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【あびら職員#15】“繋がり”の可能性を信じて。

一町田 繭子(いっちょうだ まゆこ)

札幌市出身。大学卒業後、安平町役場に入庁し健康福祉課福祉グループに配属。高齢者の生活に寄り添う業務に1年2ヶ月従事したのち、安平・厚真行政事務組合に出向。安平町・厚真町のゴミ処理関連の調整や事業者対応を4年間担当。令和3年4月に商工観光課商工観光労働グループに配属後は、観光PRやイベント企画をメインに担う。趣味はキャンプとフェス。高校時代からカメラを始め、現在もカメラ片手に旅に出ることも。

好奇心旺盛だった幼少期

子どもの頃はとにかく身体を動かすのが好きな子でした。姉と弟の3人兄弟の真ん中で育ったのですが、周りからはよく「好奇心旺盛な子」と言われていたように思います。習い事も、サッカーやピアノとジャンル問わずに楽しんでいました。兎に角、色んなことに挑戦してみたい姿勢は、今と変わらないですね。

中学校に入ってからは勉強が好きになり、所謂「ガリ勉」に。知らない知識を手に入れることができる点に好奇心がくすぐられ、のめり込んでいました。

行政職員を目指すきっかけ

大学時代はゼミの教授が元行政職員で、研究者としての目線を織り交ぜながら、働き方についてお話を聞いていました。また、教授のご紹介で行政職員の方々と交流させていただく機会もあり、自分の好奇心の強さを活かして社会貢献ができる仕事は何かと考えたときに、一番最初に今の仕事が候補に挙がりました。

入庁して感じた、安平町だからこそできること。

無事に役場に入庁し、一番最初の配属は、健康福祉課の福祉グループでした。児童手当の手続きから、喜寿や米寿などを迎えられた方へのお祝等、子どもからお年寄りまで、幅広い年代の方と関わりを持つことができました。また、この町の規模だからこそ、顔が見える距離でお話ができたり、一人一人に寄り添ったサポートができることを実感しました。1年2ヶ月と短い間でしたが、多くの町民との繋がりが生まれ充実した時間を過ごしました。

震災発生。そこから生まれる新しい繋がり

配属から1年が経った頃に異動があり、廃棄物の処理など、生活に関わるインフラを担当する他団体に所属することになりました。これまでの業務から取組内容が大きく変わり、必死に業務に向かっていた矢先に、胆振東部地震が発生。

地震の被害は凄まじいもので、事務所や敷地の道路など、大半のものが破損していました。それでも、生活インフラを止めることは出来ないので、仮設拠点を作りながら、地震により発生した震災ゴミ(地震によって被害にあった家具や家電など)の処理などを進めていきました。

異臭が鼻をつく危険な現場にもかかわらず、道内、道外から安平町を心配してボランティアに来てくれる方々。「安平町のためだから」と笑顔で対応してくれる彼らの姿に涙が出ました。

距離を超えた人々との繋がりが、今でも私の行政職員として働く上で心の支えになっています。

ともに考え、ともににつくる。

今年度からは、新しく出来た商工観光課に異動しました。主にイベント企画や観光PRを担当し、観光から町を盛り上げる方法を考える日々を送っています。特に思い入れのあるイベントは、菜の花が満開になる季節に開催される「菜の花さんぽ」でしょうか。地元の農家さんの「菜の花を通して町の魅力を伝えたい」という気持ちから生まれたイベントです。イベント開催期間には、満開の菜の花畑を幌馬車で渡ることができたり、菜の花を見ながらお抹茶を楽しめるスポットが誕生します。

町民の皆さんと共に考え、イベントを企画できることも、役場仕事の醍醐味ではないでしょうか。

役場職員を目指す人に対して一言

今年で、勤務して7年目を迎えますが、まだまだ学ぶことが多い現状。分野を横断して多様な経験をさせてもらえる環境だからこそ、多視点を持つことができ、行政仕事の奥深さを理解できるようになるのではないかと思っています。

これからも町民の方々に安心して行政を任せていただけるような丁寧な仕事を心がけていきたいです。

この記事を読んで、少しでも安平町に興味を持ち、この町を支え盛り上げたいと思ってくれた方がいたら嬉しく思います。

是非一緒に安平町を盛り上げていきましょう!

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