。時間も労力もかかりますが、その一人ひとりに本気で向き合うこと自体が、僕の仕事の本質だと思っています。
仕事観そのものが、磨かれていく場所
__ SIで担当業務をやってきたからこそ得られたスキルや経験はありますか?
仕事に対する価値観そのものが、磨かれることだと感じています。
将来、どの業界・分野に進むかなんて、正直まだ分かりません。転職するかもしれないし、起業するかもしれない。未来が読めないからこそ、大切なことは「自分が仕事とどう向き合うか」という、仕事に対する価値観の軸を持つことだと思うんです。
「ワークアズライフ」という考え方もあれば、オンとオフを明確に分けるスタイルもある。どんな仕事観が自分にとって最適なのか。これは、実際に裁量を持って働いてみないと、見えてこないものだと思っています。
SIでは、その裁量を学生のうちから任せてもらえる。だからこそ、自分の仕事観が、日々の業務の中で少しずつ形になっていく感覚があります。
数字を追って、初めて成長したと言える
__ SIで働くことを通じて、どんな成長を感じましたか?
本気で数字を追う経験ができたことが、最大の成長です。
「成長したい」
「世の中の役に立ちたい」
色んなビジョンを持っている学生がいると思うんですが、その成長を測る最初の基準は、結局のところ数字だと感じています。
例えば、部活で全国大会に挑戦して、結果として負けた経験があるとします。それでも「成長した」と胸を張って思えるのは、「全国大会に行こう」という目標を立てたからこそ。漠然とした「頑張ろう」だけでは、成長を実感する基準は手に入らないんです。
もちろん、数字で測れないものもあります。でも、測れないものは、数字を追った先にしか辿り着けない。SIで日々向き合う中で、そう確信するようになりました。
もうひとつ、大きな変化がありました。「自分一人では、何もできない」と気づけたことです。
入社前の僕は、「自分がどれだけビジネスで通用するか」を試したい気持ちでいっぱいでした。けれど、いざ働き始めると、周りの仲間のサポートがなければ、自分は何の成果も出せなかったと痛感する場面ばかり。
成長は、一人で達成するものではありません。周りの人と助け合いの循環の中で生まれていくものなんです。それを実感できたことは、SIで得た最も大きな学びのひとつです。
個人で入ってきたけど、チームを勝たせたい
__ SIで働いてから最も印象に残っていることは?
プレイヤー時代所属していた事業部で、ライバル事業部と本気でぶつかり合った日々ですね。
僕がいた事業部には、ずっと意識し続けてきたライバル事業部がいたんです。社内で「事業部として社内一になりたい」という想いが、自然とメンバーの中で芽生えていったんです。
入社時の僕は、「自分がどれだけ通用するか」を試したくて、SIに飛び込みました。ある意味で自己証明欲が、すべての行動の起点になっていたんです。
ところが、いつのまにか自分の中で「チームを勝たせたい」という気持ちが生まれていき、「自分の成果」から「チームの勝利」へ、行動の動機が静かに書き換わっていたんです。
仲間と本気でぶつかり合いながら、ひとつの目標を追いかける。個人で戦っていた頃には絶対に味わえなかった熱量が、そこには確かに存在していました。
仲が良いからこそ、本気で勝負できる
__ あなたの感じる「SIの好きなところ」について教えてください。
「WORK HARD, PLAY HARD」の文化が、心から好きです。
仕事のときも、遊ぶときも、全力で。そのメリハリと根底にある仲の良さが、SIで働く上での何よりの居心地の良さになっています。
SIでは毎月、全体イベントがあるのですが、年齢や入社歴に関係なく、無礼講で全力で楽しめる文化が、僕はすごく好きなんです。プライベートでも一緒に過ごせる仲間ばかりで、その関係性が、仕事にも確かに作用している。
仲が良いからこそ、本気でぶつかれる。本気でぶつかれるからこそ、信頼関係が深まる。その循環が、SIにはあります。
一人でも多くの人を、幸せにしたい
__ 今後の目標や、これから挑戦してみたいことを教えてください。
ビジョンはシンプルに、「一人でも多くの人を、幸せにしたい」です。
プレイヤー時代、マネジメントを経験したときに強く感じたんです。自分が関わったクリエイターさんを幸せにできて、その先にいるリスナーさんまで幸せにできていたという感覚。これは伝播するものなんだなと、確信しました。
だからこそ、その幅をもっと広げていきたい。多くの人と関わって、多くの人に良い影響を与えていく。それが、自分が人生をかけて取り組みたいテーマです。
短期的な目標としては、SIを「日本一の学生組織」にすることに、全力で取り組みたいと思っています。残り一年で完成させるのは難しいかもしれませんが、その土台は必ず作り切りたい。人数の規模はもちろん、社内のメンバーが仕事に前向きで、互いに仲が良く、本気でぶつかり合える__。そんな日本一に相応しいカルチャーを、自分の手で形にしていきたいんです。
どれだけ他人に頼れるか、好きになれるか
__ 最後に、これから挑戦しようとしている学生にメッセージをお願いします。
挑戦するときに大事なのは、どれだけ他人を頼れるかだと思っています。
挑戦の動機って、人それぞれです。「周りと差をつけたい」という動機ももちろん分かります。でも、どうせなら、同じ志を持つ人と一緒に走ることを選んでほしい。その輪を大きくしていくことが、結局のところ挑戦を成功させる一番の近道だと、僕は信じています。
僕自身、最初は「一人で結果を出すこと」にこだわっていた人間でした。でも、走り続けるうちに気づいたんです。自分一人では絶対に届かなかった場所に、仲間と一緒だから辿り着けている、と。
挑戦するなら、ぜひ仲間の存在を信じてほしい。そして、自分自身もその仲間の一人になれるように、人と関わることを楽しんでほしいです。