当社では、共に会社を大きくしていく仲間を増やすため、社員の紹介による「リファラル採用」を推進しています。今回は、紹介者の岡野さん(ITソリューション部情報システム課:社内インフラ整備担当)と、紹介を受けて入社した瀧元さん(ITソリューション部システム開発課マネージャー:企業年金DXシステム「はぐONE」開発リーダー)をお招きし、その経緯と、リファラル採用の魅力について、採用担当の田口が深掘りします。
1. 最初の出会い:5ヶ月の期間が作った深い信頼関係
田口: 本日はありがとうございます。まずは、お二人の最初の出会いや、どのような関係性かを教えてください。
岡野: 以前の会社で一緒に働いていたのが最初です。当時、私は派遣先の会社の担当者(PL:プロジェクトリーダー)として、瀧元さん含むエンジニアチームの進捗管理などを行っていました。一方、瀧元さんはSES会社の派遣エンジニア(SE)として、主にIoTを用いた農業管理システムの開発などに携わっていました。私が受け入れ側の社員で、瀧元さんが派遣社員という関係性でした。実際に一緒に仕事をした期間は、実は5〜6ヶ月程度なんですよね。
瀧元: そうなんです。短い期間ではあったんですが、非常に濃密でした。
岡野: 個人的にはもっと長い期間、一緒に仕事をしていたような印象があります。立場は違えど、お互いのプロとしての仕事ぶりを間近で見ていたので、自然と強い信頼関係が築かれていきました。
2. 紹介を決めた最大の理由:技術へのリスペクトと安心感
田口: 岡野さんが瀧元さんをベター・プレイスに誘おうと決めた「最大の理由」は何でしたか?
岡野: 一言で言えば、瀧元さんの仕事への取り組み方と、技術力へのリスペクトです。以前の現場でも、難しい問題に直面した時、頼れるのは瀧元さんだという安心感がありました。彼が個人事業主として高いプロ意識を持ってバリバリ働かれていたことも知っていましたから、当社の開発チームに不可欠な存在になると確信していました。リファラルで声をかけるのは、「ただ仲の良い人」ではなく、仕事面で信頼でき、一緒にいて安心感がある人に限定すべきだと考えています。
3. 紹介者としての変化:確実な仕事ぶりによる安心感
田口: 紹介者として、瀧元さんが入社されてから、ご自身の働き方や社内での楽しさに変化はありましたか?
岡野: はい、大きく変わりました。まず、仕事の確実性が増したことによる安心感が向上しました。チームの仕事の質が一段上がったように感じています。ただ、社内で働く上では、馴れ合いや「身内感」は極力出さないように二人で意識しています。変に甘え合わず、プロとしてお互いを尊重する。それはまるで、長年の付き合いがあるお笑いコンビのような関係性かもしれませんね(笑)。
4. リファラル採用のプロセス:簡単さと紹介の条件
田口: リファラル採用のプロセスは、大変でしたか? もし、また紹介するとしたら、どのような方を紹介したいですか?
岡野: プロセスは非常に簡単でした。私が当時の採用担当の北井さんに連絡し、瀧元さんに声をかけた後は、もう採用担当の方が全て対応してくださったので、私はほとんど手間がかかっていません。
瀧元: 途中経過も共有いただいたので、安心感がありました。
岡野: もしまた紹介するとしたら、やはり瀧元さんと同じで、仕事面で信頼できる人です。「一緒に困難を乗り越えられるか」「この人の仕事ぶりを見て、安心感を得られるか」が最も重要です。単なるプライベートの友人を増やす目的では絶対に紹介しません。
5. 選考への決断:キャリアパスとの合致
田口: 瀧元さんにお伺いします。岡野さんから当社の話を聞いて、「選考に進もう」と最終的に決めた理由は何でしたか?
瀧元: 当時、ちょうど契約の切れ目でキャリアについて悩んでいた時期だった、というタイミングの良さもありました。それ以上に大きかったのは、ベター・プレイスの理念や「社会を良くする」という取り組みです。また、私は個人事業主としての活動から、上流工程を扱う事業会社への転職を検討していました。当社の事業内容と、私のキャリアアップの方向性が完全に合致したため、リファラルに関係なく応募したかもしれない、と思っています。
6. リファラル入社の利点:入社前の情報共有
田口: 実際に入社してみて、「リファラル入社で本当に良かった」と思う点はどんなところですか?
瀧元: 意外かもしれませんが、通常の入社と大きな違いは感じていません。プロのエンジニアとして入社する以上、リファラルかどうかは関係ないと考えているからです。ただ、良かった点としては、岡野さんが私の人生に関わることだと認識し、当社の良い点も難しい点も正直に伝えてくれたことです。入社前に、現場のリアルな情報を得られたことは、大きな安心感につながりました。
7. 現在の挑戦と楽しみ:未来を見据えた開発
田口: 現在のお仕事内容やチームで、特に「挑戦的で楽しい」と感じていることは何ですか?
瀧元: 今後5年、10年といった未来を見据えた計画を立て、それに基づいた大きな改修プロジェクトに取り組めることです。直近1〜2年で手一杯な状況ではありますが、その先の未来を見据えて技術選定や計画を考えられるのが、エンジニアとして非常にやりがいにつながっています。これは、短期的な開発だけでは得られない経験だと感じています。
8. 他の社員へのメッセージ:イメージと信頼が重要
田口: 最後に、リファラル採用に興味がある他の社員へ、ぜひメッセージをお願いします。
岡野: まず、私が強調したいのは、「誰でもいい」という軽い気持ちで誘うべきではないという点です。人の人生に関わる重大なことですから、相手の仕事ぶりを評価し、心から「一緒に働きたい」と思える人を選ぶ必要があります。ただ、瀧元さんが入社後に活躍している姿を見ると、リファラル採用という形で声をかけて本当に良かったと心から思います。この成功体験がありますから、皆さんも、ご自身の経験や信頼に基づいた紹介を恐れずにしてほしいです。
瀧元: 誘う側としては、入社するかどうかは最終的に本人が決めることなので、声をかけること自体は気軽に、オープンにで良いと思います。もちろん、岡野さんが言うように、声をかける相手は重要です。大切なのは「この人と一緒に働いていくイメージがあるかどうか」を明確に持つことです。その明確なイメージを持てる人に絞って声をかけ、あとは相手の意思に任せる。それが、会社にとっても、紹介する側にとっても、最も良い結果につながると思います。
田口: 瀧元さん、岡野さん、本日は貴重で具体的なお話をありがとうございました!
今後もベター・プレイスでは、信頼できる仲間との出会いを大切にし、リファラル採用を積極的に行ってまいります。
瀧元さん、岡野さんの対談からも分かる通り、リファラル採用は、単に採用人数を増やすためだけの手段ではありません。
私たちがリファラル採用を推進する最大の理由は、「信頼に基づいた、最強のチーム」を作るためです。
- 🤝入社後のミスマッチ/リアリティギャップを減少させられる:紹介者とのコミュニケーションを通じ、社内のリアルな状況を理解いただいたうえでご入社されるため、一般的な採用経路に比べて入社後のミスマッチが起こりにくいことがリファラル採用の優位性です。
- 🧑🤝🧑困ったときに頼れる人がいる安心感:岡野さんと瀧元さんの素晴らしい関係性のように、何か困ったとき、悩んだ時にはすぐそばに仲間がいます。入社後すぐの環境でも、一人で悩む必要がありません。
- 🔗 紹介は人事へ連絡するだけ:ベター・プレイスの紹介プロセスは非常にシンプルです。ご紹介者の皆様のやることは、「人事にお声をかけていただく」だけ。その後の調整や手続きについては、全て人事採用 担当者が責任を持って対応します。
当社がリファラル採用を積極的に推進する理由は、ミスマッチによる早期離職や在籍中の心身疲弊を減らし、より自分らしく働ける場を皆様に提供したいから。
これは、「やさしい人がやさしいままでいられる世界をつくる」という当社のビジョン達成のためでもあります。
「この人と一緒に未来を作りたい」
そう心から思える仲間が、あなたの周りにはきっといるはずです。あなたの信頼できる人脈こそが、ベター・プレイスの未来を形作る最大の力になります。
ぜひ、あなたの「信頼できる仲間」に、ベター・プレイスの魅力や理念を伝えてみてください。一歩踏み出す行動が、会社全体の動きを大きく変えます。
人事課へお気軽にご連絡いただき、ご協力をお願いいたします!