4月10日よりテレビ朝日系列で公開されるTVアニメ『美少年探偵団』は、みなさんチェックしていますか?
アニメプレックス × 講談社 × シャフト ということもあり、放送前から話題となっていたこの作品。SNSなどの反響もすごかったですね!坂本真綾さん、村瀬歩さんらによる主人公たちの声も楽しみですし、何より眉美や美少年探偵団の5人が実際に動いているところが観れるなんて、期待感MAXですね!早く観たい✨✨
そんな大人気『美少年探偵団』ですが、この作品をより良いものにしてくださっているのが制作陣の方々。中でも監督の力は大きいですよね?
では、その監督を誰がやっているのか?今回はそこについて調べてみました!
題して「総監督 新房昭之について調べてみた!」です。
それではどうぞ!!!!
INDEX
総監督 新房昭之とは?
福島県出身の監督/アニメーターです。東京デザイナー学院(現・東京ネットウエイブ)卒業後、制作会社である株式会社ぴえろを経て、アニメーターとして活動を開始。
現在はシャフトを制作拠点に活動するアニメ監督です。
81年にアニメ『うる星やつら』でデビュー。
その後、『からくり剣豪伝ムサシロード』で初の演出を手掛け、94年の『メタルファイター MIKU』で監督デビュー。以来『魔法少女リリカルなのは』、『月詠 -MOON PHASE-』、『ひだまりスケッチ』、『さよなら絶望先生』、『荒川アンダー ザ ブリッジ』、『魔法少女まどか☆マギカ』などアニメ、OVA、映画に参加しています。そして新房監督の名を世間に知らしめた『化物語』!これをきっかけに知った人も多いのではないでしょうか?
2012年には東京アニメアワードで監督賞を受賞しています。
ご覧の通り、これまで様々なヒット作を生み出してきました。
ラブコメからアクション、日常ものまで、幅広い原作ものを手掛けていますね。
これだけでも新房監督の凄さがわかりますね。
それでは監督は一体どのような作品を作られるのか?監督の世界観を紹介します!
新房昭之の演出スタイル
監督はその独特の演出により、作家性の強いタイプと認識されている方も多いのでは?
確かに業界随一のハイコンテクストな作風であるが、実際にはラブコメからアクション、日常ものまで、幅広い原作ものに挑戦しています。インタビューでも「自分は作家ではない」との発言をしていたり、より売れるものを手がけたいと考えて、オリジナル作品には消極的であると発言しているとか…。
ではなぜ、あのような個性の強い演出スタイルを確立させたのでしょうか?
『荒川アンダー ザ ブリッジ』製作時には、自身の演出スタイルについてこのように語っています。
「実は、最初の動機はポジティブと言えるものではなかったんです。今では少し落ち着いてきたんですが、アニメは2000年代に本数がぐっと増えました。そのとき、特に作画が人手不足になったんです。そうなると演出的に狙いたいカットがいつも必ず作れるわけじゃない。時間的、人的制約の中で、一定のクオリティを保つにはどうしたらいいんだろうと考えはじめたんですね。今の演出技法は『安全策』というところもあって、制約がある中、クオリティを安全に追求していった結果でもあるんです。」
このようにある種の制約によって監督の個性が生まれたというのは興味深いですね。
監督が自身を作家性の強いタイプではないと言うのも、傍目からみたあの強烈な個性も、監督にとっては、スタイルというより、厳しい制約の中で作品を仕上げるためのテクニックという位置づけなのでは?
監督は、どんな条件でもきちんと作品を仕上げることをなによりも重視する、職人気質の監督なのではないでしょうか?
監督が手掛けるアニメは、個性的な演出法で多くのファンを獲得しています。
デザイン性あふれるポップな色使いや、サイケデリックな背景。目まぐるしくカットが変わったかと思えば、止めのポーズ、時にはひたすらアップのまま、特定のキャラクターの超絶長ゼリフが始まります。この斬新かつ、どこか紙芝居的なノスタルジックさこそ、”新房演出”の真骨頂です。
新房昭之の世界
新房作品の特徴1:シャフ度
こちらは過去に制作会社シャフトさんについてご紹介した記事にも書いてありますね。
『シャフ度』というのは、新房監督が好んで使用する構図の1つです。『シャフ度』という構図は、キャラクターが空を仰ぐポーズを見せているのに対して、首はこちらに向けている構図のことです。この時の首の角度のことを指しています。この『シャフ度』の構図は、過去に監督を務めたアニメ『化物語』で頻繁に使われるようになりました。
『シャフ度』について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
新房作品の特徴2:鮮やかな色彩
新房監督の作品は色彩豊かです。特に赤や黒など目を引く鮮やかな色彩が印象的で、この色彩を巧みに取り入れ、見た人の印象に残るような演出をしています。
アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』で、主人公たちが魔女と戦う戦闘シーンの演出は、この特徴が特に表れているのではないでしょうか。
新房作品の特徴3:細かいカット割り
1つの場面を細かくカット割りをして次々と場面が変わるように見える演出も、新房監督の作品の特徴です。細かくカット割りをする演出により、人が会話をしているだけのシーンであるにもかかわらず、スピード感が演出されたシーンになります。
また、この演出により場面説明とキャラクターの心情を同時に表現しています。
新房作品の特徴4:止め絵と文字の多様
作品の要所で突然場面転換し、文字のみがフラッシュのように一瞬見える演出方法も、新房昭之さん監督作品の特徴といえます。
大きく4つの特徴を挙げてみましたが、共感していただけましたか?
放送されているアニメで監督が誰か知らずに見ていても、この手法が出てくると、「監督は新房昭之さんだ」と分かるほどですね。
新房昭之監督作品
ここでは新房昭之さんが監督した作品を少しだけ紹介✨
沢山ある作品の中でも特に有名な3点を厳選しました!
・『魔法少女まどか☆マギカ』
10年代を代表するアニメ作品ですね。
当時、社会現象とまで言われ、名だたる賞を受賞している人気アニメ。
魔法少女という題材を逆手に取ったシリアスなストーリーと、独自の演出手法で視聴者の心を鷲掴みにしました。
・『化物語』
知らない人はいないのでは?
ここ最近の記事にも何度か登場しているワードですね。
『化物語』は西尾維新の人気ライトノベルを原作に、2009年に放送され大ヒットを記録したアニメで新房昭之の名前を一躍世に知らしめた作品です。
シリーズとしては2017年に『傷物語』が三部作として映画化され、ファンの間でも評価の高い作品となっています。
・『3月のライオン』
先程とは打って変わって、老若男女問わずオススメできるアニメです。
将棋を題材にした羽海野チカ先生の漫画が原作のアニメ。
2016年に第1シリーズが放送され、2017年10月からは第2シリーズが放送。
作品自体の完成度も高く、共感しやすいテーマで性別・年齢問わず誰にでもオススメできる作品です。
新房監督の作品はまだまだ沢山あります。
ジャンルも豊富で、どれを観てもわくわくすること間違いなし!
さて、今回の特集はここまでになります。
新房昭之さんについて、彼の作る作品の魅力について知っていただくことはできたでしょうか?
そんな新房監督が手掛ける最新作TVアニメ『美少年探偵団』、ぜひチェックしてみてください♡
そして、現在culcolleでは『美少年探偵団』のグッズを展開中!
定番のアクリルキーホルダーはもちろんながら、普段使いできるアパレルも取り扱っています。詳しい商品の詳細はこちらから
(引用 2021/4)
Wikipedia 新房照之
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%88%BF%E6%98%AD%E4%B9%8B
ASCII×デジタル『渡辺由美子の「誰がためにアニメは生まれる」 』
http://ascii.jp/elem/000/000/533/533991/
Grape entertainment『アニメ監督・新房昭之の代表作10選 新房作品の特徴とは?』
https://grapee.jp/794924
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