こんにちは!株式会社グローバークスの採用広報担当です。
今回のインタビューでは、新たにグローバークスの仲間に加わった谷口宏さんにお話を伺いました。長年の教育経験を活かし、現在はリクルーティングアドバイザーとして活躍している谷口さんが、どのように異文化理解を大切にしながらキャリアを築いてきたのか、そしてグローバークスでの挑戦について語っていただきました。ぜひご覧ください!
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谷口 宏 / Taniguchi Hiroshi
株式会社グローバークス リクルーティングアドバイザー
出身国:日本
2008年 筑波大学第三学群工学基礎学類 卒業
2014年 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科 修了
大学卒業後、カナダのアルバータ大学女子バレーボール部コーチの経験を経て、日本の公立学校、私立学校で保健体育科教諭として勤務。退職後、フィリピン大学で講師を務める傍ら、Digital Language Schoolを立ち上げ、特定技能や技能実習生として日本での就労を目指す外国人を対象にオンラインで日本語の授業を提供。
外国人が増加するこれからの日本社会で、真の意味での共生社会の実現に向け、2024年からグローバークス外部パートナーとして活動。その後、グローバークスの理念と方向性に共感し、2025年より正社員として入社。
教育から人材業界へ、谷口宏の新たな一歩
まずは簡単に自己紹介をお願いします。
こんにちは、谷口宏と申します。グローバークスでリクルーティングアドバイザーとして働いています。大学を卒業後は、長年、中学・高校の教員として教育職に就き、働いてきました。世界の貧困問題に子供のころから関心があり、生まれた国が違うだけで人生が大きく変わってしまうことに違和感を感じていました。教育の面からこの課題解決を試みたり、貧困から抜け出す手段は様々です。現在、この大きな課題に向かって私に今できることは人と人をつなぐことだと考えグローバークスで働くことに決めました。異文化に触れることが好きで、頻繁にフィリピンに滞在しています。
前職ではどんな業務を担当していましたか?
ドイツ語圏の日本語学習者向けに日本語のオンデマンド教材の作成業務を担当していました。教師が指導する教材ではなく、学習者が個人で学習を進める教材作りは初めてで通信教育ではよくある学習者の脱落を防ぐ工夫を取り入れながら作成していました。
また、フィリピンの大学で講師として日本語・日本文化の授業を担当しています。フィリピンでは日本に関心のある人が非常に多く、仕事や観光で日本を訪れる人も多いです。言語の壁から日本での経験に悪いイメージを持たれないためにも、異文化理解のための授業を行っています。
また、私立・公立学校で教員として勤務していました。保健体育の授業や学級運営などを担当していました。大勢の生徒を相手にするので、マネジメントする能力は身についたと考えています。また、公立学校には多様な生徒が在籍しているので、その一人一人にも傾聴する対応力も身につきました。生徒たちを巻き込み、運動会や文化祭などの行事を作り上げやり遂げる経験は、グローバークスのプロジェクトに、他の社員たちと取り組み、成功に導くことができるものと考えています。
グローバークスへの入社を決めた理由を教えてください。
日本に興味を持って来てくれた外国人が、日本という異文化に戸惑い帰国するケースや大変な思いをしているケースをよく見ます。 それらをサポートする企業はたくさんありますが、その中でも外国ルーツの社員が半数以上を占めるグローバークスは、外国人視点で真摯に対応ができる企業だと感じました。また、働き方も旧態依然の日本企業とは異なり、社員の能力が最大限に発揮できるような仕組みが整っており、フィリピンで伸び伸びと生活をする私にとって非常に働きやすい環境だと考えたためです。
フィリピンプロジェクトと多様性を活かす自由な働き方
現在の担当業務内容を教えてください。
フィリピンプロジェクト、求人企業開拓、日本人向け英語教育、外国人向け日本語教育を担当しています。年の半分ぐらいはフィリピンに住んでおり、フィリピン人の才能を日本で発揮する仕組み作りとフィリピン人受け入れ先の開拓をしています。また、既に日本にいる外国人が日本で就職するためのビジネス日本語コンテンツを作成し、彼らの就職活動や転職活動をサポートしています。
グローバークスにはどんなメンバーが多いと感じますか?
The 多様性だと思います。国籍や育った環境が異なる人が多いので、みんな一人一人全く違います。しかし、自分のキャリアについて、高い目標を持った人が多いというのは、感じています。
実際に働いて感じたグローバークスの魅力は何だと思いますか?
自由闊達なベンチャーというところです。人材紹介業は乱立しており、戦国時代となっています。その中でもグローバークスは、自己裁量権を与えられ、自ら仕事を作り出し、責任を持って取り組むことができます。決められたことを淡々とこなす人には、大変な仕事かもしれませんが、クリエイティブに仕事ができるところが私にとってグローバークスの魅力です。
こんな方に入社してほしいと思う人物像はありますか?
ヒトをヒトとして見られる人です。外国人材を扱う弊社は、単純に人材を紹介すればするほど業績が上がります。しかし、日本人であろうと外国人であろうと、転職や就職に関わるということは、その企業やその人材の人生の一部に関わるということです。 自社の利益のために働くことももちろん大切ですが、他者の利益のために動ける人と一緒に働きたいと考えています。
グローバークスで描く共生社会の未来
今後チャレンジしたいこと、目標はありますか?
本当の意味での日本人と外国人の共生社会を目指したいと思います。2024年に在留外国人の数は、2024年10月出入国在留管理庁報道発表資料では、350万人を突破しました。しかし共生とは程遠い分断された社会で生活している外国人が非常に多いです。すでに日本のある地域では、日本人と外国人のコミュニティの分断により、衝突が起こっています。今後、在留外国人の数が増えることは間違いないため、真の共生社会を作りたいというのが私の目標です。
最後に、この記事を見てくれている候補者にメッセージをお願いします!
この記事を見てくれている方は、少なくとも日本での就職や転職を考えている人だと思います。働く先として日本を考えてくれてありがとうございます。私も外国での生活を経験し、みなさんがどれだけ苦労しているかは多少なりとも理解しているつもりです。相談したいことがあれば、お気軽にご相談ください。
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谷口宏さんの多様な経験と自由な働き方、そして異文化理解に対する熱意が感じられたのではないでしょうか。グローバークスでは、谷口さんのようにさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが、柔軟な働き方をしながら、日本と世界を繋ぐ架け橋として活躍しています。もしこの記事を読んで共感を持った方がいれば、ぜひ私たちに連絡してみてください。あなたの挑戦を、共にサポートできることを楽しみにしています。
株式会社グローバークスでは一緒に働く仲間を募集しています