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新入職員座談会を開催! 入庁して8ヶ月、新人から次のステップへ。

毎年新しい仲間が増えている安平町役場。今回は、2022年4月に入庁した政策推進課政策推進グループの吉田優大さん(28歳)、健康福祉課国保・介護グループの角谷優芽さん(20歳)、税務住民課税務グループの井上拓也さん(24歳)の3名と座談会を開催!入庁して半年以上経った今だからこそ感じる仕事の難しさや成長しているポイントについてお話を聞きました。

安平町役場に入庁した理由

ー まずは、安平町役場に入庁した理由を教えてください。

吉田さん:教育を中心にこれから盛り上がっていくまちの仕事に携わりたいという思いで入庁しました。大学進学を機に生まれ育った安平町を離れて第三者の視点でまちを見つめてみると、何もない田舎のイメージから先進的な教育に力を入れているまちへとイメージが変わりました。同時に、自分が通っていた富岡小学校が閉校になったり、地震で早来中学校が仮設校舎になってしまったり、母校がなくなる寂しさを感じていたんです。知らないうちにまちが変わってしまうよりも、より良く変化するまちの仕事に関わりたいと思いました。

井上さん:私も同じ境遇です。青森県の大学に進学後、安平町に帰ってきて改めてのどかな雰囲気が好きだと実感しました。その際、通学路の横の森にソーラーパネルが設置されているのを目にし、自分が離れているうちにまちが変わってしまうことを痛感しました。思い出がたくさん残る地元の良さを残していきたいと思い、安平町役場を志望しました。

角谷さん:私は、元々正解がある仕事をテキパキ進めるのが好きだったので、自分の性格にあっている公務員を志望していました。その中で安平町を選んだのは、様々な特産品やまちの観光拠点となっている道の駅の魅力に惹かれたからです。出身が苫小牧なので、小さい頃から安平町は身近な存在でした。中でも、オープンしてすぐに訪れた道の駅の印象が強く残っています。アスパラガスやチーズなどの特産品や、ピカピカに保管されているD51など、安平町の食や文化を体感し、安平町で働きたいと思うようになりました。





具体的な業務内容

ー 皆さんはそれぞれ違う課で活躍されていますが、具体的な業務内容について教えてください。

吉田さん:私は政策推進課の企画部門に所属し、総合計画のKPI策定業務のサポートを行っています。見直した方が良い数値があれば各課と連携をとりながら数値を修正します。コミュニティ事業では、まちに花を増やすビューティーサポートの副担当をしており、町民の皆さんと花壇に花を植えたり、雑草を駆除したりしています。そのほか、協力隊の報酬の経理などを行っています。

角谷さん:私は健康福祉課の国保介護グループで、主に高齢者の介護認定を担当しています。7段階に分かれている介護認定は、認定調査と主治医意見書の2つの事前資料をもとに話し合いが行われる審査会で決定されます。主治医意見書のための依頼状や伝票を作ったりと、事務作業も多いです。来年の1月からは主担当になり、月に3回行われる審査会の取りまとめを行う予定です。

井上さん:私は税務住民課税務グループに所属しており、軽自動車税、法人住民税、町たばこ税の税目を担当しています。届いた申告書をもとに集計表をまとめたり、納付書の印刷や発送を行ったり、みなさんと同じく細かい仕事もたくさんあります。毎日の業務では、軽自動車を購入した人の登録手続きや、特殊小型自動車の登録手続き・ナンバープレートの配布などがあります。



入庁して8ヶ月、今だからこそ感じる変化

ー 少しずつ仕事にも職場にも慣れてきた頃だと思いますが、当初と比べて変わったことはありますか?

吉田さん:最近は、任される仕事が幅広くなってきたからこそ、仕事の難しさを実感しています。他部署の人と話して日程を調整するなど、自分で考えて動かないといけない仕事が少しずつ増え、トライアンドエラーを繰り返す日々です。先輩がコロナで休んだ時は、自分の実力よりもレベルの高い仕事を任されることもあり、未経験の仕事に挑戦する機会もありました。

ー ハードルの高い仕事を乗り越えてみて、自分の中で変わったことはありますか。

吉田さん:終わってみると、自分なりのマニュアルが出来上がる感覚があります。次回同じ仕事をする時は、スムーズにこなせるようこの感覚を忘れないようにしたいです。

ー お2人も「仕事の幅が広がっている」という点で、共感するポイントはありますか?

角谷さん:そうですね。入庁した当初より業務の難易度が上がり、「先輩に甘えてばかりじゃいけない」と感じることが多くなってきました。介護の給付費の手続きをしたりと、少しずつできることの引き出しを増やしています。変化としては、一つひとつの業務と向き合う中で、仕事に対する責任感が大きくなっています。来年からは審査会の主担当になるので、期待に応えられるように頑張りたいです。

井上さん:私は最近、先輩に頼りきりだった法人住民税の調査が1人でこなせるようになりました。法人住民税の税率が改正となり、今は新旧の税率が入り混じった状態で、異なる税率の計算を手動で行うなど複雑な業務も発生します。先輩に聞いたり自分で調べたりしながら、難しい仕事にも挑戦しています。また、昔の自分の資料をみてミスに気付いた時は、「なんでこんな計算をしてしまったんだ」と以前よりも自分の成長を感じます。

吉田さん:確かに。新人の頃に書いた議事録を見ると拙い文章が多く、昔に比べて今は文章力が上がったなと思います。過去の自分と比較して成長を実感するというのもモチベーションを保つ秘訣ですね。



ひとつずつ吸収し、前向きに取り組む姿勢

ー まさに成長を感じているタイミングなんですね。新しい仕事に挑戦する時はどのように取り組んでいるのでしょうか。

角谷さん:まずはマニュアルを見ながらやってみて、分からないことはすぐに聞くようにしています。いつも先輩が丁寧に教えてくださるので助けられています。質問しやすい雰囲気があるのも安平町役場の特徴です。

吉田さん:逆にいえば、自分から動かないと何も吸収できない環境ともいえます。新人の頃から分からないことをそのまま放置せず、自分から聞く・調べる習慣をつけることは大切だと感じています。

井上さん:私も分からないことは聞いたり調べたりしながら手探りで進めています。税務グループは対処しなければいけないシチュエーションが多岐にわたるので、様々なケースに臨機応変に対応することが求められます。

ー 自ら切り開いていく行動力が重要なんですね。その他、スキルアップするために実践していることはありますか。

吉田さん:隙間時間があったら過去の資料を遡り、事業に関わる知識を増やしています。担当していない仕事について町民からの問い合わせがあった時に答えられるようにしたいです。

角谷さん:介護のことは全く知識がなかったので、本を買って一通りのサービスについて学びました。実際の業務では介護の知識に加え、事務処理能力が求められます。PC業務は苦手意識もあったのですが、毎日エクセルやワードを使っていると自然とできるようになりました。

井上さん:私は法律について勉強しています。資料を作成する際に税金に関する法律の幅広い知識が必要になるので、これからさらに身につけたいです。



休日にリフレッシュ!しっかり休んで仕事と向き合う

ー 仕事を充実させるために、プライベートの過ごし方も気になるところです。皆さん、お休みの日はどのように過ごしていますか。

吉田さん:インドア派なので、家で映画を見て過ごしています。特に洋画のアメコミやマーベルが好きで、いつもパワーをもらっています。

角谷さん:安平町役場に入庁して初めて一人暮らしを始めました。ペットのファンシーラットに癒されながら、料理やゲームをしたり、買い物に出かけたりと自由な時間を満喫しています。最近は自動車を購入したので、暖かくなったらお出かけをするのも楽しみです。

井上さん:私は何もない道をぼーっと歩くことが多いです。休みの日はあえて遠くの町まで電車で行き、のどかな道を2万歩ほど歩いて帰ってくることも。キレイな場所や新しい道を発見したり、自然豊かなまちの魅力を再認識することができます。



新人から次のステップへ、思い描く理想の職員像

ー 今後のキャリアについて考えていることを教えてください。

吉田さん:どんな課に異動しても通用する人材になりたいです。政策推進課は幅広い事業に携わる機会が多く、あらゆることに柔軟に対応できる知識が求められます。ここで様々な経験を積み、いずれ自分が主任として事業を展開する際に役に立つスキルを身につけていきたいです。

角谷さん:私は、町民の人に寄り添う職員を目指しています。役場仕事で切っても切り離せないのが町民とのつながりです。これからどの課に異動してもひとりひとりと向き合い、町民を思いやる気持ちを忘れずにいたいです。

井上さん:先ほど吉田さんの話にもありましたが、どんな税目の問い合わせにも答えられるようになりたいです。税務グループでは様々な税金の問い合わせがあります。窓口や電話で町民の方に納得してもらえる説明ができるよう幅広い知識を身につけた人材になりたいです。

ー みなさん、ありがとうございました。常に必要なスキルや知識を吸収しようと前向きに仕事に取り組む様子が伺えました。安平町役場の将来を担う3人の今後に期待したいですね。

3人の詳しいプロフィールについて知りたい方はこちら↓
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