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教室長の一日に密着〜頭・心・身体の全てを使って生み出す価値〜

ご入社をご検討いただいている多くの方から、コノ塾教室長の具体的な仕事内容や一日の流れについてご質問をいただきます。 本記事ではコノ塾狛江校に勤務する教室長の一日に密着し、その様子をお伝えするとともに、教室長がひとつひとつの仕事に込める想いに迫ります。

密着した教室長 釜堀 美里さんのプロフィール

横浜国立大学教育人間科学部卒業。大学時代に始めたアルバイトで個性に寄り添った教育の奥深さに目覚め、新卒で福祉サービスを専門領域とした会社に入社。 幼児・初等部教育クラスの教室長として年間50名程度の生徒を受け持ち、生活や学習の指導を行う。 生徒との対話を通じて、それぞれのやる気や可能性を引き出し伴走するコノ塾の方針に共感し、コノ塾 狛江校の教室長に転身。

12:15 出勤

💡 コノ塾教室長の出勤時間は火曜〜金曜が12:15、土曜日が12:00です。出勤前の午前中の使い方は人それぞれで、家事を終わらせたり、お子さんの送迎をしたり、ランニングをしたりと、皆がライフスタイルに応じた時間の使い方をしています。


12:30 ユニットミーティング

💡 出勤して最初に実施するのがユニットミーティングです。4〜5名の教室長がオンラインで集まり、その週・その日の目標を話し合ったり、誰かの悩みごとを皆で解決できるよう話し合います。 それぞれが持つ知見はフルに活かしつつ、社歴が長い人もそうでない人も、学習塾経験が豊富な人もそうでない人も、対等に議論し、学び合うカルチャーが根付いています。

— 日々MTGをすることの価値はなんだと思いますか?

一番大きいのは「今やらなければいけないことは何か」がはっきりすることだと思います。その日にやり切らなければならないことをMTGで確認できるので抜け漏れを防げますし、チームのメンバーが頑張っていることもわかって自分もやらないと!と気合いを入れ直せます。 また課題に直面して、何をどうすればいいかわからなくなってしまった時も、定期的にMTGがあるので相談しやすいです。チームメンバーと話す中で、自分は本当は何に困っていたのかが明確になることも多いです。


13:30 授業準備

💡 前日までの学習データを見ながら、当日の授業準備に取り組みます。データを通して生徒一人ひとりの科目ごとの進捗、理解度が詳細に把握することができます。 いざ生徒が来たときに、限られた時間で適切な声掛けができるよう、データを元にして誰にどんな声掛けを行うかを計画します。

— 何を意識して授業準備に取り組まれていますか?

自分が電話対応や生徒面談が入っても、講師の先生だけで滞りなく実施できるように引き継ぎの準備をします。その中でも、何をどこまで講師の先生にお願いして、どこは自分が担当した方が良さそうかを考えています。一人の力で全員に十分な声掛けすることは難しいので、どの生徒は講師に任せると良さそうか、どの生徒は自分がじっくり話をした方が良いかを考えるんです。そうすることで生徒一人一人にしっかりと目が行き届くようにしています。


14:30 内部生保護者面談

💡 コノ塾では内部生の保護者面談を年3回実施しています。ここまでのお子さまの取り組みやその成果を共有しながら、今後の指導方針についてご説明します。塾だけではわからないご家庭での様子を教えていただき、生徒を多角的に理解することにも努めます。

— 保護者の方と面談するにあたり、大事にしていることはどんなことですか?

生徒が塾の中で頑張ったこと、以前より成長したことをお伝えして、そこについて理解・共感していただく時間を必ず作るようにしています。保護者の方は自宅で生徒を一番近くで見ている分、どうしてもその子の頑張りを見逃してしまっていることがあると思います。だからこそ自宅では見えていない塾での頑張りやポジティブな変化をしっかりと言葉にして、面談内でお伝えするようにしています。

15:20 休憩

💡 このあと生徒を全力で出迎えるためにも、休憩時間は意図的に仕事から離れて休憩を取ることをコノセル全体として推進しています。原則15:00-16:00は教室長とのMTGの実施はNGとし、それぞれが自分なりのリフレッシュ時間を過ごしています。

— 休憩時間にはどんな過ごし方をしていますか?

私は休憩時間は外に出てリフレッシュしたいタイプで、近くのお店に入って、ゆっくりご飯を食べて過ごすことが多いです。頭を休めるために昼寝をすることだってあります。 勤務の前半は社内MTGが多く、「頭」を使うことが多い一方で、後半には授業が始まり、生徒に「心」と「身体」で向き合う時間になるんです。しっかりと休憩を取ることで、この切り替えがスムーズにでき、生徒に全力で向き合えていると感じています。


16:20 生徒出迎え

💡 コノ塾では16:30から最初の授業が始まります。1コマ50分で、間10分の休憩を挟みつつ、5コマ連続で21:20まで授業が続きます。 16:30~, 1730~の授業は小学生中心で、18:30以降に部活を終えた中学生が続々と通塾してきます。


16:30 授業セットアップ

💡 通常授業においては、学校の定期試験に向けて、予習と定期試験対策を進めていきます。アプリも併用するからこそ、各市区町村で採択している教科書に準拠した単元配列に沿って学ぶことができ、無理なく、無駄なく、誰でも必要十分な学習を進めることが可能です。 また定期試験が迫ると、学校から発表される試験範囲を管理システムに反映することで、生徒が学校・学年ごと、さらには自分が目指す点数ごとに最適な復習問題に取り組むことが可能となっています。


17:30 問い合わせ対応

💡 コノ塾教室長の重要な役割の一つに「生徒募集」があります。HP等から問い合わせてくださった方との入会相談面談を設定し、面談・体験授業を通して生徒・保護者双方が納得して入会を決めていただくことが重要です。 そのためにも相手の立場に立って、今のお困りごとや将来達成したいことがどんなことなのかを、問い合わせ対応のお電話の時点から踏み込んで会話し、深く正確に理解することを誰もが心がけています。

— 初めてコノ塾に問い合わせて来られる保護者とのお話にあたり大切にしていることはどんなことですか?

塾に問い合わせた背景にある、本当の悩みは何かを理解するようにしています。保護者の言葉に耳を傾けつつ、追加で細かく学習状況や日常生活のことを聞いて、本当の学習の課題はどこにありそうかを考えています。

また学習面のみならず、生徒が興味関心を持っているもの、熱中して取り組んでいることは何かを聞くように心がけています。そうすることで生徒さんの生活の全体像を捉え、その中に塾での学習をどう位置付けていくかを明らかにし、お悩みを解消し理想を実現するためにコノ塾ができることをより納得感を持ってお伝えすることができます。


18:30 生徒面談

💡 入会時、定期試験返却時、模試返却時において、生徒面談を必ず実施することとしています。ただしそれ以外の時期についても生徒の表情や学習データを見ながら、教室長が必要に応じて生徒と1対1で面談を実施します。 生徒がなかなか言葉にしてこれなかったような心の内に秘めたる悩みや目標を引き出し、一番の理解者となって理想の実現に向けて伴走していきます。生徒の人生にとって極めて重要な役割となるため、責任もやりがいも非常に大きなものがあります。

— 過去の生徒面談で印象的なエピソードを教えてください

授業動画を2倍速で見ている生徒がおり、理解度を高めるためにスピードを落とすように伝えてもなかなか言うことを聞いてくれない子がいました。そこでその子と面談の時間をとって、その理由を聞いてみたんです。

すると実は塾のテキストを読み込んで理科の授業が面白いと感じるようになって、それをきっかけに志望校が明確になったことがわかりました。さらにはその志望校にはまだ成績が全然届いていないこともわかり、学習内容をとにかく先取りしないといけないと焦ってしまっていたことを教えてくれました。 その思いを聞いて志望校を自分なりに掲げられるようになったことを承認した上で、合格のためにも焦る必要はなく、むしろ現在取り組んでいる単元の理解度を高めることが重要であること伝えると本人も納得してくれて、その次の授業から速度を落とし、動画をこれまで以上に集中して見てくれるようになりました。 生徒面談という形で本人と対話しなければ、そのような行動をとっている背景にも気づけなかったですし、生徒自身も納得感を持って授業の受け方を改善しようとしてくれなかったと思うので、面談の価値に気づかされた瞬間でした。


19:30 授業の全体俯瞰

💡 コノ塾の授業において、生徒たちはまず始めに良質なインプット動画を駆使して知識と問題の解法の習得に取り組みます。その上で問題演習を通して自分自身で習った解法を再現することにチャレンジします。演習後の丸付けと疑問の解消にはリアルな先生が横に寄り添いますが、担当するのは主にアルバイト講師の先生たちです。 教室長は常に全体を俯瞰しながら、講師の目が行き届いていない生徒がいないかを確認し、適宜講師にも指示を出して授業全体のクオリティを担保します。

— どんなところに目を向けて授業を見回っていますか?

一人一人の「授業進度」は意識しています。講師の先生にはその日その授業で大切にすべきことは伝えていますが、次の定期試験を見据えたカリキュラムの全体像までを意識することは難しい実態があります。そのため授業運営や褒め・励ましなどの基本的な声かけは講師の先生にお任せしつつ、教室長としては先々のカリキュラムも意識してその日にやるべき単元数を全員がやり切れるよう、時間を区切ってリズムよく前に進むための声かけを率先してするようにしています。


21:25 生徒見送り


21:30 講師との振り返り

💡 良い教室を築くにあたり、アルバイト講師の先生たちは非常に重要な仲間です。授業中に気づいたちょっとしたことや、生徒のために解決すべき課題を共有しあい、より良い通塾体験を共に創ることを目指します。

— 講師とのチームビルディング・育成にあたり、大切にしていることはどんなことですか?

講師の先生には納得感をもって授業を回してもらいたいと考えています。そのためただやるべきことを伝えるだけでなく、「なぜこのようなオペレーションになっているか」ということを、講師の先生にも考えてもらいながら、私からもその背景や意義を丁寧に伝えるようにしています。 また、新しく講師の方が入ってきた時には、先輩講師の強みを伝えることで、互いに学び合って成長していくサイクルを作るようにしています。


21:45 退勤

今日を振り返って

このように誰かに自身の仕事を出勤から退勤まで追いかけてもらったことはなかったのですが、こうしてみると改めて幅の広い仕事をしているなと感じました。幸い現在の狛江校は問い合わせも多く、また定期試験対策や保護者面談のタイミングも重なっていて、決めたことを決めた時にやり切らねばならないという忙しさがあるのは事実です。ただそれらの仕事のどれもが、生徒の未来に繋がっていくことは間違いないので、常に緊張感、責任感、そしてやりがいがあります。仕事をしている最中は必死で振り返る暇もないですが、こうして終わった時に感じる充実感は大きいです。

入社を検討されている方へのメッセージ

コノ塾は一つの教室に正社員は自分しかいないという状況なので、責任を持てる範囲が広く裁量が大きいと感じます。裁量が大きいというのはやりがいでもありますが、一方で自分を律しながら働く重要性も高まります。ただ一人だからといって孤独を感じることなく、オンラインや必要に応じた実地サポートも含めて、支え合い、鼓舞しあえる仲間もいる環境です。 その中で熱意を持って、生徒に価値を届けるために今ある”あたりまえ”を疑い、自分の考えを発信し、共に試行錯誤できる方であればきっとコノセルにあっていると思います。そういった思いを持つ仲間が増えて、一緒に楽しく働けると良いなと思っています!

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