皆さんこんにちは!キュービックの三浦です。
今回は22新卒であり、現在は人事の新卒採用でマネージャーをされている近藤彩香さんのインタビュー記事を作成しました。
実は同い年な僕としても、近藤さんがキュービックでどういう活躍をされてきたのかを時間をかけて深掘りすることができる貴重な機会なのでとても楽しみです!
【プロフィール】
近藤 彩香:新卒採用グループマネージャー
22新卒。大学3年生の頃からインターン生としてキュービックにジョイン。マーケターとして入社しながら採用業務にも携わり、今年から人事にフルコミット。現在は23卒、24卒を対象とした新卒採用グループのマネージャーとして活躍。
三浦:マーケティング・オペレーショングループ(インターン)
<聞き手&編集=三浦>
入社経緯
三浦:早速ですが、近藤さんが、キュービックに入社するまでの経緯や入社を決めた理由を教えてください。
近藤:就職活動は大学3年生の夏から始めて、当初は大手の総合商社を中心に見ていました。中々結果が出ない中、面接を通して自己分析を重ねていくうちに、「大手企業よりもベンチャー企業の方が自分には向いているのでは?」と思うようになって、大きく方向転換しました。 そこでキュービックに出会って選考に進みました。
三浦:具体的にご自身のどういったところがよりベンチャー企業向きだと思ったのでしょうか?
近藤:就職活動当時は、”30歳までにマーケティングのコンサルとして独立したい”という目標がありました。早いうちに裁量権のあるポジションに就いてキャリアを形成したいと強く考えていました。
三浦:その想いを面接で伝えるとなると…苦戦しませんでしたか?
近藤:苦戦しましたね。特に大手企業の面接官にビジョンを語っても受け入れてくれる企業さんは中々見つかりませんでした。
三浦:会社から将来的に出ていくことが前提になりますからね。
近藤:そうですね。就職活動を進めていく中で、裁量権のある環境は大手よりベンチャーの方が早期に手に入ると思いました。組織としての未開拓領域が広い分、自分が手を上げればチャンスを掴みやすいのかなと。
三浦:そこで軸を移してキュービックに出会ったということですね。キュービックへ入社を決めたのはどういう理由だったのですか?
近藤:大きく理由は2つあって、1つは先ほどもお話ししたような大きな裁量権をもって働くことができる環境があったという点です。
三浦:恐らく近藤さんが入社を決めた頃のキュービックは、従業員数も今の半分以下くらいですよね?
近藤:そのくらいだったと思います。会社として非常に若い段階で、ここに身を置けば裁量権をもって働くことが出来て、早期に成長できると思いました。 もう1つの理由は、人です。代表の人柄と社員の雰囲気が凄く魅力的でした。
三浦:…なんとなくイメージできます。
近藤:内定をいただいた時、なぜ内定をくれたのか理由を小池さんに直接聞いてみました。「近藤さんの素直で真っ直ぐな部分を、僕たちはすごく良いと思った。」って言ってくれました。 自分の素の部分を見てしっかり評価してくれたのは、キュービックが初めてでした。
三浦:内定後は少し考える時間があったのですか?
近藤:いえ、即決でその場で承諾しました。小池さんだけではなく、他の社員さんとも話したのですが、「この人たちと一緒に働きたい!」と思う人ばかりでした。
三浦:決断力がすごいです。社員さんについては、どんなところが良かったと感じたのですか?
近藤:本当に個性的なメンバーが集まっていて、仲の良さや仕事に対しての本気さみたいな、雰囲気がとにかく気に入りました。具体例を挙げると、同期の山本です。山本は私より1か月先にキュービックでインターンを始めていたのですが、既に大型案件を1人で担当していました。同い年の学生がこんなに大きな責任領域を担っていて、爆速で成長している姿を見て、驚いたのと同時に「こんな同期がいたら刺激になる」と思いました。
三浦:近藤さんの負けず嫌いが垣間見えました。(笑)
【新卒採用グループマネージャー:近藤】
業務内容
三浦:キュービックでは内定から就職するまでの期間でインターン生としてアサインすることができますが、近藤さんはどういった形でキュービックで働き始めましたか?
近藤:私は大学3年生の2月に内定を受諾して、3月からインターン生として働き始めました。
三浦:かなりスピーディーなアサインだったのですね。具体的にはどういう業務から取り組まれましたか?
近藤:マーケターとしての採用でしたが、まず初めに取り組んだのは22新卒の採用業務です。
三浦:ちょっと待ってください!(笑)22新卒ということは近藤さんの同期にあたる人たちですよね?
近藤:そうなりますね(笑)具体的には新卒向けのインタビュー記事作成を最初に取り組みました。 (記事:https://www.wantedly.com/companies/company_8840433/post_articles/314594)
三浦:どんな内容の記事を作成されましたか?
近藤:私と先ほど出てきた同期の山本の働き振りを、インタビュワーの小池さんが掘り下げていって「キュービックには大学3年生でもこれだけ裁量権の大きな仕事ができる環境がある」ということに焦点を置いた記事です。
三浦:近藤さんと山本さんでしか作れない記事ですね。
それ以外の採用業務は何かやられてましたか?
近藤:インタビュー記事の作成と同時進行で22新卒の一次面接を担当していました。最初の1ヶ月はその2つをメインに働いていましたね。
三浦:いきなりキュービックの裁量権の大きさが窺えるエピソードですね。それ以降はどのような業務に取り組まれましたか?
近藤:広告事業部の仕事を始めて、2ヶ月目からアプリゲームの広告運用、3ヶ月目からはアカウントプランナーとして実際にクライアント企業に提案や報告を行っていました。
三浦:たった3ヵ月でマーケターの仲間入りを果たしたのですね。
近藤:そうですね。実際に広告を運用してクライアントワークを行いつつ、それと並行して先ほどの採用業務に取り組んでいました。
三浦:どんどん責任領域が広がっていきますね。
近藤:任せてもらえる案件数も増え、広告事業での領域も広げながら採用業務も行っていたので、1つの領域でというより、幅広く関わらせてもらっていました。
三浦:業務の入れ替わりも目まぐるしいですね。現在はどのような業務をされていますか?
近藤:現在は、マーケ職から手を引いて人事の仕事にフルコミットしています。
三浦:どういった経緯で人事に専念することになったんですか?
近藤:今年の1月までは広告事業と人事の仕事に並行して取り組んでいたのですが、私としてはどちらも中途半端な状況になっていると感じていました。
三浦:それでどちらか片方にしっかり集中したいという相談をされたのですね。
近藤:そうですね。相談した後に上司と小池さんから新卒採用を任せたいというお話をいただいて、2月からはマネージャーとして23卒や24卒の新卒採用を担当しています。
三浦:ものすごいスピードで色々な仕事を経験してきて、新卒一年目でマネージャーとして働いているという…まさに入社当時に期待していた通りの裁量権の大きさと成長を実現されていますね。
キュービックに入って成長したこと
三浦:短い期間で沢山の業務を経験されてきた近藤さんですが、キュービックに入って成長したと感じることはどんなことですか?
近藤:一番変わったと思うのは、会社視点で物事を見ることができるようになったところだと思います。
三浦:それは働く上で非常に大きな成長ですね。
近藤:インターン期間から色々なことをやってきましたが、当初は会社がどうなっているかとか、所属しているチームが会社全体の中で何を求められていて、さらにそのチーム内では自分に何が求められているのかということをあまり考えていませんでした。とにかく目の前の仕事をこなすことに精一杯でした。
三浦:近藤さんの今のマネージャーという立場では会社視点という考え方がとても重要になりそうですよね。
近藤:正に仰る通りで、実際、マネージャーになってから視点の変化を実感していて、小池さんが何を考えているかとか、今後どういう会社をつくっていきたいのかというところから採用の求める人物像を決定していくという逆算的な考え方が少しずつできるようになってきました。
三浦:会社視点で動けるようになる要素には自分自身がある程度裁量権をもって働いてみないと見えてこない部分も多くあると思うので、それを新卒のこの時期で実感できているのはキュービックの環境ならではかもしれませんね。
近藤:あとは自分の強みを自覚できたことも成長した点だと思います。
三浦:「自覚」ということは自分では意識できていなかった長所が見つかったということですか?
近藤:はい。「人に対して固定観念なくフラットな目線を向ける」とか「ある人の得意なことを意識しながら自分の動き方を決める」という自分が当たり前のようにやっていたことが、仕事として人事に関わった時に初めて強みとして認識できました。
三浦:人事という仕事がキーポイントになったということは、マーケターとしてだけのキャリアでは自覚できなかった強みになりますね。
近藤:この成長はマーケ職でありながら採用業務に関わることができて、人事に専念したいと思った時にそれを受け入れてくれたキュービックという環境があったからだと思っています。
三浦:柔軟に挑戦できる環境、そして自分の意思決定が尊重される裁量権ある環境が、近藤さんに強みを自覚させてくれたのかもしれないですね。
入社前後でのギャップ
三浦:お話からはまさに期待通りの環境で働けているように思えますが、逆に入社前の期待とギャップはありますか?
近藤:キュービックが掲げているマインドの一つに常に期待を上回るアウトプットへ挑戦する「凌駕」というものがあって、会社から求められるアウトプットの水準は期待以上に高いですね。
【Cubicの価値基準 / マインド】
三浦:特にそれを痛感したのはどのタイミングでしたか?
近藤:以前に目の前のタスクをこなすことを優先しすぎるあまり、上司の考えを反映しているばかりで、アウトプットに「自分らしさ」がないと言われたことがあります。そのフィードバックはかなりハッとさせられるもので、今でも仕事へ向き合う上で強く意識しています。
三浦:たしかに求められている成果物のレベルは高そうですが、僕は周囲の上司の方々が「仕事」を通じて近藤さん自身に寄り添ってくれているようにも感じました。
近藤:仰る通りです。入社前に期待していた裁量権の大きさに加えて、常に現状よりも1つ上のレベルを意識して働くことができて、なおかつその達成を促してくれる環境のおかげで期待以上のスピードでキャリアを形成できていると思います。
三浦:仕事を通じて常に社員の成長を促してくれる会社なんだなと感じました。入社前のキュービック像と入社後のキュービック像はどのくらい重なっていますか?
近藤:80%は期待通り重なっていて、残りの20%は先ほどの会社に求められている水準の高さなど良い意味でギャップがありますね。
今後の展望
三浦:それでは最後に近藤さんの今後の展望をお聞かせください。
近藤:まずは目の前の23新卒や24新卒の採用を成功させるというのが今の目標です。その先に考えていることとしては、今は採用しか関わっていないですが人事の色々な領域にチャレンジしていきたいと考えています。
三浦:具体的に関わってみたい領域はありますか?
近藤:人材育成の領域は大きな関心を持っています。キュービック自体も研修をしっかり仕組み化して教育フローを整備していく段階に来ているので、将来的に力を入れて取り組んでみたいですね。
三浦:仕組みの設計に関われるのもベンチャー企業ならではのフェーズですね。キュービックらしさについて近藤さんだから話せる視点でお話を色々と聞くことができて良かったです。ありがとうございました。
【近藤(右)とインタビュワーの三浦(左)】
今回は22新卒として入社してたくさんの仕事に取り組み、今では新卒採用のマネージャーとして活躍されている近藤彩香さんからお話しを伺いました。
近藤さんのキャリアだから話せるテーマでありつつ、キュービックの会社像がよくわかる内容になったと思います。
キュービックに少しでも興味を持った方は他の社員のインタビュー記事もあるので、 以下からぜひご覧下さい!