【登場メンバー紹介】
白濱隼人さん
筑波大学情報学部を今年9月に卒業、大手インターネット広告代理店にビジネス職にて入社予定。
【機械工学からデータの世界へ。経営人材になりたい、スキル差別化への渇望。】
――本日はよろしくお願いいたします。まずは白浜さんがHogetic Labにジョインするまでの経緯をお伺いしたいです。
僕はもともと、高専で航空宇宙工学という機械系を専攻していて、物理データを分析してエンジン性能が出ているか検証するような研究をしていました。5年生修了時に筑波大学へ編入して、そのタイミングで情報系の学部に転学しました。
大学ではちょっと特殊なのですが、”図書館情報学”という理系と文系の両方が混ざったような学問を専攻していて、初めて人間の行動をデータとして触るようになりました。
このように経歴自体は右往左往しているのですが(笑)、新しい環境が好きなタイプだったので、いろんなことを学んでみたいという想いで選択してきましたね。
――学ぶ環境も専攻も大きな変化があったのですね。Hogetic Labでのインターンに関心を持ったきっかけは何かありましたか?
高専4年時に強制的にインターンに行く機会があったので、インターンという仕組みそのものは知っていましたね。
ただ、大学編入後に同期と自分を比較したとき、僕は情報学という分野を長年学んできたわけではなかったので、『スキルの差別化をしなければいけないな……。』と漠然と思うようになって。
こうした『新しいスキルを獲得したい!』という想いから、インターンを探し始めました。
――差別化の一つとして、データサイエンスに関わるインターンを探していたのでしょうか?
それでいうと、実はもともと『情報や機械系の知識を持ちながら経営ができる人材になりたい』とずっと思っていて。
Hogetic Labに関してもデータサイエンスの文脈ではなく、インターンを検索していた時に“経営”のキーワードがヒットして見つけたことがきっかけでしたね。
――たしかにHogetic Labは”データの力で経営を再発明する”をミッションに掲げていますね。インターン先として選ぶときに、Hogetic Labを選んだ決め手は何かありましたか?
面接の担当がCOO白石さんだったのですが、今までの人生で接してきたタイプの人にはいなくて(笑)。白石さんの「とりあえずやってみようよ!」という言葉と、その雰囲気に純粋に惹かれて、ここにジョインしてみようという気持ちになりました。
Hogetic LabのValueにも”行動こそ価値である”という価値観がありますが、それを体現されている方なのだな、と感じましたね。
【やりたいことベースで選べる環境で、見出したアナリストの魅力。】
――白石さんのインパクトがよほど強かったのですね(笑)。実際にHogetic Labにジョインして、それまでに抱いていたイメージとのギャップは何かありましたか?
そもそも会社で働くという経験がないところから、長期インターンとしてガッツリ働くようになったので、『スタートアップで働くとはこういうことなのか!』と、いい意味で衝撃は大きかったですね。これを初めて体験できたのがHogetic Labで良かったと思います。
ーージョイン後はどういったプロジェクトに参加されたのでしょうか?
まずHogetic Labではインターン生の『自分が何をやってみたいのか?』を尊重してくださるので、そこをベースにプロジェクトも提案していただきました。
そうして興味のある分野のサービスがプロジェクトの選択肢にもあったので、アナリスト業務として大手IT企業のサービスにおける営業・経営ダッシュボードを作る業務から入って、クエリを作る研修も兼ねてスタートしました。
ダッシュボードを作るためにはSQLでデータを可視化する作業が必要となるので、実務上初めて実装するところまで経験できましたね。
――インターン生の方でもアナリストからエンジニアに移行したりと、ジョブローテーションされる方もいらっしゃるようでしたが、白浜さんはアナリスト一本でやってきた理由は何かあったのでしょうか?
僕自身、エンジニアのスキルは強みではないと自覚していて、業界知識を深めてコンサルティング業務ができることにスキルとして注力したいという想いがありましたね。
幼い頃からテレビ東京の経済番組を見ていたのですが(笑)、おのずと俯瞰で見る癖がついていたので事業を考えることが好きでしたし、その時から漠然と市場開拓や経営したいなと思うようになっていて。
ただ、プランナー視点やマーケ視点での視座はむしろ欠いているという自覚があったんです。だからこそプロダクトの価値は何なのかを考えたかったですし、そうした時にアナリストが先陣をきっていく立場だと感じて、アナリスト一本でやってきました。
とはいえ、僕は考えることが好きなのですが爆発してしまうので……、そこで周りの社員の方々が修正してくださったり、提案してくださったりするなかで、僕自身の考え方もいい意味で変わっていったと実感しています。
【アナリスト起点でキャリアを築いていきたい、インターンで迎えたターニングポイント。】
――スキルの差別化としても、自身の苦手意識を克服する意味でもアナリストでやっていくと決めきっていたのですね。実際に業務を進めるなかで、苦労したことは何かありましたか?
最初のプロジェクトがまさにそうで、僕は内向的な人間なので、質問をしたり誰かに相談を持ちかけることができなくて。ダッシュボードを作る際にもとても時間がかかってしまったんですね。
そんな時にCOOの白石さんや担当の上司社員がフォローしてくださって。こうした周りの助けがあったからこそ、今までやってこれたと実感しています。
――自己開示に慣れていないと、人に頼るのも難しいですよね……。ご自身でも変化を感じられたかと思いますが、インターンを通してスキルとして得られたことは何かありましたか?
2つ目のプロジェクトでアプリサービスのマーケ分析を裏で担当していたのですが、そこがターニングポイントになりましたね。
新人のアナリストでも、先方の意思決定層と対等にコミュニケーションをとることができる立ち位置だったのですが、自分の単なる意見ではなくアナリストとしてデータをもとに改善案を提供できるというスキル・経験が、そのあとのキャリア形成に大きく影響しました。
なにより、業務としてもすごくやりがいを感じていましたね。
――新人でもその立場で関わる経験は貴重ですね。キャリア形成にも影響したとのことでしたが、それまではアナリストとしてのキャリアは考えていなかったのですか?
そうですね。それまでは高専での機械工学の背景もあり、衛星通信事業者で衛星サービスを作ってみたいなと業界も業種もまったく違う業界を考えていました。
アナリストを起点にキャリアを築いていけたらいいなと思ったのは、まさにHogetic Labでのインターンがきっかけでしたね。
【キャリア観も、仕事のスタンスも。周囲の助けでガラッと変わった価値観。】
――インターンを経てキャリア観もガラッと変わったかと思いますが、アナリストを視野に入れてからどういった就活をされていたのですか?
アナリスト採用で探していたのですが、“ビジネス職×アナリスト×新卒”の募集が全然なくて。探し方も特殊だったのですが、転職サイトを見ていました(笑)。
ビジネスアナリストを募集している企業を探して見つけて、「新卒採用枠はありませんか?」と直接連絡していましたね。
――新卒就活で転職サイトは新しいですね(笑)。今後のキャリアを検討していくうえでも、Hogetic Labで働く意義に感じたことは何かありましたか?
僕は、僕自身に何もないなかで育てていただいたタイプの人材だと思うのですが、純粋にキャリアの方向性を見定める観点で感じることが多かったです。
メンターとの1on1やプロジェクト担当の社員さんと関わるなかで、コミュニケーションがたくさんとれるので、キャリアやスキルの相談に親身に乗ってくださる環境なのはすごくいいポイントだったと感じています。
プロジェクトごとにメンターが変わってもずっと助けられてきたので、人との出会いという面でもHogetic Labの環境は本当に良かったなと思いますね。
――メンバーの皆さんがそれぞれの企業で活躍されてきたからこそ、経験値の高さや視野の広さが白浜さんにとっても大きなサポートになっていたのですね。さまざまな変化と出会いを経てきた白浜さんから、インターン選びに悩んでいる学生の方々に何かメッセージをいただきたいです。
スキルを学ぶこと自体は、今の時代であればネットや本を読んで学べることだと思います。ただ、ビジネス観点でいうと、自分の考えを誰かに壁打ちしてブラッシュアップするには人との出会いがすごく大事だと感じています。
Hogetic Labには、相談すれば親身になって考えてくれる方々がたくさんいらっしゃるので、自分の考えを言語化できることもHogetic Labならではのおすすめポイントだと思います。
就活での基準も伴走してくださる社員や環境に惹きつけられて意思決定していたので、僕にとってはキャリアの軸としても確実に、Hogetic Labの影響が大きかったですね。
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