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Antwayシステムアーキテクト部の酒井です。
私は今年(2023年)の1月にAntwayにジョインしました。
この記事を書いている時点では転職して4ヶ月半くらいですが、
・前職でやっていたこと
・今やっていること
・転職した理由
・実際に転職してみて
といったことについて書きたいと思います。
前職でやっていたこと
前職は株式会社エアトリで、IT部門(IT戦略本部)を管掌する取締役でした。
前職では、Wantedlyでこんな記事も書いています。
「DeNAトラベルからエアトリへ、その先に目指すもの」
https://www.wantedly.com/companies/airtrip/post_articles/144357
元々は2015年にDeNAトラベルに入社したのですが、2018年に親会社がエボラブルアジア(現:エアトリ)に変わってから、様々なことがありました。
2018年:
・親会社がエボラブルアジアに変わり、エアトリとDeNAトラベルのサービス統合を行った
2019年:
・エアトリ(旧エボラブルアジア)とエアトリインターナショナル(旧DeNAトラベル)のIT組織の組織統合を行った
(統合後の組織は、社員:約60名、国内協力会社・業務委託:約20名、ベトナムオフショア:約150名)
2020年:
・サービス統合と組織統合を終えて、さらなる成長に向けて進もうとしていたところ、コロナ禍に見舞われる
・一時は最低限のシステム運用機能だけを残し、社員の休業、外部エンジニアの大幅縮小を急ピッチで進めていた
・それでも、Go ToトラベルやPCR検査事業の立ち上げがあり、関連システムの開発需要が出てきてもいた
2021年〜2022年:
・特に海外はコロナ前までの回復はまだではあるものの、国内旅行はかなり回復していた
・PCR検査事業も、当初の想定以上の展開があり、システム開発を継続していた
・海外旅行関連の開発も、(需要回復に先行して)再開
・エンジニアの採用の再開
ざっと概要を書くとこんな感じでした。
サービス統合・組織統合からのコロナ禍(体制縮小からの回復)と、濃い4年半だったと思います。
今やっていること
つくりおき.jp(https://www.tsukurioki.jp/)のシステム開発・運用をやっています。
2023年の1月に入社して、最初のプロジェクトとして果物販売のプロジェクトにアサインされ、システム周り(自社システム開発、外部システム活用)を担当しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000039424.html
当然ながら、会社が変われば使っている技術要素やシステム構成、開発プロセス等、さまざまな面で違いはあるので、いろいろキャッチアップしながらの開発でした。
今は、新しい機能の開発を進めていて、要件定義から開発まで、システム周りは全部一人で担当、とい感じでやっています。
(他エンジニアのレビューはちゃんとあります。逆に、私も1つのプロジェクトのことしかしてないわけではなく、他のエンジニアのレビューも実施します)
転職した理由
2022年当時、コロナ禍で落ちた旅行需要も徐々に回復し、だいぶ乗り切ったと言ってもいい状態になってきていました。採用も再開していましたし。
しかしながら、(特に海外は)まだ本格回復とは言えず、今後も回復は確実ではあったものの、一気に状況が変わるような感じではありませんでした。
(その後、私の転職後ですが2023年5月に上方修正を発表しており、2023年に入ってさらに回復・成長していることは補足しておきます)
そういった状況の中、「コロナ禍真っ最中は、"今は投げ出せない"という思いでやってきていたけれども、そろそろ自分も次の可能性を考えてもいいのではないか」と思うようになりました。
私の場合は、前職の立場的に1月〜12月の1年任期を毎年更新、という形だったため、辞めるなら年末(かつ、ギリギリに辞任を申し入れるのは避けたい)と考え、2022年8月末ごろ〜9月中旬に期間を絞って、エージェント3社ほどからお話を聞きました。
その中の1社から紹介されたのがAntwayでした。
私がAntwayに魅力を感じたのは、主に以下のような部分です。
成長性
この図がだいぶわかりやすく成長性を表していますが、かなりの勢いで成長しています。
サービス開始からまだ3年ほどしか経っておらず、まだまだ、これからの成長余地も大きいです。
上の図(コーポレートサイトに掲載しているもの)は22年12月までのものですが、23年4月末時点では700万食を突破しています!
(1年後には、「600万食突破!」がだいぶ古く感じると思います 笑)
2021年に15億円の資金調達しているというのも、大きなポテンシャルと成長性を感じる要素でした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000039424.html
(その後、2023年にも8.7億円の資金調達をしています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000039424.html)
また、私がこれまで勤めていた会社は、上場企業もしくは上場企業の子会社でした。
Antwayのように、独立した未上場企業というのは初めてです。
これからの成長余地が大きいことに加えて、その成長に貢献することでのリターンも(うまくいけばですが)期待できる、という部分も大きかったです。
事業領域への興味
エージェントから最初、「フードデリバリー」というキーワードを聞いたときは、真っ先にUber Eatsを連想しました。個人的には、Uber Eatsは家族の食事としてはコストパフォーマンスいいとは言い難いので、ほとんど利用していませんでした。話を聞いた後に、自分でAntwayのことを調べてみると、自社でキッチンを持って調理を行っているということで、それであれば違うかもしれない、と思いました。
また、Antwayでは「あらゆる家庭から義務をなくす」をミッションとして掲げています。
私の家庭については、子供はだいぶ大きくなってきていますが(中3と小6)、子供達が小さかった頃は、「保育園に入れない、待機児童問題」が社会問題になっていて、当初は私の妻も保育園に子供を入れて復職しようとしていたのですが、保育園に入れずに会社を退職し、しばらく専業主婦になっていました。
最近は、保育園の待機児童問題はだいぶ解消されてきているようですが、そうなると次に問題になるのは家事負担であり、つくりおき.jpのようなサービスの需要が高まるのではないか、と思いました。
入社してみて、実際にサービスを利用している方のインタビューに同席すると、つくりおき.jpのことを活用して非常に高く評価していただいている方が多くいますし(「ファンです!」と言っていただいた方もいました)、SNS等で自主的に勧めて頂いている方も沢山います。
多くの家庭に価値を届けられていることは素晴らしいと思いますし、これからも伸びる余地は大きいです。
実際に転職してみて
転職にあたって、現場での開発もやるということは聞いていて、実際に入社してから開発をやっています。
前職では自分で開発する(プログラミング、という意味で)ことはなかったので、私の業務内容として大きく変わった部分ではあるのですが、「IT・システムを通じて事業と会社の成長に貢献する」という自分自身が大切にしている考えは今も前職も変わりません。
前職でも、ベトナムオフショア体制の初期においては、毎月のようにベトナムに行った重要案件の推進を行ったり(設計やロジック検討など突っ込んだ部分にも関わっていました)、PCRの検査システムの立ち上げでは、私以外に1名エンジニアをアサインして、私がビジネスサイドとの要件検討やシステム仕様のアウトラインを作る部分を担って、1ヶ月でシステムを立ち上げたりと、その時々でやれること・やるべきことをやっていました。
今はそれ(私がやるべきこと)の中で開発の割合が一定程度あるので、しっかり開発でも価値を出したいと思います。
(元々、10代の頃からプログラミングやっていて、開発そのものは好きですし)
要件定義から開発まで自分で一貫してやり切ることで、スピード感持って、工数対効果の高い開発ができているんじゃないかと自画自賛しながら(笑)、日々開発しています!
そして今、一緒に働く仲間を絶賛募集中です!
興味を持っていただけたら、一度カジュアルにお話ししましょう!