【メンバーインタビュー】PwCグループの内定を辞退し、経営直下のベンチャーへ。新卒1年目から代表の右腕と大手企業担当を担い、自らの決断に責任を持つキャリアへの挑戦
なぜ、Big4の一角であるPwCグループの内定を手放したのか。今回インタビューをしたTさんがキッカケクリエイションへの新卒入社を決断した背景には、自らの手で会社を動かしたいという強い意志がありました。
新卒1年目からエンタープライズ企業を担当し、CoS(Chief of Staff)として社長直下のファンド折衝に同席する特異な環境。「若手の活躍」という言葉が単なるスローガンで終わらないこの環境で、事業を牽引する面白さや目にする経営のリアル、そして今後の目標について語っていただきました。
2025年に法政大学を卒業。在学中はイギリスの路上で「漢字販売」を行うなど独自の経験を持つ。就職活動ではPwC有限責任監査法人の内定を獲得したものの、辞退しキッカケクリエイションへ新卒入社を決断。現在はRA(リクルーティングアドバイザー)としてエンタープライズ企業を担当する傍ら、CoS(Chief of Staff)として代表直下での重役商談やファンドとの折衝に同席するなど、事業拡大の一翼を担っている。
圧倒的な行動量から勝ち筋を見出す。イギリス留学中の「漢字販売」とPwCグループ内定までの道のり
ーー学生時代を振り返って、印象に残っているエピソードを教えてください。
イギリス留学中に路上で「漢字販売」をしたことです。当時、語学の勉強だけでなく、自ら価値を生み出す経験を求めていました。
就職活動に向けて自分だけの強みを模索していた際、大学の先輩から「ゼロから価値を生み出せてこそ本当の自分の力になる」とアドバイスをもらったんです。その言葉に妙な納得感を覚え、現地の人には馴染みのない漢字をボールペンで書いて売るという挑戦を始めました。
ーーどのような方法で行っていたのでしょうか?
まずは路上に立ち、手帳とボールペンを手に声をかけることからスタートしました。1日3時間で200人近くへアプローチし、質より量を徹底する毎日。当初は1枚1ポンド、日本円で約200円でしたが、途中から「金額はお任せします」と伝えたところ、50ポンドを支払ってくれる方も現れました。
そして、こうした地道な活動から得たデータを分析し、日本文化への関心が高いイスラム圏の方々など共感を得やすい層に集中して活動した結果、売上を3倍にまで高めることができました。
ーーその経験から得た学びはありましたか?
落ち込む前に次のアクションを起こす習慣が身についたことです。路上では断られることが大半で、精神的に折れそうになる瞬間は何度もありました。
ただ、そこで悩む時間を作らないよう、あえて早朝から活動をスタートさせるなど、前日の失敗を振り返る暇があったら現場に出て身体を動かすようにしていたんです。考えるよりも先に高速で検証を回し続ける姿勢こそが、困難を突破する鍵になると学んだ期間でしたね。
ーーその行動力は、就職活動にも活かされたのでしょうか。
漢字販売で得た「足りない部分は行動量で補う」という教訓を、就職活動でもそのまま貫きました。当初は「人から見て格好いいか」という他者からの評価を軸に、総合商社やコンサルティングファームなど難関企業を中心に受けていました。ただ、自分に特別な才能があるとは思えなかったため、漢字販売の時と同様に質を気にする前に数で勝負するしかないと腹を括りました。
イギリス留学中という時差のハンデはありましたが、深夜の面接を何十件とこなし、泥臭く食らいついていく。圧倒的な手数で補い続けた結果、最終的にPwC有限責任監査法人から内定をいただくことができました。
直感を裏付けた2つの確信──代表の「思考の面白さ」と非連続な成長を生む「独自の事業構造」
ーー難関であるPwCグループの内定を獲得しながら、なぜ方向転換されたのでしょうか。
内定をいただいた安心感と同時に、「本当にこれでいいのか?」と改めて自分自身を振り返ってみると、無意識のうちに他者からの評価を優先し、大手企業の看板に固執していた自分がいることに気がつきました。
そんな時に、かつて漢字販売を勧めてくれた先輩に相談したところ、「人材業界は、ビジネスパーソンとして磨かれる場所だよ」と助言をもらいました。理由を尋ねると、まずはタフな環境であると教わりました。ただ、それは自分を鍛えるための「強靭な土台をつくる期間になる」ということ、さらには、あらゆる業界や多様な価値観に触れる経験が人間力を高めるために不可欠だという話に深く納得したんです。
そこから密度の濃い時間を過ごせるベンチャーの環境と、多様な価値観に揉まれながら人間としての器を広げられる人材業界。その掛け合わせが、選択肢として出てきました。
ーー数ある選択肢の中で、キッカケクリエイションを選んだ決め手は何でしたか?
直感的に「おもしろそう」と感じたのが入口ですが、そこには自分なりの確かな根拠が2つありました。一つは代表である川島の「思考の面白さ」、もう一つは「事業の成長性」です。
ーー「思考の面白さ」について、どのようなエピソードが印象に残っていますか?
面接でイギリスでの漢字販売の話をした際、川島は「実は自分も過去に、仕事として漢字をプリントしたTシャツをプロデュースしていたことがある。同じだね!」と身を乗り出して、関心を寄せてくれました。
それまでは「人から見て格好いいか」という物差しで動いていましたが、「自分が面白いと感じることを仕事の軸にしていいんだ」と肯定された気がしたんです。ただのエピソードとしてではなく、感性が繋がったことに大きなワクワクを感じました。
また、後になって知ったことではありますが、プロジェクトや施策のスピード感についても圧倒されたのを覚えています。飲み会の場で生まれたわずか10秒のアイデアを、翌日には大型プロジェクトへと変えてしまう。単なる思いつきで終わらせない実行力を目の当たりにし、この組織がスケールする理由を肌で感じ取ることができました。
ーーもう一つの決め手となった「事業の成長性」についても教えてください。
人材紹介という労働集約的なビジネスでありながら、YouTubeをはじめとした独自のマーケティング手法によって利益を生み出し続けている点に驚きました。YouTubeチャンネルは、現在約3.54万人の登録者を有するまでに成長し、求人媒体広告、リスティング広告、自社メディアなどを駆使したマーケティング網がより高度に機能しています。
また、人材紹介の現場を支えるCAやRAはもちろん、優秀なエンジニアやマーケターが社内に多数在籍していることも魅力的に映りました。営業力だけに頼らず、テクノロジーとマーケティングを掛け合わせて事業を伸ばす。その戦い方に他のHR会社との違いを感じ、人材紹介の枠を超えた「事業づくりの会社」としての可能性を確信したことが、最終的な入社の決め手です。
新卒1年目で大手企業支援と代表の右腕を兼任。事業利益を見据えた営業と、経営層の折衝に触れる日々
ーー現在の業務内容について教えてください。
RAとしてこれまでインサイドセールスでの新規開拓に注力してきましたが、現在は年間100名規模の採用を行う大手企業の支援まで領域を広げています。
また、代表の補佐にあたるCoS(Chief of Staff)にも抜擢していただきました。ファンドとの定例会議や、元メガバンクの専務など普段は対峙できないような商談に年間20回ほど同席し、経営直下のミッションにも従事しています。
ーーRAについて、案件創出のための企業開拓ではどのような戦略を立てていましたか?
「どこにリソースを投下すべきか」から逆算して、時価総額や資本金を基準としたターゲット選定にこだわりました。役割はインサイドセールスですが、商談という接点はあくまで手段であり、それが成約、つまり自社の利益に結びつかなければ意味がないと考えていたんです。だからこそ、採用意欲が高く、相応の費用を投じている可能性のある企業を狙ってアプローチを行っていました。
他には、候補者のキャリアの可能性を広げるために、個人を特定できない形で経歴や強みを抽出した独自の提案資料を活用しています。電話での提案では、「口では良いことを言っても、本当に候補者がいるのか」という疑念を持たれることも少なくありません。実在する候補者の経歴を提示して不信感を払拭し、先方に「人材の具体的なイメージ」を鮮明に描いてもらえるよう努めていました。
ーーCoSについても聞かせてください。重役商談に同席する中で、どのような学びがありますか?
意思決定を支える力は「準備の深さ」にあると学んでいます。特にファンドとの交渉といった緊迫した局面において、川島は会社としての意向を的確に伝えるため、議論がどう転んでも即座に次の一手を打てるよう、あらゆる分岐パターンを事前にシミュレーションされています。徹底した準備に裏打ちされた冷静な姿を目の当たりにし、自分の中での準備の定義が大きく変わりました。
さらに、正論だけでは人は動かないという気づきもありました。最終的に物事を動かすのは、積み重ねた信頼関係や人柄、そして相手への細やかな気配りといった人間味のある部分だと、現場の空気を通じて学んでいます。
経営視点での意思決定権と事業スケールへの介入。自らの決断に責任を持つキャリアへ
ーーメンバーや社内環境の魅力について教えてください。
個人の数字を達成するのは大前提として、成績を誇示するのではなく、目的のために利他的に動いている点が魅力です。事業やチーム全体の底上げを優先する文化が根付いているのもその一つ。尊敬する先輩方に囲まれ、自分もそうなりたいと自然に思えることは、若手の私にとってはありがたいですね。
そして、社内のリソースを存分に活用しながら、組織の仕組み化に挑戦できること。そうした経験を通じて視座が自然と引き上げられ、それがそのまま事業の推進力につながる手応えを感じています。
ーー1年目での成長実感はどこにありますか?
与えられた業務をこなすだけでなく、自らの戦略や意見で会社に貢献できると感じている点です。会社の命運を握るような重役商談においても、資料を作成し、代表から直接意見を求められる機会も増えました。意思決定のプロセスに若手から関わり、ビジネスの解像度が劇的に上がっていく感覚こそが、この環境で得られる最大のやりがいです。
ーー今後の展望と、候補者へのメッセージをお願いします。
直近の目標は、これから入社する後輩たちが「この会社を選んで本当によかった」と確信できるような環境を整えることです。私自身、未経験からスタートして多くの挑戦をさせてもらいました。今度はマネジメント能力を磨き、メンバーの成長を加速させることで、組織の底上げに貢献したいと考えています。
そして中長期的には、CoSとして代表のすぐ側で経営の真髄を学び続け、今後の上場という大きな目標を自らの手で牽引できる人材になりたいです。ただ「上場を目指す会社にいる」のではなく、「自分が上場させる」という当事者意識を持って、会社の未来を創っていきたいですね。
もし、大手かベンチャーかで迷っている方がいるなら、伝えたいことはシンプルです。「迷わず、自分の直感で選んでほしい」ということ。誰かの意見に従って選んだ道には責任が持てませんが、自分で選んだ道であれば、それを正解にするための責任と、圧倒的な成長がついてきます。
キッカケクリエイションには、その覚悟に応えてくれる面白い仲間と、無限の裁量が広がっています。自分の足で人生を切り拓きたい方と、ぜひ一緒に働きたいですね。