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属人化は本当に悪なのか

外観検査の世界では、「属人化が問題だ」という言葉をよく聞きます。検査員によって判定が違う。熟練者しか判断できない。だから自動化しよう。AIを導入しよう。そんな説明を見かけることも少なくありません。確かに、目視検査の属人化は存在します。しかし私は、もう一つの属人化があると思っています。それは、外観検査自動化そのものの属人化です。自動化もまた属人的である外観検査の自動化は、装置を買って終わりではありません。照明を選ぶ。カメラを選ぶ。光学系を設計する。検査アルゴリズムを考える。品質基準を整理する。現場に合わせて調整する。どこまでを良品とするか決める。そのすべてに、人の経験と判断が入っています。...

外観検査に魔法はない。自動化が難しい本当の理由

AIが進化した。カメラも速くなった。画像処理も昔とは比べものにならない。それでも、外観検査の自動化は相変わらず難しい。むしろ期待が大きくなった分、「なぜできないのか」が分かりにくくなっている気がします。今回は、私たちが現場で感じている「外観検査自動化の難しさ」について書いてみます。技術の問題ではない外観検査が難しい理由を聞かれると、「AIの性能ですか?」「カメラの性能ですか?」と言われることがあります。もちろん技術的な課題はあります。しかし実際には、技術だけが問題ではありません。私たちが現場で感じているのは、もっと構造的な難しさです。壁その1 コスト外観検査は、製品そのものの価値を上げる...

技術を、現場で続く工程へ。オービットがWantedlyで伝えていくこと

オービットの会社ページを、少しずつ更新しています。見た目を新しくしたかったからではありません。私たちが何をつくっている会社なのか。何を基準に仕事をしているのか。どんな人たちと、どんな関係で働きたいのか。それを、あらためて言葉にしておきたいと考えたからです。私たちが掲げているのは、For HAPPY Visual Inspectionという言葉です。技術をつくって終わる会社ではないオービットは、画像処理やロボットの技術をつくって終わる会社ではありません。それらの技術を、製造現場で使い続けられる外観検査の工程として成立させる会社です。実験では高い精度が出ても、現場では使えないことがあります。...

ロボコンの延長線にある仕事をしています

株式会社オービットは、画像処理を使った外観検査装置を作っている会社です。聞き慣れない仕事かもしれませんが、実際にやっていることはとてもシンプルです。カメラで製品を撮影し、画像処理で良品かどうかを判断し、搬送装置と組み合わせて高速で検査する。つまり、「見て判断する工程」を機械で実現する仕事です。実はロボコンとよく似ていますこの仕事は、ロボコンの経験にとても近いものがあります。例えば、カメラを選ぶ照明を設計する搬送機構を考えるソフトウェアを書く動かしてデバッグするそして最後は、「本当に現場で動くか」を確認します。机の上のプログラムではなく、実際に動く装置を作る仕事です。装置は、思った通りには...

オービットの仕事

オービットは、画像処理やAIの技術を売る会社ではありません。私たちは、製造現場で工程として成立する外観検査を作る会社です。精度が高いだけの検査や、理論的に正しいだけの検査は、現場では役に立たないことが多くあります。私たちが重視しているのは、現場で止まらずに回り続けること、人が運用できること、同じ条件で何台も再現できることです。外観検査を、AIや画像処理だけで魔法のように解決できるとは考えていません。ワークのばらつき、照明条件、搬送の揺れ、人の作業。現場には必ず不確実性があります。その不確実性を無視して「精度が出た」と言っても、設備としては成立しません。オービットは、できないことはできない...

フィジカルAIの別定義

フィジカルAI=「AIが現実世界で“手足”を持ち、実際に動くようになったもの」ただね、人がやっていることを「フィジカルAI」に代替しても、あまり投資効果は出ないと思う。導入コスト、維持費、速度、耐用年数・・・。人がやった方が生産性が高いことの方が多い。外観検査の自動化は「フィジカルAI」と似ている。その業界に25年以上いる経験から。ただAIに、人よりも圧倒的に処理能力が高い”手足”を持たせれば、話は変わる。フィジカルAI=「AIが現実世界で処理能力の高い“手足”を持ち、人がやるよりも生産性が高くなったもの」”人型”よりも、従来の高速メカトロ技術にAIをのせた方が答えに近いような・・・

「会社」って何?

Wantedlyさんの運営から「募集」に「報酬」を書いちゃダメとお叱りが。で思ったのは、「報酬」って表現も「会社が上、従業員が下」な表現だなと。そう考えると、「給与」も「賞与」も。さらには「採用」も「解雇」も。考えてみれば、「会社」って何? 誰?同じ目的のための「従業員」が集まったものが「会社」という概念で、事業を行って得た粗利を、「従業員」個人に半分、そして「会社」という共有のものに半分取っておき、事業の運営のために使う。と考えると「ジョインする」の表現が、納得できる。重要なのは、まず「従業員」が事業によって粗利に貢献しないといけないということ。それができる人たちが「ジョインして」でき...

「賃上げ」に思う

新聞やテレビの「賃上げ」や「賞与」の報道を見て思う。明らかに「会社」が上にあり、「従業員」に対して「会社」が報酬を決める、という考え方だなと。結果として、・「従業員」は、どんどん「受け身」になっていく。「会社」に働かされている感覚に。不満が溜まりやすい。・「会社」は、限られる財布の中でどこまで報酬を出せるか悩む。生産性が変わらない中で報酬を上げれば、確実に苦しくなる。という状態になっているような。事業で得た粗利は、「従業員」と「会社」で半分ずつ分ける。「従業員」と「会社」が協力して、事業を行い、売上を上げ、粗利を増やす。「会社」は「従業員」の集合体。個々でやるより「会社」として協力した方...

3期連続の赤字から学んだこと

2023年6月期から3期連続で赤字になりました。幸いそれまでに大きな貯金があったため、大事にはいたっていません。何が起こっていたか?1999年の創業以来、正直、経営のことを深く考えなくても、それなりの利益がでる状態でした。そこに特需が入り、あっという間に貯金が積みあがりました。あまり経営の知識がない状態で、たくさんのお金を持った状態になりました。ここで大きな失敗をしました。特需に関係ない従業員にも横並びで賞与を出しました。組織を作ろうと人を増やしました。そこに、特需消滅とコロナです。売上は大幅減。売上と報酬の関係が、誰も理解できていないままで・・・。気が付けば、従業員の半数が売上にほとん...

雪の新潟へ

インフルエンザにかかったスタッフの代役で、雪の中、新潟へ。ほぼ10年使っていただいた検査システムの更新のための調査目的です。すでに完全に生産に組み込まれている検査システム。これらの更新が今後の大きな課題になりそうです。HALCON+VisualC++で書かれたソフトウェア。保守できるスキルが有れば、即戦力として活躍できます。

プラスを生む仕事 マイナスを減らす仕事

仕事には2種類あると思います。プラスを生む仕事と、マイナスを減らす仕事。プラスを生む仕事ならば、青天井。大きな成長が期待できます。逆に、マイナスを減らす仕事は、どうしてもパイは限られる。ちょっと便利になるとか、ちょっと効率が上がるとか。人の代わりに、外観検査装置が検査してくれるとか。ただ「マイナスを減らす仕事」の効率を人の2倍にしたら・・・10倍にしたら・・・そこまでやれば、マイナスがプラスに化けて青天井になる。モノづくりの現場に残るたくさんのマイナスを、たくさん化かしましょう!

京都ビジネス交流フェア2026に出展します

2/18-19で京都パルスプラザで行われます、京都ビジネス交流フェア2026に出展します。京都のモノづくり企業の交流会のような展示会。仲間づくりが目的です。外観検査の自動化は、モノづくりの共通課題。みんなで簡単で安くて速い外観検査設備を作りましょう!みんなで、外観検査自動化のテーマを持ち寄って、まとめましょう。みんなで、得意技術を持ち寄って、「簡単で安くて速い外観検査設備」を作りましょう。みんなで、「簡単で安くて速い外観検査設備」をガンガン働かせて儲けましょう。みんなで、実績ができた「簡単で安くて速い外観検査設備」を広めましょう。みんなで、この回転を加速させましょう。ここ京都で確立し、日...

バックオフィス

オービットのバックオフィスを支える2人。総務・経理を一手に引き受けるHさん。彼女の事務能力の高さは、オービットの宝です。役員見習い中の嫁さん。「万が一」に備えて加わってもらいました。ムードメーカー。コミュニケーション能力の化け物。私の第2エンジン。ここがしっかりしているのもオービットの強みです。

人手不足!現場の「外観検査を自動化したい」にすぐに応えたい

なぜ募集を開始したのか?「外観検査の自動化」ビジネスは、人手不足ゆえニーズは多い。しかし、あまり素性がよくないビジネスだと思います。現場ごとに検査対象物はバラバラだし、付加価値を生まない外観検査の自動化には大きな予算はつかないし、外観検査は主観だから、目標も、ゴールもはっきりしていない。予算のないニーズに踊り、納品したら次は、ゴールが見えない消耗戦がはじまる。技術力があっても、資金が有っても、難しいと思います。ただ、深刻化する人手不足。外観検査できないから生産量を増やせない、というのもありえます。誰かが、外観検査を自動化しなければ。私たちは27年かかって、WIN-winで、そして、みんな...

画像処理ライブラリHALCONとともに

HALCONとの付き合いは25年以上になりました。創業当初は、PC上でアルゴリズムは自分で書いて、でしたが、知人から請けた受託開発案件で「HALCONを使って」と指示いただいたのが始まり。2000年ごろの話。で、リンクスさんと業務提携して、しばらくはHALCONを用いた案件の受託開発を行っていました。おそらくリンクスさんのビジネスパートナーでは最古参でないかと。そこからHALCONを用いた外観検査ソフトウェアFlexInspectorのパッケージ売りにシフト。だんだん守備範囲を広げて、今は外観検査設備売りになっています。今でも、基本はルールベースの「標準検査ソフト」。足りなければ、HAL...

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