こんにちは!株式会社アビックシステム採用担当です。
本日は、取締役の弥城さんにインタビューをしてまいりました。
- 創業時にエンジニアとしてジョインし、取締役になった経緯
- 取締役視点でのアビックシステムで働く魅力
- アビックシステムの今後の展望と会社が求める人材像
についてお話しして参りますので、同世代の中で突出した成長を実感できる環境で、『エンジニアとしての夢を実現したい方』や『経営にも興味がある方』はぜひ最後までご覧ください。
取締役 弥城さんプロフィール
小学2年生からサッカーに打ち込み、高校は名門校に進学するも挫折を経験。文系の専門学校に進学する中で、システムエンジニアに興味を持つ。2005年に株式会社システムクォートにエンジニアとして入社。
当時のプロジェクト統括だった毛利 隆志(アビックシステム創業者・前代表取締役)が独立するタイミングで、自身もアビックシステムに転職。2021年に同社の取締役に就任。
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ー弥城さんのこれまでの経歴を教えてください。
2006年のアビックシステム創業時にシステムエンジニアとしてジョインし、2021年からは取締役として経営に携わっています。
高校卒業後に進学した専門学校でエンジニアの方と親しくなったことが、私がIT業界に興味を持つきっかけとなりました。当時は、今ほどITが注目されていない時代です。私はパソコンに触れた経験すらありませんでしたが、その方が楽しそうに仕事について語る姿を見て、IT業界に関心を抱き始めました。
エンジニアを目指すべく、合同説明会に参加した際に出会ったのが、毛利(アビックシステム創業者・前代表取締役 )が当時役員を務めていた「株式会社システムクォート」です。いつか経営者になりたいと考えていた私は、同社が掲げる「社員全員が経営者」という理念に惹かれて入社を決意。2005年にシステムクォートに入社し、エンジニアの基礎を学びました。
その一年後に、私が所属するプロジェクトの統括だった毛利が、システムクォートからアビックシステムを分社化します。数名のプロジェクトメンバーとともに、私も毛利についていくことを決め、2006年に株式会社アビックシステムの社員となりました。
ー20代前半で、新しく創業する会社の一員になることに不安はなかったのでしょうか?
不安は全くなかったですね。
というのも、成功を勝ち取る上で、「経験」に勝るものはないと考えているからです。
今こそスタートアップに入社するケースも増えていますが、当時は社会人1年目で創業メンバーになれるチャンスはなかなかありません。会社経営にも関心があった私には、恥をかこうが失敗しようが「やる」という選択肢しかありませんでした。
この考えの根底にあるのは高校時代の挫折経験です。
私は小学生の頃からサッカー一筋で、高校ではプロのサッカー選手を夢見て名門校のサッカー部に所属していました。部員数は100名を超え、自分より実力のある選手が集まる中で挫折を味わい、早々に上を目指すことを諦めてしまったんです。
高校3年生になる頃には、自分と同じレベルだと思っていた仲間が、自分よりも上達し活躍していました。当時の自分を情けなく思い、同時に行動し続ければ必ず結果がでることを目の当たりにした瞬間でした。
この経験以来、自分の為になると感じたことには、まずチャレンジするようにしているのです。
ー創業時から会社を支えてきた弥城さんですが、アビックシステムを一言でいうとどのような会社でしょうか?
「社員の自己実現」を応援する会社でしょうか。
これは創業者である毛利から受け継いできた言葉でもあります。
その背景にあるのは、「社員に会社の歯車になって欲しくない」という思いです。会社の敷いたレールはあくまでも会社が用意したもの。人の幸せの形はそれぞれなので、会社が指示したことだけをこなしていても、自分の思い描く人生はかなえられません。
私たちは、自ら理想とする人生を切り拓く人を育て、応援する会社でありたいと思っています。社員のやりたいことを応援したり、福利厚生に社員の意見を取り入れるのも、彼らが自己実現をできる土台を整えたいという思いからです。
ー社員の自己実現の一環として、エンジニア発の新規商品・サービスの開発も積極的に行われているそうですね?
はい。室内用ゴルフ練習システム「EnonoGolf」は、社員のアイディアとゴルフへの情熱から生まれたサービスです。本気で形にしたい商品やサービスであれば、会社は企画・開発・PRにおいて全力で支援します。
今期も、あるベテラン社員のプロダクト開発が水面下で進んでいます。とはいえ、経営側が環境を整えなければ実現が難しい場合もあるので、発案者には昨年10月からプロダクト開発にフルコミットしてもらっています。
お客様のシステム開発や保守を主軸事業としながらも、自社のプロダクト開発にも携われる環境があるのは、アビックシステムならではといえますね。
ー創業当初から変わらないアビックシステムの魅力があれば教えてください。
「チャレンジしたものが得をする」制度や環境があることです。
具体的な例を挙げると、当社は創業当初から「自己申告制度」を採用しています。この制度は、所属プロジェクトでの目標を社員自身が設定し、期中と期末で自己評価するというものです。自分がどれだけの実績を残したかを上司にプレゼンし、その結果は人事考課にも反映されます。
私も、いちエンジニアから上を目指すために、100%目標達成はもちろん、さらに「付加価値」をつけるための行動を欠かしませんでした。その結果が評価され、自身の夢だった経営サイドの仕事ができるようになったのだと思います。
当社は学歴も不問ですし、文系理系も関係ありません。重視するのは、いかに行動にうつしてきたかどうかです。「自分を成長させたい貪欲なチャレンジャー」こそが、弊社が求める人材であり、そういった人材が集まることが当社の魅力に繋がっていると感じます。
ー若いメンバーが増える中で、弥城さんが大切にしているコミュニケーション方法はありますか?
社内イベントや飲み会を通して、普段から社員と対話するように心がけています。仕事に関してはルールやマニュアルを設ければ、ある程度品質を担保したり生産性を高めたりできますが、人間関係はそうはいきません。
中には、社内イベントに参加したい気持ちはあるものの気後れする社員もいるので、まず本人がどうしたいのかを聞いた上で、気が合いそうな仲間を紹介したり、私自身が一緒に参加することもあります。
コミュニケーションで大切なのは気遣いです。無理に参加を促しても互いに良い気持ちにはならないため、あくまでも本人の意思を尊重しながら社員同士の繋がりを深めています。自然と気を遣える社員が増えて、新しい仲間を受け入れる風土がどんどん醸成されれば嬉しいですね。
一方で、私はビジネスマナーの一環として自己開示することも大切だと思っています。なぜなら、自分が何者で何を成し遂げたいかを周りに発信しておけば、失敗したり困難に遭遇したときに仲間が助けてくれるからです。周りと良い関係を構築し、自身の仕事を進めやすくするためにも、ある程度の自己開示は必要だと考えています。
ー経営陣として、今後アビックシステムで成し遂げたいことを教えてください。
経営陣がなんとしてもやり遂げたいと思っているのは、「場所や時間にとらわれないシステムエンジニアの働き方」を実現することです。お客様オフィスで開発支援をさせていただく場合、お客様の要件に応じて雇用形態や勤務場所など、働く条件に一定の制約が生じることがあります。
上述したように、アビックシステムは「自己実現」を重んじている会社です。社員には、自分で働く時間と場所を自由に決め、生まれた時間をスキルアップやプライベートの充実に充てて欲しいと思っています。そのためには既存事業に加えて、新規事業との組み合わせによる新たな基盤作りが必須です。
まずは新規事業でしっかりと実績を残し、その後、また次の新規事業へ、という挑戦を繰り返していきたいと思っています。これにより、会社の成長だけでなく、最終的にはエンジニアがより自由で充実した働き方を実現できる環境の整備に繋げたいと考えています。
ー最後に、アビックシステムが成長していく上で、今後どのような方に仲間に加わって欲しいと考えていますか?
私たちが求める人物像の特徴としては、大きく2つあります。
1つ目は、能動的に考え行動できる人です。
与えられた仕事を指示通りやるのではなく、先輩社員やお客様とコミュニケーションを取りながら、より良い方法を模索し、改善を提案できる人材を求めています。同時に、「自分の商品を開発したい」「事業化を目指したい」など、チャレンジ精神旺盛な人が力を発揮できると考えています。
2つ目は多能的にスキルを高められる人です。
特に入社して間もない方に向けたものです。当社では多様な部門があるため、スペシャリストよりも「ゼネラリスト」の育成に力を入れています。
キャリアを積む中で、特定の技術に特化することが必要になる場合もありますが、入社直後は選り好みせず、IT技術全般を吸収してほしいと思っています。
アビックシステムには、夢を叶えるためのフィールドがあります。役員や社員といったポジション関係なく、一緒に切磋琢磨しながら自己実現を目指せたら嬉しいですね。