社員のホンネシリーズ第四弾です!
今回はCAIO(最高AI責任者)として活躍する本田さんです!
安定した大手インフラ企業からスタートアップに飛び込んだきっかけや、
これまでの経験、技術を高める上で大事なことなどを語っていただきました!
プライベートではジムを掛け持ちするくらい筋トレに熱心で、
最近では肩幅が大きくなり、手持ちのスーツがキツくなってきたそうです。笑
技術力UPにつながるヒントもお話ししてくださったので
ぜひ最後まで読んでみてください!
これまでの経歴を教えてください!
学生時代
大学では工学部の機械工学科に所属し、ロボットアームを使った工場自動化の研究に取り組んでいました。
AIとカメラを組み合わせて物体をリアルタイムで識別し、その結果をもとにロボットアームを制御するという、“AI×ロボット”の連携をテーマにした研究です。
当時の研究室はロボット工学が中心で、AIの専門家はほとんどおらず、今のようにAI活用のハードルが低い時代でもなかったため、すべてが手探りでした。
それでも試行錯誤を重ねるうちに、「もっとAIを深く学びたい」「AIを人の役に立つ分野で活かしたい」という思いが強くなりました。
その思いから別大学の大学院を受験し、「医療×AI」をテーマにした研究室へ。
工学系出身の教員に加えて医師も在籍し、学生の約3割が海外からの留学生という多様な環境で、MRIなどの医療機器が並ぶ研究室はまるで別世界のようでした。
異分野の人たちと協働しながら研究を進める経験は、今でも自分の財産になっています。
前職の関西電力時代
大学院を卒業後、関西電力に入社しました。
就職活動でも「AIを使って人の役に立ちたい」という軸を持っており、AI・データサイエンスに積極的に取り組む姿勢と、インフラ企業として人々の生活を支える使命感に惹かれ、入社を決意しました。
通常、新卒社員はまず現場配属からスタートしますが、私は入社直後からデータサイエンスを扱う部署に配属されました。
この配属が、のちに今の会社に繋がるきっかけになりました。
関西電力では、
- 火力発電所内部の点検をロボットで自動化するプロジェクト
- 関西エリアの電力需要予測
- エビ養殖の高度化支援
- LNGプラントの運用計画最適化
- 人流解析を活かした地域活性化プロジェクト
など、入社直後から多様なテーマに挑戦することができました。
AIを「便利なツール」としてではなく、「仕事の仕組みを変える力」として実感できた期間でもあります。
所属していた部署は、関西電力とアクセンチュアの社員が同じメンバーとして働く環境で、異なるバックグラウンドを持つ人たちと協働する刺激的な環境でした。
そして、そこで直属の上司になったのが、当時アクセンチュアから来ていた現STAR AI代表の吉田さんです。
大手安定企業からスタートアップに入ろうと思ったきっかけはなんですか?
ホンネシリーズなので、正直に答えると「病気になったから」です。
実は以前から吉田さんに一緒に仕事をしないかと誘っていただいていました。
前職に不満がなかった訳ではないですが、それほど出たいというまでの熱量に至らず留まっていました。
そんなある日、“死”を意識するほどの大きな病気にかかりました。
その経験をきっかけに、「人生は一度きりだし、やりたいことにチャレンジしてみよう」と強く思うようになりました。
関西電力では、どうしても“関電に関する領域”の仕事が中心になります。
でもSTAR AIなら、さまざまなクライアントや業界と関わりながら、
もっと幅広く「人の役に立つもの」を届けられると感じました。
また、前職では組織の層が厚く、若手が大きな裁量を持つことが難しい環境でもありました。
だからこそ、自分の力を試し、より主体的に仕事ができる環境に身を置きたいと思ったのも、転職を決めた理由の一つです。
これからしたいと密かに思っていること
これからは、ゆくゆく自分でも事業開発に携わってみたいと考えています。
データサイエンスやAIに限らず、IT技術はあくまで“手段”であり、
結局のところ「どう使うか」で価値が決まり、社会を動かすのは“人”だと思っています。
だからこそ、技術を通じて人の役に立つサービスを生み出す側にまわりたい。
そんな想いを少しずつ形にしていきたいと考えています。
そのためにも、そして会社をスケールアップさせるためにも、
今は一緒に働くメンバーの育成に力を入れています。
会社がより大きく成長していくためには、メンバー一人ひとりのスキルアップが欠かせません。
チームが強くなれば、会社としても個人としえも挑戦できる領域が広がってくと思っています。
また、これからは案件の実行にとどまらず、
新しい案件を獲得する動きや仕組みづくりにも挑戦したいと考えています。
会社をさらにスケールさせていくために、営業的な視点も磨きながら、
自分自身の次の成長テーマとして取り組んでいきたいです。
技術力を高める秘訣を教えてください!
技術力を高めるためには、まず**「自分の現在地を知ること」**が大切だと思っています。
今の自分に足りていないスキル、そして逆に得意としている分野を把握することで、
自分の武器を磨いたり、理想とのギャップを埋める行動につなげることができます。
とはいえ、「何が足りていないのか」を知るのは簡単ではありません。
そんなときに一番効果的なのが、できる人を見て自分と比較することです。
「この人はできているけど、自分にはまだ足りないところは何か?」を棚卸しし、
その情報を集めていくことが、成長の第一歩だと思います。
時にはその人に直接アドバイスをもらったり、質問してみるのも有効です。
そして、スキルを磨くためには、**仕組み化**と**できる人の真似**の両方が大切だと思っています。
成長の近道は、やはり「できる人のやり方を観察して、真似してみること」。
「あの人はどう考えて、どう動いているのか?」を意識して見ることで、自分にはなかった発想やアプローチを吸収できます。
そこから自分なりの型を作り、日々の習慣として積み重ねていくことで、確実に力になります。
具体的には、こんな習慣をおすすめします👇
- 毎日、技術に関する記事を1つ読む
- 技術情報を発信しているSNSアカウントをフォローして、最新情報を自然に得る
- GitHubのソースコードを読んでみる
- 他の人が作成した過去の資料をあさって理解を深める
- 案件で一緒になった人のスキルや思考を“盗む”
(再現性を高めるために「なぜそう考えたのか」という背景まで押さえるのがポイント!)
弊社では、ほとんどの案件をチームで進めているため、
他のメンバーから自然とスキルを吸収できる環境があります。
わからないことがあれば、気軽に質問できる雰囲気もあります。
一緒に技術を磨きながら、成長していける仲間をお待ちしています!
本田さんありがとうございました!
わからないことがあれば本田さんに聞けば解決する!
くらい信頼と技術を備えているCAIOのホンネでした。
ここにはチャレンジできる環境に加え、スキルアップができる体制があります!
少しでも気になった方はお気軽にご連絡ください。
転職は今のところ考えていないけれど、
「このメンバーと話したい」
でも大丈夫です◎
ここまで読んでくださりありがとうございました!
第五弾も近々公開いたしますのでぜひチェックしてみてください⭐️