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目次
紙とFAXに囲まれていた医療現場で、芽生えた“違和感”
病院からIT業界へ。データ分析も経てALTURA Xへたどり着くまで
“医療のドメインエキスパート”として、現場とプロダクトの橋渡しに挑む
「やりきる」と決めて、“相手視点”に立ち続ける
仕組みをつくる。チームを育てる。そして、未来を届ける
メッセージ──“現場を知る人”だからこそ、できることがある
紙とFAXに囲まれていた医療現場で、芽生えた“違和感”
「もっと現場がラクになる仕組み、あるはずなのに——」
ALTURA Xのドメインエキスパート、小島 幸平(こじま こうへい)さんは、もともと病院の医療事務として8年以上のキャリアを持つ。その現場で日々感じていたのは、“ITの不在”だった。
患者対応、診療報酬請求、施設基準の管理……すべてが紙と手作業で。仕組みが整っていないから、いつも“人”で頑張るしかなかった。でも、本来こういう繰り返しの作業って、もっと仕組みで解決できるものなんですよね。
そう語る小島さんは、働きながら独学でプログラミングを学び、院内の業務改善ツールを自作して導入するなど、“現場発のDX”を試みてきた。
病院からIT業界へ。データ分析も経てALTURA Xへたどり着くまで
事務長としてのキャリアを経て、小島さんは病院を離れ、ITの世界へ転身する。Web制作会社での開発、医療データ分析会社でのアナリスト職など、様々な立場を経験した。
でも、どこか“現場から離れていっている”感覚があって…。やっぱり、自分がつくった仕組みが“実際に使われて、感謝される”ところに立ち会いたいと思ったんです。
そんなとき出会ったのが、ALTURA Xだった。
医療現場で培った経験を活かして、本当に“使われる”仕組みをつくれる。ここなら、現場とプロダクトの“あいだ”を担えると思ったんです。
“医療のドメインエキスパート”として、現場とプロダクトの橋渡しに挑む
現在、小島さんはカスタマーサクセスとプリセールスを統括する立場として、導入支援から活用定着、運用改善、プロダクト改善まで、顧客接点のすべてを担っている。
CSといっても、ALTURA XのCSは“操作サポート”で終わらない。現場でどう運用されているか、何がボトルネックかを見極めて、チームと連携しながら仕組みごと改善していく。その姿勢が、ALTURA Xらしいと思っています。
スタートアップならではのスピード感と裁量の大きさの中で、小島さんは“ドメインエキスパート”としての視点を活かしながら、プロダクトの進化に貢献している。
「やりきる」と決めて、“相手視点”に立ち続ける
現場出身者として、小島さんが一貫して大切にしているのは、「最後までやりきる」と「相手視点で話す」こと。
説明のとき、自分の知識量を前提に話しちゃダメなんです。お客様の理解レベルに寄り添って、ちゃんと“伝わる言葉”で話すようにしています。
また、新しく入ったメンバーに対しても、業務フローだけでなく「検診業界」「施設のオペレーション」「自社プロダクト」の3点を理解してもらうことを重視。マニュアルに頼るだけでなく、OJTで一緒に現場に入り、フィードバックを繰り返す文化を育てている。
仕組みをつくる。チームを育てる。そして、未来を届ける
今は、CSチームを“仕組みで回せる組織”にしていくのが目標です。属人化せずに、高い品質で導入支援ができる体制を整えたい。
また、自身の役割は“導入担当”にとどまらず、「プロダクトと顧客の価値をつなげる」ことにあると語る。
導入して終わりじゃない。その後も価値が届いているかを確認しながら、プロダクトと現場をつなぐ。そんな存在でありたいと思っています。
メッセージ──“現場を知る人”だからこそ、できることがある
医療現場で“なぜ?”を感じたことがある人には、ALTURA Xはすごくフィットすると思います。
ここには“ただの導入支援”を超えて、社会の構造を変えていこうという意志がある。その中で、現場を知る人の視点って、本当に価値があるんです。
ALTURA Xは、まだ正解のない現場と仕組みを行き来しながら、新しい“あたりまえ”をつくろうとしている。その橋渡し役を担いたい人にとって、小島さんのようなキャリアは、きっと希望になるはずです。