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【創業者インタビュー】「天神」はこうして誕生した!

Photo by Diego PH on Unsplash

株式会社タオのメンバーを紹介するストーリー、第一弾は創業者の井内良三会長にお話を聞きました。
教育ソフト「天神」は、どのようにして誕生したのでしょうか。

自己紹介をお願いします。

株式会社タオの創業者です。
1992年4月1日に岡部享子ファウンダーと二人で創業しました。
30年間代表取締役社長を務めて、2022年2月1日に社長を退任し会長に就任しました。

会長に就任されたばかりですね。(※インタビューは2022年5月)
社長から会長に変わられたことで、心境や業務に変化はございましたでしょうか?

会社のトップは社長なので、社長の下に全社員の心と力と知恵が結集することが大事です。
会社がそのようになるように、会長という立場、私という人間を役立てようと思っています。
これからタオがどのように変わっていくのか、既に随所に現れている兆候を見てとてもワクワクしています。

起業のきっかけは何でしたか?

実家の父が癌になったことです。
32歳でしたが、父に精一杯頑張っているところを見て欲しいと思いました。
学習システムの開発と販売という分野を選んだのは、学校も教材も子どもを主役にしておらず、その為に、自信を持てていない子どもが多いと思っていたからです。
子どもを主役にして、子どもに自信を付け、社会に出てからも活躍する子に育てる学習システム、『日本一実効ある学習システム』を開発し普及することを目標としました。

起業前に勤務されていたのは教材販売の会社とお伺いしました。
教育に貢献したいという思いを以前からお持ちでいらっしゃったのでしょうか。

まずシンプルに、人が出来なかったことができるようになる瞬間、分からなかったことが分かる瞬間の喜ぶ顔が大好きです。子どもも大人も老人も誇らしげな幸せに満ちた笑顔になります。
本来学ぶことは喜びであり、誇らしいことであり、自分と他人を幸せにする可能性を広げてくれることです。
人間は、主体的に学び、成長し、貢献することで幸せになります。
思い返すと、ずっと若いころから、このような生き方を広めて幸せな人を増やしたいと思っていました。

これまでで特に大変だったのはどんなことでしょうか?

人もお金も知り合いも殆どない中で始めましたので、開発することも販売することも組織を作ることも、
その時々でいっぱい悪戦苦闘しました。
よくやって来れたなとも思いますし、同時にオモシロかったなとも思います。

タオは今年2022年で30周年ですが、困難な出来事も前向きに捉えて進んでいく、という会長の姿勢が会社の継続、そして社風の形成に繋がっているように感じます。
会社の理念はどのようなものでしょうか?

社名の「タオ」は、中国古代の哲学者老子の提唱した宇宙の根本原理「道(タオ)」に由来します。
簡単に言うと、宇宙全体はひとつの生命体であり、宇宙の生命が「道(タオ)」であるということです。
そこから、「会社は善の器」「人は善の素」「自己実現」等々の会社の理念(タオの考え)が生まれました。

タオの好きなところはどこですか?

社員が、それぞれの自分の長所を発揮し、人の短所は助けて、全員の長所を結集して、タオの使命である「自己実現を支援する」ことを果たそうとする社風です。

今後の目標を教えてください。

新しい会長という立場からタオがより素晴らしい会社となることに力を尽くしたいです。

どんな人に入社して欲しいですか?

「タオの考え」に波長の合う人で、主体的に考え行動し続ける人に入ってきてほしいですね。

今いる社員が一丸となって働けているのはまさに“波長が合っている”という感じですね。
本日は貴重なお話をありがとうございました。
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