サックル歴12年目。ベンチャー企業として成長した軌跡を、エースエンジニアが辿る

サックルにエンジニアが5名しかいない時代から在籍している川崎。
職場環境の変化や、働き方の変化を間近で感じてきたからこそ語れる、サックルの今昔を振り返ってもらいました。

【プロフィール】
・エンジニア兼PM／2011年6月入社
・第二新卒入社。入社1年目は仙台オフィスへ配属。2年目から東京本社へ異動。
・PMとしてメンバー管理を行いながら、Webアプリ開発を担当
・趣味はサウナ、皇居ラン

ただがむしゃらに、目の前のことを着実にこなしてきた

■昔のサックルと、今のサックル■

私が、サックルへ入社した時のエンジニアは5名で、先輩が2名、私と同時期に入社したエンジニアが3名でした。当時お世話になった先輩方は、現在もご活躍されています。
当時は社員も少なく、社内で開発というよりはお客様先で開発する機会の方が多かったと思います。
私も入社して5年くらい、お客様先で開発していました。

2016年に社内に戻ってきてからは、受託開発を担当しています。
現在は、社員がお客様先で開発することはなくなりましたね。
当時、覚えている事といえば、現在よりも激しく仕事していた事でしょうか。ずっと繁忙期のように忙しかった記憶ですね。
どんな案件でも対応し、実績を上げて、信頼を獲得する。
仕事を獲得するには必要なことだったと振り返ると思います。会社に寝泊まりすることもあれば、徹夜で対応ということも昔はありました。
現在は、昔のような働き方も、残業もだいぶ減ったと思います。残業時間は平均で月18時間くらいですしね。

忙しい日々の中でも、思い出に残っている事があるのでご紹介しますね。
私が初めてお客様先で開発をさせてもらった時に、先輩社員に沢山指導してもらったことです。
先輩社員は別のお客様先で開発をしていたので、メールでのやりとりが中心でしたが、右も左もわからないあの頃の自分にとっては、とても心強い存在でした。
担当していた業務についてお客様からご指摘いただいたり、ミスをしてしまったりと心が折れそうな事もありました。先輩社員と毎日やり取りさせてもらう中で、的確なアドバイスやサポートがあったからこそ、今の私がサックルに存在していると言っても過言ではないかと思っています。

つい最近、メールの整理をしていたのですが、当時先輩社員とやりとりしていたメールが残ってまして
残っていた事も驚いたのですが、かなり量のやりとりをしていた履歴があったことにさらに驚きましたね。あの頃は迷惑かけっぱなしだったなという気持ちが大きいですが、今は感謝の気持ちでいっぱいです。
今後は、私自身が他の社員に先輩にしてもらったことができたら良いなと思っています。

現在のサックルは、今まで実績を積んできたことと、きちんと結果や成果を出せれたからこそ、お客様からの信頼を得られ、安定したお仕事が増えています。
様々な案件が増えたことで、社員も増え、自社内開発ができるようになったのは変化ですね。
開発する言語や開発環境もトレンドを取り入れながら開発することが増えてきましたし、社員の経験値やスキルも上がってきたことで、昔よりも効率良く仕事ができるようになったと、私は実感しています。
サックルの開発の構成で多いのは、AWS、Dockerを使用した環境で「Ruby on RailsやReact/Vue.js」を使った開発ですね。今後も、それぞれのサービスに最適な技術を取り入れながら開発していきたいですね。

働き方も、時代に合わせてリモート制度が取り入れられています。
働き方が選択できるようになったので、自分のパフォーマンスが発揮しやすい環境で仕事ができることは社員にとってありがたいことですね。私は出社派ではありますが。

昔から変わらない部分といえば、色々とチャレンジできることもそうですが、社内組織がフラットなことです。だからこそ、『自分の意見を反映しやすく、責任感がある社員が決定権をもって活躍できる職場』だと思っています。社員一人ひとりが自分で考え、自分の責任で行動できるような雰囲気は変わっていませんね。
また、チームでコミュニケーショは以前から密にとっていて、拠点が増えて、在宅勤務が取り入れられたことで、以前よりも会話を大事にしています。

幅広く携わりたい気持ちに、妥協しない

■入社動機■

大学時代にプログラミングに興味を持ったのがきっかけでした。私は、理工学部の数学科に通っていて幸いなことに、授業でプログラミングに触れる機会があったんですよね。
現在、本社は御茶ノ水駅が最寄り駅なのですが、大学のキャンパスも御茶ノ水駅が最寄り駅だった事もあり、私にとって御茶ノ水駅はかなり縁があるようです。

就職活動は、正直、どんなことをしようかあまり考えず活動していました。
当たり前ですが、そんな考えで就職活動をしていたので、卒業後すぐ就職先を見つける事はできませんでした。そのため、地元宮城県へ一度戻り就職しようと考え、Uターンする事にしました。

地元のハローワークで仕事先を探していたところ、サックルの求人を見つけて応募したのが始まりで、今に至ります。未経験でしたが、エンジニアになりたいという気持ちは持ってはいたものの、エンジニアとしてどんな仕事をしたいのかとあまり考えていませんでした。
私は、とことん一つの事を極めるよりは、様々な分野を幅広くできる方が、自分のモチベーションが上がる自分自身の性格は理解していたので、サックルではそれが実現できそうだと感じたのが入社の決め手の一つです。

当時、仙台のメンバーは1名だったので、これからどんどん成長していくスタートアップのようか環境に大変魅力に感じました。また、自社内で幅広い分野のサービスを開発できる事、要件定義から設計、開発、試験まで全てできる事が最終的な入社の決め手になりました。

お客様目線で物事を考える

■私の仕事について■

私は、現在プロジェクトマネージャー（PM）としてお客様と要件定義やスケジュール調整やプロジェクト管理を行なっています。また、私自身もプレイヤーとして設計や開発、テストなどの業務に携わっています。

最近担当しているのは、サブスクのシステムやECサイトや不動産クラウドファンディングなどのサービスを5～6プロジェクトを並行しながら進めていて、掛け持ちしながらなので、よく『大変じゃない？』と聞かれることがありますが、基本的には問題なく進められていると思います。
今のポジションで仕事させてもらっていることに対して、私自身チャレンジさせてもらっていると思っていますし、必ずやり切る！責任があることを意識して取り組んでいますね。
もちろん先輩からのサポートもありますが、いち社会人として、仕事に対する責任や作業していることの責任を感じながら、やるべきことをやり続けていますね。

あぁ、そう言えば大変だなと感じるタイミングありました。
それぞれのプロジェクトの納期が重なってしまう時は、自分の身体がいくつかあったらいいなと思いますよ。

先ほどお話しましたが、私の性格的にとことん一つの事を極めるよりは、様々な分野を幅広くできる方が自分のモチベーションが上がるため、今の環境は大変やりがいを持って仕事しています。
サックルとお客様の関係性は、長期でお仕事させていただいているお客様が多いのでプロジェクトマネージャーとしても仕事がやりやすいですね。

良い関係性が築けているからこそ良い点もありますが、昔はお客様の要望を少し無理してでも請け負ったことで、自分を追い込んでしまったこともありました。
今はルールに則り、対応が難しい場合は次の機会で実現化させたり、代替案などをご提案しながら良好な関係性を続けています。

私自身もまだまだ、プロジェクトマネージャーとして成長段階ではあるので失敗することもあります。
ですが、昔から大切にしていることは、常にお客様目線で考えることです。
時と場合によっては、開発者目線で物事を考える時も必要だと思いますが、お客様がどんな思いや考えでこのシステムやサービスを作りたいのか、客観的な視点で考えることを私は大切にしています。

■一緒に働きたい方のマインドセット■

サックルはチャレンジしやすい環境だと思います。
私自身、仙台オフィスで未経験からスタートし、2年目でもっとチャレンジするために東京本社へ異動してきました。現在は、要件定義から設計、開発など幅広い業務ができるようになったのはサックルで色々とチャレンジできからだと思っています。
失敗も多々ありましたが、失敗の数だけ成長できたと私は感じています。
社内の環境は、イベントや行事が盛んではありませんがその分、気の合う社員同士で飲みに行ったり、お休みの日に出かけたり、ゲームを一緒にしたりと、自然にコミュニケーションが取れる環境だと思ってます。

仕事においても、早い段階から開発や経験したことがない開発工程にチャレンジできる環境だと思うのです。経験の浅い社員でも、ずっとテスト工程を担当するのではなく、個々の能力に応じて開発を担当することもあり、きちんとチームでフォローしながら進められる環境ですね。

成長したい！スキルを身につけたい！という気持ちを持って、その、やりたいことやってみたいことをアピールできる方、自分の考えや思いを話せる方がサックルには合うのではないでしょうか。
例えば、技術的に『こういう言語をやってみたい』や『この工程をチャレンジしてみたい』など手を挙げられると成長スピードは早いのかなと思います。

【PM川崎のある一日】

🕙9:00 　　　　出勤　
🕙9:00-10:00　 10:00からの会議の準備
🕙10:00-11:00 既存案件１の定例会議
🕙11:00-12:30 10:00の会議の社内へのフィードバック等
🕙12:30-13:30　昼休憩
🕙13:30-16:00 進行中の案件のタスク管理や開発、設計などの作業
🕙16:00-17:00 既存案件２の定例会議
🕙17:00-19:00 進行中の案件のタスク管理や開発、設計などの作業
🕖19:00　　　　退勤