こんにちは!DECENCIAの採用担当です。
本日は、事業企画部マーケティングテクノロジー開発グループの吉村にインタビューをしてまいりました。
マーケティングテクノロジー開発グループについて
私が所属している「マーケティングテクノロジー開発グループ」は、社内では「マーテック」と呼ばれています。
マーテックの役割は大きく3つ。
1つ目は、EC事業のグロースを担う「コマース領域」。事業部門のマーケティング担当者と連携し、経営が掲げる顧客増・CRM強化の戦略実現に向けて、デジタル技術を軸にプラットフォームのあるべき姿をデザインしていく役割が期待されています。
例えば、CRMグループが考えたクーポン施策について、「施策のターゲットはどんなお客さまか」「クーポンを付与する条件は合っているか」「お客さまへの告知から購入後のコミュニケーションまでトータルで考えたときに整合がとれているか」といった施策の目的からコミュニケーションまで含めた全体を意識しながら実現方法を考え、戦略の実現に向けてデジタル技術を通じて貢献していくような仕事です。言われたことをそのまま受け取るわけではなく、「やりたいこと」の解像度を上げて目的を達成するための最適な手段を整えていきます。
2つ目が「データ基盤領域」。DECENCIAはEC事業を主体としており、EC事業はお客さまの行動が全てデータとして見えるところが面白いポイントの1つです。ただ、全ての行動が見える分、データからどのようなお客さまの気持ちを見出すかは活用方法次第であり、データを活用できるような基盤が整っていることが不可欠です。データ活用は各グループがそれぞれ行っていますが、活用するための土台=データ基盤を整えておくことがマーテックの役割です。
例えば新しいツールを導入する際には、ツールの活用方法からデータ活用のあり方を先読みし、導入時には想定していなかったデータ活用にも対応できる設計が求められています。顕在化しているやりたいことだけでなく、潜在的な活用方法も考えて、可能性を拡げておくこともマーテックの役割だと考えています。
3つ目が「コーポレートIT領域」。社員にPCを提供したり、インフラやサーバーを管理したりと、DECENCIAの会社運営における最も土台となる部分を支えています。
組織体制について教えてください
現在、マーテックは4名体制です。
3つの領域それぞれでマーテックメンバー×GDSCメンバー×業務委託メンバーが協業しています。私たちマーテックはお客さまに価値を提供し、事業を成長させるために「どんなシステムを作るか」「システムをどう使うか」を考える部分に注力し、実装するプロセスはGDSCメンバーや業務委託メンバーにサポートしてもらっています。
※GDSCは、親会社であるポーラ・オルビスホールディングスのグループデジタルソリューションセンターの略称で、IT領域の機能を集約して効率化を推進しています。
働く環境について
システム会社やGDSCメンバー、業務委託メンバーといった社外の方と協業する機会が多く、チャットやオンライン会議を活用してリモートベースで働いています。ただ、月1回程度は対面で会話する機会も設けることで、気軽に相談できる関係性を意識しています。
また、社外の方と協業するにあたって、言葉の解釈のズレや社内用語による誤解が生じ、後々になって認識齟齬が発覚するなんてことがないよう、明確なドキュメント作成や日次の進捗確認会等を通じた丁寧なコミュニケーションを大切にしています。
マーテックで働く魅力
大規模プロジェクトの構想作成~実現まで一気通貫で携われる
DECENCIAは事業規模が約50億円、社員数が100名未満のまだまだ小さな会社です。「肌の不公平をなくしたい」というブランドパーパスを実現し、もっと多くのお客さまの肌に関する悩みを解決していきたいです。そのために、PM的な立場で全体を俯瞰し、「どんな目的で」「何をやるべきか」から考え、経営層含めた合意形成を通じたプロジェクトの組成、実現に向けたプロジェクト推進を担います。プロジェクトによっては、100人月規模、期間にして1年半以上、社内外合わせて20人以上のメンバーが関わることもあります。プレッシャーもありますが、自らの手で事業を作っていく実感を味わえます。
社内外のスペシャリストとの協業により、幅広く知識を吸収し、成長できる
マーテックは業務領域が広いため、社内のマーケティング担当や業務委託のSE、時にはデザイナーといった多様なバックグラウンドを持った人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めます。また、デジタル技術の進化をキャッチするためにアンテナを張っておき、広く外部からも情報収集することが必要です。そのため、動き方次第で幅広く知識を吸収できます。
ロジカルさだけでなく、感性も活かせる
ビジネスやシステムに関わる以上ロジカルな考え方は必要不可欠です。ただ、PMとして多くの人の力を組み合わせることや、化粧品という人の感情を動かす商品を扱っているため感性も求められます。お客さまや一緒に働く仲間に対して「どう見せたら響くか」「どんな言葉で伝えるか」といった要素まで求められるのは、化粧品会社であるDECENCIAやマーテックという役割の魅力です。
最後に
—どんな方に参画していただきたいですか?
第一に、知的好奇心が強い方に来てほしいです。システムやITだけではなく、広告やCRMといったビジネスサイドへの関心も含めて、広く興味を持って取り組める方が向いていると思います。そして、デジタル技術を活用して事業成長に貢献していく役割なので、PMやPLのような立場でシステム開発に携わった経験があると心強いです。また、売上の責任者、そのサポート役を担ったことがある方等、なにかしら事業成長に関わったことがある人も歓迎です。
—今後の展望を教えてください。
今までのDECENCIAはプロダクトの機能性について発信してきました。今後は、「その発信はお客さまの心に届いているのか」「お客さまが、ほんとうに求めているものは何か」をさらに深堀していくフェーズかと思います。
「マーテックができることは何か」「お客さまのために何が実現できるのか」。お客さまや事業に本気で向き合うチームでありたいと思っています。
「テクノロジーを活用して、どう事業に貢献していくか」「どんな価値を届けるべきか」を共に考え具現化したいという強い想いをお持ちの方からのご応募、お待ちしております!
ありがとうございました!