【エンジニアストーリー】sumarchで実践するプロダクトエンジニアリングとは | 株式会社sumarch
株式会社sumarchでWebエンジニアをしている佐々木です。執筆時点で入社2年目になります。今回は弊社で重要視しているプロダクト視点と、その具体的な働き方についてご紹介できればと思います。プロ...
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6/25,26の二日間にわたって開催されたAWS Summit 2025に現地参加してきましたので、その内容や感じたことについて共有していきます!
前提
参加のきっかけ
現地の様子
開場 - 基調講演
AWSセッション - 事例紹介
パートナーセッション - 事例紹介
参加した感想
生成AI8割
コンフォートゾーンから簡単に抜け出せる
まとめ
私はsumarchでWebエンジニアをしていて、担当領域としてはフルスタックエンジニアという位置付けになります。
その中でもバックエンドを主軸にしていて、フロントエンドとインフラ(クラウド)は「そこそこ」というスキル感で、今回のAWS Summitに参加させていただきました。
弊社では現在、OBのエンジニアが業務委託として参画してくださっており、メンバーはその方と定期的にコミュニケーションを取る機会があります。
そのとき「エンジニア向けの大規模イベントに有休で参加しようと思ってます」と伝えたところ、 「sumarchでは過去にPHPカンファレンスに業務時間で参加した事例があるし、業務に関係あるなら一度確認してみては?」という流れに。
社長に相談したところ快くOKをいただき、業務時間内で2日間参加できることになりました!
※私は現在東京在住でハイブリッド勤務をしているので、会場である幕張メッセには行きやすい立地なのですが、愛知県在住のメンバーも「一緒に行こう」と提案していただいたため、オフラインイベントの参加については住んでいる場所に関係なく、イベント内容との相談で柔軟に決まる印象です。
弊社エンジニアチームはSlackを使っていて、timesという一人ひとつの専用チャンネルを持っています(私の発案で導入しました)。
timesについて詳しくは下記の記事をどうぞ。
今回のAWS Summitの様子も、自身のtimesでリアルタイムにレポートしていました!
もうすでに先ほどのtimesの様子に載っているのですが、イベントの規模がかなり大きくて迫力に圧倒されました。
写真に写っているのは、AWSセッションと基調講演が行われる7ホール。
右側のオレンジの床が、AWSの事例紹介が行われていた6ホールです。
写真はありませんが、5・4ホールにもAWSのパートナー企業によるセッションや事例紹介がありました。
当日はAWSのノベルティのクッションが配布される予定で、配布方法は両日ともに「基調講演の指定座席に置いてあるのを持ち帰る」スタイル。
(これだけでリュックがパンパンに...)
7ホールで行われるセッションはすべてAWSの方が登壇し、進行していきます。
一部は海外スピーカーで、同時通訳付き。
入場時に有線イヤホンが配布され、座席前方にあるトランシーバーから通訳音声を聞くことができる仕組みでした。
ライブ配信を見ていた方はご存じかもしれませんが、AWSセッションは同時刻にまったく異なる5つのセッションが横並びで同時開催されます。
これはもう圧巻でした...!
基調講演の時は5つのモニター全てが同じ映像(登壇社とスライド)を映し、スピーカーから音声が出ていたのですが、通常セッション時には少し工夫されており、5つのセッションすべての登壇者がスピーカーを使用するとそれはもうカオスになるので、AWSセッションでは基調講演の時に使用していた座席前方のトランシーバーから発表者の音声を聞くことになります。
セッション後は次の枠まで20分ほど休憩があるので、その間に事例紹介を見たり、ランチを取ったり、自由に過ごします。
二日間ともお弁当が配られ、体験がとても良かったです。
気になるブースではスタッフさんと会話したりしていたら、あっという間に時間が経っていて、20分はけっこう短く感じます。
場所によってはノベルティを配布していたりして、歩けば歩くほど荷物が増えていく現象が発生します(笑)
4・5ホールでは、AWSのパートナー企業が導入事例や自社のサービス紹介を行っていました。
企業によるセッションもあったのですが、私は今回はAWSセッションを中心に登録していたため、あまりパートナーセッションには参加できませんでした。
唯一参加したのは、最終日の最後に用意されていたAnthropic社(Claudeでお馴染み)の講演です。
全体を通して感じたのは、セッションや事例紹介の8割が生成AI関連だったということ。
私自身や弊社のエンジニアチームでは、AIツールは積極的に活用しているものの、「生成AIを本格導入」までは至っていません。
それでも、こんなにも多くの企業が当たり前のように活用しているというのは予想以上で、良い意味でカルチャーショックを受けました。
かなりいい刺激になったと思います!
これが今回一番大きな気づきでした。明らかに、興味の幅が広がった実感があります。
オンライン視聴と違うのは、「その場にいることによる強制力」。
配信視聴だと、途中で集中が切れたりすることがありますが、現地ではそういったことが起きづらく、内容についていけなくても何とか吸収しようとする姿勢になります。
結果として、情報の吸収率が段違いに高かったです。
ウェビナーなどでは、自分が興味あるテーマだけを選んで情報を取りに行くことが多いと思います。
でも現地では、ただ歩いているだけで次々と新しい情報が視界に入ってきます。
その中には、これまで興味を持たなかった分野や想定外の発見もたくさんあり、「情報を取りに行こうとしている自分」に気づきました。
ブースのAWSやパートナー企業のスタッフさんたちは皆さん丁寧に対応してくださり、素人丸出しの質問にも親切に説明してくださったのが本当にありがたかったです。
こうしたやりとりのおかげで、もっと情報を得たい・学びたいという気持ちが自然と生まれていました。
このような環境に身を置くことで、これまでの自分の興味・関心の領域を簡単に抜け出し、新しい発見やアイデアを得ることができました。
来年も絶対に参加したいと思いました!
また、sumarchでは今回のように業務に関連するオフラインイベントにも積極的に参加できるような体制を、今後も整えていきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!