創業1.5年で機械学習を含む最先端技術を社会実装できたワケ - 燈株式会社のアルゴリズムエンジニアリング | 燈株式会社
CTOの三澤です燈株式会社の共同創業者であり,CTOの三澤颯大と申します。東京大学工学部計数工学科を卒業した後,同大学大学院情報理工学系研究科にも在籍しています。燈では技術的な方向性の策定・開発...
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はじめまして、2024年4月に入社したDXソリューション事業部 ソフトウェアエンジニアの三澤 拓真(みさわたくま)です。この記事では私が高専から大学編入ではなく、燈への就職を選んだ理由と、私が感じた燈の魅力、そして燈内で高専勢力が急成長していることを特に“現役大学生、高専生向け”に発信できたらいいなと思っております。ぜひ、最後まで見ていってください!
名前を聞いた時点で気付いた方もいるかもしれませんが、CTO三澤 颯大の弟をしております。高知県出身で、燈に入社するまでの20年間ずっと高知に住んでいました。
大学ではなく、高知工業高等専門学校(高知高専)のソーシャルデザイン工学科 情報セキュリティコースというところを卒業し、新卒で燈に入社しました。最近の悩みは、会話中に土佐弁が出てしまうことです(笑)
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高専(高等専門学校)は、実践的な技術教育を提供する5年制の学校で、15歳から入学可能です。高校では幅広い教養教育を重視する一方、高専は専門技術の習得に重点を置いています。
通常の高専は受験時に学科を志望し、1年次からその学科に割り振られることが多いのですが、高知高専は少し特殊で1、2年次は全員共通の「ソーシャルデザイン工学科」で一般科目を学び、3年次から各コースに分かれるようになっています。
入学してすぐプログラミングの授業で測ったタイピング力は下から2番目のEランクを取るほど、入学時点ではまともにパソコンを触ったことがない人間でした。何とか2年終わりのコース選択までにタイピング力をBに伸ばし、3年に上がってMacBookを買ってからようやく機械学習について勉強を始めました。そして4年の10月、燈にインターン生としてジョインし、約1年と半年ほど長期インターンとしてリモートで働いていました。5年になってからは燈のインターンをしながら、高専プロコンやセキュコンに出たりもしました。
高専4年の時点ではまだ進学を予定していました。しかし、進学してからしたいことがあったわけではなく、進学しておけば何とかなるだろうと意思決定を後回しにしているだけでした。
そんな中、兄から燈でインターンをしてみないか、と声がかかり、自信はなかったですがチャレンジしてみることに。入って初めに驚いたのは、圧倒的な能力を持ち、最新技術に貪欲ながらも、それを押し付けない謙虚な人ばかりだったことです。分からないことがあっても質問すると丁寧に教えてくれます。燈では「すでにできること」だけではなく、「取り組んでできるようになること」も評価してもらえるため、当時、能力がなかった私でも自分の成長を楽しむことができました。燈に入ってからは成長の連続で、人生で一番と言ってもいいほど短期間で多くの能力を身につけることができました。そして、いつの間にか大学を卒業したら燈に就職したい、と思うようになっていました。
受験勉強を始めた4年終わりの3月頃、燈への就職の話をいただきました。自分の中では大学卒業後になるだろうと思っていましたが、高専卒業で挑戦する機会を貰え、今飛び込むしかないと思い就職しました。
私が考える燈の魅力として
があります。
燈にはAMathと呼ばれるGPUクラスタがあり、いつでも気軽に実験ができるため、技術のアップデートについていけます。AMathの導入初期段階では動かすハードルが高かったですが、VPoEの丸尾率いるインフラエンジニアやユーザーたちのフィードバックにより、現在では燈に入社したばかりの人でも1日程度で導入できるようになりました。
VPoE丸尾の事はこちら
燈では特定の技術を活用できる業界を探すのではなく、DXのために必要な技術を当てはめることを基盤にしているため、多くの知識や技術を保有しています。建設業特化の専門のものから、他の業界でも応用できる一般のものまで、幅広い技術を持っていることも燈の魅力だと思います。
燈は平均年齢が20代前半で、年齢の近いメンバーに囲まれています。同世代が多いと話も合いますし、相談もしやすいです。そして何よりメンバーが元気で明るいので、社内の雰囲気としても居心地がいいです。
燈は東京大学の松尾研発スタートアップであるため、東大生ばかりなイメージを持たれることが多いですが、実は東大生ではない人もたくさん活躍しています。
特に、1番熱いと思っているのが高専生です。現在、全体で170人程度のメンバーのうち、25名程度が高専に在籍経験があるメンバーになっており、全員が活躍しています。高専生が持つ質実剛健の精神が燈にフィットしているからだと思っています。
高専生が持つ発想力、実装力を存分に発揮できる環境で、一緒に社会の課題に挑戦しませんか?