「人の信用や挑戦も、循環させる社会へ」GMS代表中島が語った新しいサーキュラーエコノミーのかたち
こんにちは!
Global Mobility Service株式会社(GMS)広報担当です🔔
気候変動への危機意識が世界的に高まる中、帝人株式会社主催による環境啓発イベント「Race Against Climate Change Tokyo」が、5月14日(水)に開催されました。
サーキュラーエコノミー(循環型経済)をテーマに掲げた本イベントには、企業、投資家、メディア、スタートアップなど100名以上が集結。産業の垣根を越えて、より持続可能な社会の実現に向けた交流が行われました。
本イベントにおいて、GMS代表の中島徳至がパネルディスカッションに登壇しました。「Innovating for a Circular Economy」をテーマに、素材、モビリティ、テクノロジーといった異なる領域から、資源や価値の循環に向けた取り組みが語られました。
中島社長は、GMSの展開するモビリティサービスが、単なる車両の提供ではなく「人の信用を再構築し、循環させる」ための仕組みであることを紹介。GMSでは、従来の与信審査に通らなかった方々に対して、走行データを活用して新たな信用を可視化し、再チャレンジの機会を提供しています。このように働くためのモビリティを通じて、人の可能性や信用までも循環させるモデルは、従来のサーキュラーエコノミーの枠を越えた視点として、会場でも高い関心を集めました。
「回収された車両やIoTデバイスの再利用はもちろん、過去に挑戦が断たれた人々の“意志”を、もう一度回す仕組みこそが、私たちの提供するサーキュラーエコノミーです」と語る中島社長の言葉には、GMSが掲げる“信用創造による誰も取り残さない社会づくり”の理念が色濃く反映されていました。
(左からesa COOの米久保秀明氏、GMS代表取締役社長CEOの中島徳至、WHILL共同創業者&最高開発責任者の内藤淳平氏、帝人環境ソリューション部門長の八木穣氏)
ディスカッションでは、esa COOの米久保秀明氏、WHILL共同創業者&最高開発責任者の内藤淳平氏、帝人環境ソリューション部門長の八木穣氏も登壇し、それぞれの分野から実例や課題感が共有されました。議論は次第に、「使わなければいけないから使う」循環から、「使いたくなる」「ワクワクする」循環へと発展。中島社長は「企業間の垣根を越えて、価値ある素材やデータを“ワクワク”でつないでいきたい」と語り、会場全体を前向きな熱気で包み込みました。
(登壇者の皆様と笑顔で手を振る様子)
今回GMSは、代表の中島の登壇に加え、展示ブースも設けていただきました。当社紹介映像と、サーキュラーエコノミー社会の実現に向けた取り組み内容・実績をまとめたデジタルサイネージを展示しました。来場者と直接お話する機会もいただき、GMSの考え方や事業モデルに対して「こんな視点はなかった」「すごい信用創造モデルだ」「人の循環という視点が新しい」といった声を多数頂戴しました。
GMSは今後も、「モノ」だけでなく「人」の挑戦や信用が循環する社会を目指していきます。特に金融アクセスに課題を抱える新興国において、従来の信用スコアに依存しない与信モデルを通じて、働く機会と経済的自立を広げていくことが私たちの使命です。さらに、走行データや与信履歴といった信用の証を資産化し、プラットフォームとして他業種と連携することで、新しいエコシステムの構築にも挑戦していきます。ワクワクを原動力に、社会課題の真ん中に挑む——
それがGMSのあり方であり、私たちが目指す循環型社会のかたちです。