こんにちは!エコムクリエーションでコーダーをしているやんえ@niina_designです。
みなさん効率の良い作業環境を作るために、大事にされていることや工夫されていることはありますか?
今日は弊社でフロントエンドからバックエンドまで担当するエンジニア山岡亮さん@zabuton_zabutonに、気になるデスク環境について根掘り葉掘り伺ってきました。さっそく紹介をさせていただきます。
今回登場するメンバー
山岡(CEO/フルスタックエンジニア)
やんえ(コーダー)
入社2年目。JavaScriptの勉強中!
在宅作業時のデスク環境
- 34インチ曲面型ワイドディスプレイ
- Mac mini
- Magic Trackpad
- Magic Keyboard
やんえ:エコクリではみなさん出社したりリモートで作業したりと、割と柔軟な仕事の仕方をしていますよね。いつも事務所ではMacBookひとつ持って、とっても身軽にお仕事をされている印象です。出社時にがっつりコーディングしている姿をあまり多く見ない気がするんですが、もしかして自宅のデスク環境がものすごいとか!?出社時と在宅時、それぞれのデスク環境を教えていただけますか?
山岡:在宅時のデスク環境は、曲面ワイドディスプレイとMac mini、トラックパッド、キーボードといったとこですかね。
やんえ:おぉ〜、シンプルですね。
山岡:在宅時はたまにワイドディスプレイの前に座って作業しています。
やんえ:ん?たまにですか?
山岡:そうだね、大きい画面が必要な作業をする時は、ワイドディスプレイを使います。
やんえ:意外!シンプルですね。私の勝手なイメージだと、エンジニアのデスク環境って、モニターが3枚くらいあって、上下に動くアームがついてたり、ボタンがめっちゃ多いマウス使ってたり……と想像していましたが、山岡さんのデスク環境はシンプルですね。
山岡:そうかもね。例えば、フロントエンドAIを使ってマークアップするときはMacBookProだけで済ませちゃうかな。
(フロントエンドAIは、コーディングを自動化してくれるサービスです。AIがアップロードされたデザインカンプを解析して、HTML,CSSなどのコーディング候補を自動で出力してくれるのです。)
やんえ:そうすると、逆にどういうときにワイドディスプレイを使うんですか?
山岡:ウィンドウを切り変えずに同時に作業したいときは使いますね。ゼロからコーディングするときとか、デザインカンプを開きながらVScodeを使うときとか。
ECショップの商品情報を移すときや商品登録するときもワイドディスプレイを使いますね。この場合は、大きなディスプレイでエクセルを画面いっぱいに表示したいからさ。以前、VR動画の編集をするときもワイドディスプレイ使ってたかな。
やんえ:なるほど、大きな画面が必要なシーンではワイドディスプレイを使っているんですね。そういえば以前その曲面ディスプレイを貸していただいたことがありましたが、とても使いやすいですね。フラットなディスプレイだと、画面の一番左側から一番右側に視線を移す時に体ごと移動したい気持ちになるんですが、ディスプレイが湾曲していると真ん中に座ったまま、端から端まで見やすいんですよね。
山岡:そうだよね。デザイナーの場合なんかはフラットなディスプレイの方が好まれたりするけどね。横に長いディスプレイだと湾曲している方がストレスなく作業はしやすいかもしれないね。
やんえ:Mac miniもコンパクトでいいですね。大きいディスプレイとMac miniの組み合わせ。シンプルで合理的な作業環境ですね。私も真似したいなって思ってます(笑)
あとはアクセサリのキーボードとトラックパッドだけなんですね。山岡さんはマウスは使わないんですか?
山岡:マウスはねぇ、使わないです(笑)マウスだとトラックパッドみたいにジェスチャーを使えないしね。トラックパッドは右クリックも手を傾けるだけでできるので操作が楽です。
やんえ:そういえば私も以前までマウスを当たり前のように使っていましたが、MacBookを使うようになって使わななくなりましたね。デザインをされる方だとマウスやタッチペンがあった方が便利だとデザイナーさんに聞きましたが、エンジニアの仕事だとキーボード操作がメインなので確かにマウスが煩わしくなるのかもしれませんね。
出社・外出時のデスク環境
- iPhone
- MacBook
- AirPods
- 変換ケーブル3種
やんえ:自宅のデスク環境もシンプルでしたが、出社時もまたシンプルですね(笑)山岡さんは外出されることも多いかと思いますが、外出時もこのセットを常に持ち運んでいるんですか?
山岡:うん、いつもこれだね。
やんえ:一番最初にiPhoneを挙げていますが、もしかしてiPhoneがメインですか!?
山岡:うん、iPhoneでできない仕事はMacBookでやって、MacBookでできない仕事は自宅のワイドディスプレイでやっている感じかな。
やんえ:なるほどー!!(山岡さんのiPhoneを見せていただく)アプリはめっちゃ少ないんですね。(2ページに収まる分でした……)
山岡:うん、必要なものだけ入れています。
僕、昔ちっちゃなパソコンを探してて。当時はまだスマホがそんなに普及していなくて、BlackBerryにしようかなぁと検討していたんだけど、内定をもらった会社の社長がたまたまiPhoneを持っていてね。それで2009年からずっとiPhone使ってるんだよ。僕が初めて買ったのがiPhone3GS。
やんえ:(iPhone3GSをネットで調べてみる)今とほとんど形が変わらないー!なるほど、山岡さんはだいぶ以前からiPhoneというものを知っていて使っていたんですね。確かに、iPhoneは小さなパソコンですもんね。
山岡:そう、一番軽量で持ち運びやすい。
やんえ:Apple製品で揃えてますよね?
山岡:Apple製品は互換性がいいしね。AirPodsをつなげたり、iPhoneとMac間でコピペができたり。使っててストレスを感じないんだ。
Windowsのパソコンを10年使ったあとに、仕事でMacをメインに使うようになって、Windowsを使う理由がなくなったね。
やんえ:るほど〜。あとはケーブル類ということですか。このケーブルも厳選されているんですか?
山岡:そうだね(笑)USBとtypeCの変換コード、USBとライトニングの変換コード、そしてUSBの電源コード。これがあれば大抵のことが対応できるようになってるんだ。例えば外出先でお客さんのUSBメモリに入っているデータを読み込むことができたりね。
やんえ:全てにおいて考えられていますね!効率化がすごい!それってきっとプログラミング思考なんでしょうね。
山岡:そう言われてみるとそうかもしれないね。
デスク環境作りで大切にしていること
山岡:要するに僕がデスク環境作りで大切にしていることは、作業効率だね。
やんえ:山岡さんの作業スピードと私の作業スピードはウサギとカメくらい違いますが、山岡さんの作業スピードが早いのはこういった工夫をいろんなところにされているからなんだなぁと今日お話しを聞いていて思いました。特に仕事に使う道具に関しては、効率化を求めているんですか?
山岡:いや、たぶん全部です(笑)僕、一時、黒いTシャツ10枚持ってることがあって……
やんえ:ジョブズじゃないですか!(笑)
山岡:23、24歳くらいの時、仕事でタイに行くことになったんだけど、その時にしまむらで黒い半袖Tシャツを買って持って行ったのね。それがきっかけで、帰ってきてからもずっとそのままそれを着てて(笑)こんな感じで気にいったものがあったら、毎回同じものを買って使い続けるんだよね。
もっと言うと自分の中でルールも決まっているんだ。パソコン関係だと、デバイスは黒(初めて持ったiPhone3GSが黒だったから)、アクセサリーは白という風に。
やんえ:そうやってルールを決めてあったら、わざわざ迷う時間が無くなりますね!時間をすごく有効に使ってみえますね。なるほど〜賢い〜!
山岡:それ以外にも1週間分の料理の献立をあらかじめ決めておいて、必要なものだけネットスーパーで購入するようにもしているよ。
やんえ:無駄がないな…… 一貫していますね。もしかしてプログラミング技術を身につけていく内に、プログラミング的思考力が養われて行って、その結果、効率を重視するようになったんでしょうか?
山岡:あー、それは違うかな。いままでプログラミングの技術自体がすごくスムーズに頭に入ってきたから、もともとそういう思考タイプだったんだと思う。僕は何事にも効率を求めているタイプ。自分が運営しているカモシカ商店も、MieMuショップも、すごく効率を考えているんだ。
やんえ:山岡さんの思考タイプだとお金も時間も無駄にしませんね。効率化させるために必要なものやシステムにはお金も惜しまない感じでしょうか?
山岡:うーん、仕事だとそうかな。生活だと、事前に工夫したりして効率化していると思う。僕がお金を使うことと言ったら本とお菓子です。
やんえ:お菓子は何が好きですか。
山岡:白くまアイス(笑)
やんえ:(笑)
やんえ:本はいろんなジャンルのもの持ってますよね。
山岡:うん、漫画も小説も色々。
やんえ:よく会社にもカゴいっぱいにいろんな本を入れて持ってきてくれますもんね。お金の使い道もとても健全ですね。
最後に
やんえ:今日は山岡さんのデスク環境を事細かに伺ってきましたが、思っていた以上にデスク環境がシンプルでした。残念ながらびっくりするような秘密道具は出てきませんでしたね(笑)
その代わり、山岡さんの頭の中の思考を知ることができて楽しかったです。今日はありがとうございました。
山岡:楽しかったね、ありがとうございました。
みなさん、いかがでしたでしょうか?
同じエンジニア、コーダーといえども、働くスタイルや内容はそれぞれ違います。自分の仕事の仕方に合った、ストレスなく効率的な環境を工夫して作れたらいいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。