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目次
はじめに
事業戦略課とは
Q.ベター・プレイスに入社するまでの経歴を教えてください。
Q.ベター・プレイスに入社したのは何故ですか?
Q.これまでのキャリアと比較してベター・プレイスにはどのような独自性や魅力を感じましたか?
Q.事業戦略課立ち上げの経緯を教えてください。
Q.事業戦略課が現在(2025年7月)取り組んでいることはなんでしょうか。
Q.事業戦略課の今後の目標や目指している姿があれば教えてください。
Q.最後に、ご応募を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
はじめに
こんにちは!
株式会社ベター・プレイスで採用担当をしている名取と申します。
本記事では、事業戦略課の三井さんと、同課を統括するマーケティング戦略部ゼネラルマネージャーである佐藤さんにお話を伺いました。
・ベター・プレイスに感じた独自性や魅力
・事業戦略課立ち上げの経緯と現在の取り組み
・事業戦略課の今後の目標と目指す姿
インタビューを読んでいただくと、上記について理解が深まります。
少しでもこんな疑問をお持ちなら、是非最後までご覧ください!
事業戦略課とは
当社では、マーケティング、セールス、カスタマーサクセスといった分業体制を早期に構築し、事業の成長を実現してきましたが、その一方で「個別最適にとどまりやすい」といった構造的な課題も顕在化していました。
こうした課題を解消し、全体最適を図るため、2025年4月に「事業戦略課」が新設されました。また、同年2月にCOO直下で発足した「新規事業企画室」が、組織再編により同課に統合。
現在は、既存事業の戦略立案と新規事業の企画を担う部署として、さらなる成長に向けた挑戦を進めています。
Q.ベター・プレイスに入社するまでの経歴を教えてください。
佐藤:
最初に飛び込んだのは、小規模ながらユニークな保険代理店でした。人数が少ない分、20代半ばでメイン事業である法人保険の部長という肩書をもらい、走りながら学び続けていました。若いうちから現場で揉まれた経験は、自分にとって大きな財産です。
その後、大手の外資系コンサルティングファームに転職し、国内大手の保険会社を対象としたプロジェクトに携わりました。同じ保険領域ではありますが、それまでとはまったく異なる視点を得られたことは、大きな転機になりました。
さらにその後は、業務委託契約というかたちで、以前からご縁のあった経営者の方々の事業を支援していました。
そのプロジェクトが一段落したタイミングで、次に取り組むことを探していたとき、ベター・プレイスに出会いました。「これはすごい会社だ」と素直に感銘を受け、入社を決めたんです。
三井:
これまでは、主にスタートアップ企業のマーケティングや事業推進を担ってきました。
まず、広告デザインの会社でクリエイティブな部分とプロジェクトマネジメントの基礎を築いた後、成長期のITスタートアップ企業へ転職。そこでは上場前から約8年半にわたり、テレビCMからデジタルマーケティング全般、さらにはアメリカ、ヨーロッパなどを中心としたグローバルのマーケティングまで、広範囲なマーケティング活動を経験しました。
その後は女性向けキュレーションメディアのスタートアップを経て、フィンテック系のスタートアップ企業へ転職しました。社員50名規模から上場までを経験し、執行役員CMOやアライアンス管掌執行役員として、組織拡大と事業成長を牽引しました。直近ではBtoBクラウドサービス企業で執行役員CMO、時にはプラットフォーム事業の事業部長なども務めました。
Q.ベター・プレイスに入社したのは何故ですか?
三井:
以前、資産運用に関わる企業にいた頃から、世の中のお金がきちんと運用され、ただ眠らせておくのではなく、個人の豊かさや日本の経済発展につながるように活用されるべきだと考えていました。
しかし、日本の多くの方がリスクを避ける傾向にあることや、資産形成のツールやノウハウにアクセスできるのが一部の裕福な方や金融リテラシーの高い方に限られているという現状に課題を感じていました。
ベター・プレイスはこれらの課題を解決できる手段を提供していると感じ、企業理念にも深く共感したため入社を決めました。
Q.これまでのキャリアと比較してベター・プレイスにはどのような独自性や魅力を感じましたか?
佐藤:
これまでのキャリアでは、どちらかというと富裕層向けのビジネスに携わることが多かったのですが、ベター・プレイスには「一般の方々の資産形成」を支援するという明確なミッションがあり、そこに大きな独自性を感じました。単に資本を大きくしたり、お金持ちをさらに豊かにしたりするのではなく、一般の方々の日々の暮らしに直結するかたちで仕事ができる──そんなところに惹かれました。
また、急成長中の環境で、さまざまなチャレンジができることも魅力のひとつです。
入社当時はまだ20人ほどの組織で、役割も柔軟だったぶん、集客施策やアライアンスにもゼロから関わる機会をいただきました。その後の組織拡大にともない、マーケティングやインサイドセールスのチーム立ち上げも担当し、試行錯誤を重ねてきました。手探りの挑戦を続けるなかで、気がつけば組織は8倍近い規模にまで成長していて、そうした変化の渦中にいられること自体、とても貴重な経験だと感じています。
三井:
これまでのキャリアと比較というわけではありませんが、シンプルに当社の特筆すべき点を挙げるならば、高い理念と明確なビジョンを持ちながら、急速な事業成長を実現しているという点です。
ビジョンは素晴らしいけれど事業成長に課題を抱える企業は多くあります。その反対も然りです。
ベター・プレイスはそのどちらも兼ね備えていると強く感じています。事業が成長しているだけでなく、活動の一挙手一投足が社会貢献に直結していると感じられ、働く上で大きなやりがいを感じられる場所だと思います。
Q.事業戦略課立ち上げの経緯を教えてください。
佐藤:
これまでベター・プレイスでは、「The Model」型の分業体制で事業を推進してきました。効率的かつ合理的な体制だった一方で、構造的な課題も徐々に浮かび上がってきました。具体的には、部門間の連携が不足しがちになり、ツールやデータ、KPIが部門ごとに分断されたり、意思決定が断片的になって部分最適に陥ったりするリスクがありました。
こうした背景から、全体最適を図っていくことが立ち上げの主な目的でした。部門を横断して全体を見渡し、最適化していく役割が求められた結果、事業戦略課が立ち上がったと理解しています。
Q.事業戦略課が現在(2025年7月)取り組んでいることはなんでしょうか。
佐藤:
まずは、予算策定のリードです。
これまでは営業部、カスタマーサクセス部、マーケティング戦略部など、各部門がそれぞれ独自に予算を作成し、それを財務部門が上手くまとめてくれていました。
整合性がまったく取れていなかったわけではありませんが、フロント側での共通認識や、予算に至るまでのロジックにはやや弱さがあったと感じています。
来期以降は、より先を見据えた安定的な事業運営を可能にする予算を組む必要があります。現在は、そのためのロジックを三井さんが構築してくれています。
加えて、現在力を入れているのが「事業支援システムプロジェクト」です。
これまでのシステムは、各部門やチームが個別に最適化して構築してきたため、全体としてはツギハギのような状態になっており、いくつか課題を抱えています。こうした課題を解決し、よりスムーズな業務フローを実現するための共通システムの構築を目指しています。
このプロジェクトは事業戦略課だけでなく、各部署の協力を得ながら進めています。
さらに、アセットマネジメント事業の立ち上げ準備にも取り組んでいます。
こちらは、もともと新規事業企画室が担当していた業務を引き継いだもので、現在は円滑な立ち上げに向けた調査を進めているところです。
Q.事業戦略課の今後の目標や目指している姿があれば教えてください。
佐藤:
事業戦略課を含むマーケティング戦略部全体の部署目標として、「はぐくみ企業年金の持続的成長と新規事業の立ち上げ拡大を両輪で支える戦略実行のハブとなり、データ・マーケティング・企画機能を横断的に連携させて全社目標の実現に貢献すること」を掲げています。
今後の事業戦略課については、いくつかの機能を段階的に持たせていきたいと考えています。具体的には、以下の4つです。※2025年7月時点の部内構想です。
RevOps(レベニューオペレーションズ):収益に関わる全部門の業務、KPI(重要業績評価指標)、データを統合・最適化し、事業の持続的成長を実現するための仕組みづくりを横断的に進めていきます。
新成長企画:既存の枠組みにとらわれず、「はぐくみ企業年金」の非連続な成長につながる新たな挑戦に取り組みます。
新規事業企画:現時点では、アセットマネジメント事業の準備とほぼ同義で進めています
業務改革ラボ:AI活用などを通じて、業務プロセスの抜本的な改革に取り組みます。
こうした機能を通じて、事業戦略課が会社の成長を着実に支える存在になっていけたらと考えています。
Q.最後に、ご応募を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
佐藤:
ベター・プレイスは、これまでの話でお伝えしたように、社会が抱える深く広範な課題に対し、新しいことにどんどんチャレンジしていくフェーズにあります。
「はぐくみ企業年金」の枠にとどまらず、会社のビジョンや経営理念の達成、そしてより良い世界を本気で創ろうとしている会社です。
もし「こんなアイデアがある」「こんなことを実現したい」といった強い思いがある方は、ぜひ私たちの仲間になってほしいです。一緒に良い世界を創っていきましょう。
三井:
当社のCFOはよく自分たちを「異形の金融集団」と表現しますが、私たちはテクノロジーとファイナンスの力を最大限に活用し、理念の実現に挑戦する会社です。
繰り返しになりますが、世の中に「理念はあるけれど力が足りない」会社や、「力はあるけれど理念に欠ける」会社があるなかで、私たちはその両方を高いレベルで追求しています。これを継続的に実現することは、非常に厳しい目標への挑戦でもあります。
そのため、もしかしたら「それは大変そうだな」と感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、そこには計り知れない大きなやりがいと、次の世代のために役立つものをたくさん生み出せる土壌が確かにあります。ぜひ、この挑戦に加わっていただけたら嬉しいです。