皆さんこんにちは!
INTのストーリー担当、D・Sです!
今回はIT未経験の方向けの記事です!
本記事では弊社IMTで扱う主となるプログラム言語「PHP」とそのフレームワーク「Laravel」について解説していければなと思います!
こちらを先に読んだ方がわかりやすいかもしれないので、まだ読んだことのない方は先に読んでみてください!
【Web開発初心者注目!】Web開発初心者におすすめのプログラミング言語
プログラム言語「PHP」について
(1)「PHP」って?
「PHP」とは世界に200以上あるプログラミング言語のうちの1つで、WebアプリケーションやWebサイト開発に使用されることの多い言語です。
なかでも、「PHP」は「初心者からでも学びやすい言語」と定評があるため人気の高い言語となります。
2021年にW3Techsが発表したデータでは、世界中で公開されるWebサイトのうち、約79%にPHPが使用されているようです。
(2)「PHP」の歴史
「PHP」とは、カナダ人のラスマス・ラードフ氏が生んだ言語で、1995年の9月頃にオープンソースとして登場しました。
初期の頃は今のようなバックサイドの言語ではなく、「Javascript」の様にhtmlにコードを埋め込み、Webページに動的な機能を加えるための言語という立ち位置でした。
「PHP」がプログラミング言語としての機能を有するようになったのは1998年頃で、オブジェクト指向プログラミングの機能が追加されたのが2004年以降みたいです。
(3)「PHP」を学ぶメリット
①初心者からでも学びやすい
「PHP」はプログラムの記述量が少なくシンプルな構文で記述できるため、初心者でも理解しやすい言語と言われています。
初心者が実際にプログラムを作りながら覚える言語として最適でしょう。
また「PHP」は、自動で型(変数に格納するデータの種類)の調整などを行ってくれるなどといった特徴もあります。
②学習コストが低い
「PHP」は昔から高いシェアを維持しているため、多くの情報がインターネット上で得ることが出来ます。
サンプルソースや関数の記述方法などに加え、エラーが出た際の対処法なども豊富です。
調べれば必要な情報が出てくるため、分からないことが理由の挫折を防げるでしょう。
③Webに強い
PHPは元々Webページに動きをつけるために開発された、Web開発に特化したプログラミング言語として進化してきました。
そのためWebサイト、Webアプリの作成時によく使用されます(筆者もPHPでWeb開発しています)。
Web開発をしたい人にはうってつけの言語でしょう。
④「PHP」の需要・将来性
「PHP」は需要・将来性ともに高いプログラミング言語です。
サーバーサイドのWeb開発言語として最も使用されている言語で、そのシェアは約79%と群を抜いており、何年も前からPHPがサーバーサイド開発をリードしています。
(4)「PHP」のデメリット
①速度面のパフォーマンス
「PHP」を使って大規模なデータを処理することはできますが、速度性能に優れた言語と比べると速度面のパフォーマンスはあまり期待できません。
「PHP」は実行時に1行ずつプログラムが機械語に変換される言語のため、実行する度に変換処理が行われることで、事前に変換を済ませる言語よりも遅くなりやすいのです。
そのためデータ処理に高い速度性能が求められる分野では、Javaなどのコンパイラ型言語(事前に変換を済ませる言語)に軍配が上がります。
Webアプリケーションではそれほど問題にはなりませんが、PHPのデメリットとして覚えておきましょう。
②Web以外の開発には向かない
「PHP」はWebサイトやWebアプリケーションの開発が得意な反面、それら以外の開発はあまり得意ではありません。
スマートフォンアプリ等を作りたい場合は、他の言語を学習したほうが良いでしょう。
③セキュリティがやや甘め
PHPは脆弱性(セキュリティの弱点)のあるプログラミング言語だと言われています。
人気言語な分様々なサービスに使用されるため、不正アクセスされるケースが時々あるようです。
バージョンアップにより対策が進んでいますが、プログラミングの仕方によっては脆弱性が発生することもあるでしょう。
④自由度が高すぎる
PHPは自由度が高いため、意味的に同じ処理であっても複数の書き方で記述できます。
記述がばらつきやすく、バグを見逃したり、危険なコードを書いてしまったりすることもあるため、注意が必要です。
今回はここまで!
次回の「Laravelって?」編でお会いしましょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
それではまた!