はじめまして。
事業再生アドバイザー所属の上出と申します。(写真のハムはクライアント先の商品です。)
2023年4月に事業会社から転職して、約1年半が経過しました。
私がLBPへの転職を検討する際に、LBPのWantedlyを参考としましたので、
同じような方に向けて参考になるようなお話ができればと思います。
今まで何をしてきたか(自己紹介)
学生時代には海外駐在に興味があったこともあり、大学卒業後、ヤマハ発動機に入社し、6年勤務しました。
前職では、入社後経理部門に配属され、最初の4年間は本社単体部門に従事していました。
受払業務、原価計算業務、海外源泉税を主業務とし、原価計算システムの子会社への導入等を経験しました。その後、連結決算部門へ異動し、連結決算業務のセグメント、海外子会社パッケージの収集や一部の開示業務等を担当しました。
入社当時に経理部門を志望していた訳ではありませんでしたが、経理部門での経験を経て、会社経営に必要な情報を整理・作成する重要性を理解しました。
一方で、経理部門では経営に関与することはあまり無いものの、会社数値に関わるため、経営に関わるような業務に興味を持つようになりました。
どうしてLBPに入社しようと思ったか
以下の3点にLBPの魅力を感じ、入社を決めました。
1. 会計・財務をベースとした経営に関するスキルを身に着けられる環境
経営に関する様々な知識やスキルを必要とする事業再生の環境が、前職の経理の経験に加えて、経営に関するスキルの向上も図ることができると思ったからです。
2. 現場常駐をメインとするプロジェクト体制
机上の空論となってしまわないように現場の声や状況を重視する姿勢は、より実践的な経営への関与ができるのではと感じました。
3. 少人数のチームでプロジェクトに関与できる環境
3人程度のチームでプロジェクトを回すことが多いため任される仕事の範囲が広く、様々なプロジェクトに携わることで経験値を積むことができる環境だと思いました。
案件で北海道に行った時の写真です。観光地とは違ったいろいろな楽しみがあります。
LBPに入社してみてギャップはあるか
まずLBPのメンバーは優しい方が多いなというのが良い意味でのギャップでした。
コンサルタントに対して論理を重視するため冷淡な人が多いのではという偏見を持っておりましたが、上司や同僚の方々は困っていることがあると忙しい中でも丁寧にフォローしてくれます。
今思うと事業再生という人を助けたいと思う人が多く集まっていることから当然かもしれませんが、最初は新鮮な驚きがありました。
仕事の面では、社内向けがメインだった前職と比較して、求められるアウトプットの質やそれに対するLBPのメンバーの意識の高さを実感しております。
入社前から業種柄分かっていたとはいえ、クライアントから頂いたお金で提供するサービスということに対する責任感とコミットメントを日々の業務で感じております。
働き方の点では、職種が前職と大きく異なることは理解しておりましたし、入社前の面談にて丁寧に説明を受けたため、ギャップはありませんでした。
現在の業務、おもしろさ(苦しかったこと、うれしかったこと)
全ての業務を行っていませんが、現在の業務は事業再生・経営改善支援業務になります。
事業と財務のデューデリジェンスを通じてクライアントの実態調査を行い、会社の現況・窮境要因・改善の方向性を整理します。整理した改善の方向性に従って事業計画書の策定を支援することになります。
前職ではルーティン業務やその改善がメインとなる部分が多かったですが、現在の業務では業種や会社毎によって異なるケースがほとんどですし、幅広い業務に携われることに面白さを感じております。経理のバックグランドのため、財務デューデリジェンスを担当することが多いですが、最近は事業デューデリジェンスを担当するようにもなりました。現時点では自分の知識やスキルにまだまだ課題がありますが、周囲のサポートもあり業務ができていると実感します。
経営者と同じような視点をもって会社を分析して窮境要因・改善の可能性を探すことは難しいですが、毎日学ぶことが多く新鮮な日々です。
また、現場常駐では経営者や役員の方々とのコミュニケーションが多く発生し、そのやりとりの中で信頼を得られることはこの仕事のやりがいになっています。
もし自分と同じように事業会社の経理職から転職すること検討している方の参考に少しでもなれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。