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防犯カメラ業界の将来性!?

防犯カメラの仕事を15年にわたっておこなっており、弊社はもうすぐ16年目に入ります。
2006年に私が28歳で会社を作って現在2022年ですから、このニッチな業界では長い方の業歴に入ると思います。
もしこの業界に入っても将来どうなの?って思いませんか?なにせニッチな業界ですから。
なにか近年の進化の歴史でわかりやすいものがないかと調べたら、初代のアイフォーンが発売されたのが2007年で、今のアイフォーンは13世代目ですのでほぼ、毎年リニューアルしていることになります。アイフォーンユーザーならその進化がどの程度のものだったか、なんとなくわかりますよね。
スマホの業界の日進月歩は身近に感じていると思いますが、防犯カメラはどうでしょうか?少し紐解いてみたいと思います。

防犯カメラのこの15年の進化

2006年頃の防犯カメラ

防犯カメラがどれだけこの15年間で進化してきたか、それを私はずっと見続けてきました。
私が初めて防犯カメラを販売したのは2006年です。どんなカメラだったかと言うと画素数は38万画素、レコーダーに内蔵されているHDD防犯カメラはたしか80GBか160GBだったはずです。(詳しい人はわかると思いますが、今のSATAとは違い、IDEと呼ばれる旧来のHDDでした。)
防犯カメラは、当時コンビニや新築の高級マンションには設置されていましたが、それ以外の場所についていることは珍しかった時代です。
私が最初に販売した防犯カメラは名古屋市内の大須にあるジュエリーショップで、お客様に「とうとう、うちの店にも防犯カメラが入るのか、、、」とおっしゃったことを覚えています。
では、その防犯カメラで何ができたかと言うと、1週間、録画して何かがあったら録画を止めてその映像を確認し、問題の画像をコンパクトフラッシュ(懐かしい!)にバックアップするというものでした。
ただそれだけです。そういう商品が主流、というよりはそういう商品しかなかったです。
防犯カメラは「過去の映像を見るもの」でした。

最近の防犯カメラ

弊社で販売している最近の防犯カメラは200万画素か400万画素です。HDDは4TB(4000GB)ですので、画素数は約10倍、記録媒体は50倍になりました。
防犯カメラはインターネットに繋がって、録画を止めることなく、スマホや別の場所のパソコンからも見れるようになりました。いつでもどこでもスマホが繋がっていれば、好きな時間に好きな場所の映像を見ることができます。
現在、防犯カメラは「今の映像を離れた場所から見るもの」へと変わったのです。

未来の防犯カメラ

防犯カメラは、まだまだ進化している最中です。私達は去年、AIカメラの開発をスタートさせました。

入ってはいけない場所に人が入ると瞬時にLINEに映像を通知する仕組みを開発しました。LINEに映像を送るAIカメラは私達が日本で初めて作りました。
泥棒が敷地に入った瞬間に、まだ泥棒をする前の段階でそれを管理者に伝えることができるようになったのです。
私達は防犯カメラを「未来の犯罪予知をするもの」に一歩昇華させました。

なぜ防犯カメラは最近進化しているのか

例えば、建物の設備といえば音響システムなどは私が知る限りほとんど進化していません。小学校のときに放送部でしたが学校や工場の放送設備、音響設備はその時からほぼ変わっていません。
火災報知器はどうでしょう?熱に反応する熱感知器が主流だったのが煙に反応する煙感知器が出てきたぐらいしか思い浮かびません。
それらに比べると防犯カメラは時代に乗ったイメージを持てると思います。放送設備と比べて防犯カメラはAIやIoTと相性がよく、様々な分野で発達しました。火災報知器と比べ防犯カメラは消防法などの法律の縛りがほとんどなく自由な発想で様々な商品が開発できる環境でした。

結論:トリニティーに就職しよう(笑)

さらに、人口の減少、働き手の減少(高齢化社会)が日本では始まっており、未来にはもっとひどくなることが予想されます。 防犯カメラを使って、AIにできることはAIに任せ、人間はもっと人間らしい仕事をする未来が待っています。トリニティーの仕事は、人の困りごとを解決する仕事です。私達は、この狭い業界でAI検知の仕組みをカメラに組み込んだり、SAASのビジネスを作って、それをサブスクにしたりと様々なことをしてきました。現在、営業、人事、WEBマーケター、CFO、経理部長を募集中です。休職中の方はぜひ一度コンタクトを取ってみてください。

今月発売の新しい200万画素赤外線カメラ

世界での販売台数が増え、私達の仕入れコストも随分下がりました。今では自社生産ができるだけのまとまった台数を販売できるようになりました。良い品質の商品を安く早く提供する。私達はお客様、日本にとって必要不可欠な企業となります。

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