「いい会社」とは、誰が作るものでしょうか。
経営陣が決めたビジョンや、人事部が整えた福利厚生。もちろんそれらも大切だと思います。しかし、私たちの会社が何より誇りに思っているのは、現場で走るメンバーたちが、自ら「もっとこの組織を良くしたい」と手を挙げ、自走している文化そのものです。
今回は、組織の「熱量」「人」「安全」「成長」をそれぞれ支える4つの社内グループ(イベント、採用、セキュリティ、教育)のキーマンたちに、インタビューを実施しました!
彼らが語る言葉の中には、綺麗事だけではない「生の実態」と、それを乗り越えた先にある「この会社で働く理由」が詰まっていました!
01. イベントグループ:社員全員を「主役」に変える、熱狂の仕掛け人
「仕事を楽しむ」を、仕組みで最大化する。
まず話を伺ったのは、社内のコミュニケーション活性化の要である「イベントグループ」の担当者です。私たちの会社は、部署や職種の垣根を超えて「横のつながり」を育むことを、何より大切にしています。しかし、その交流を単なる親睦会で終わらせないのが、イベントグループのプロ意識です。
── 変化を求めて、未経験の「イベント」へ
担当者は、これまで社内の多岐にわたる業務を経験してきたベテランの一人です。イベントグループへの配属は自ら手を挙げたものだったと言います。
「これまでいろんな立場で会社を見てきましたが、イベントグループだけは携わったことがなかったんです。でも、ふと思ったんですよね。社員が心の底から楽しめるイベントを、自分がプロデューサーとして形にできたら、もっとこの会社を好きになれるんじゃないかって」
その「やってみたい」という純粋な好奇心と熱意が、配属の決め手となったそうです。
── 「この会社らしいな」と、胸が熱くなる瞬間
イベント当日、会場を埋め尽くす社員たちの笑顔。
「うちの社員は、イベントに対する感度が高いんです。企画側が用意した仕掛けに対して、全力で、テンション高く盛り上がってくれる。✨その一体感を見たとき、『ああ、この会社らしいな』と強く実感します」
イベントが終わった後、通路ですれ違った社員から「今日のイベント、本当に楽しかったです!」と直接声をかけられる。その瞬間、数ヶ月にわたる準備の疲れは、すべて達成感へと変わるそうです。
── 創造の苦しみと、緻密なシミュレーション
しかし、華やかな舞台裏には「生みの苦しみ」がありました...。
「一番大変なのは、企画の独自性です。過去の成功体験に甘んじて同じことを繰り返すと、飽きられてしまう。常に『今までやったことがない、新しい驚き』を絞り出すのは、正直かなり苦労します笑」
また、外部業者との緻密な連携、当日の予期せぬトラブルへの備えも怠っていません。
── イベントの先に見える、仲間の「素顔」
なぜ、そこまでしてイベントにこだわるのか。それは、イベントが「最強のチームビルディング」になると知っているからだそうです。
「日頃、業務上のチャットやMTGでしか関わらないメンバーの、意外な一面が見えるのがいいんです。ゲームで本気になって悔しがったり、ざっくばらんに夢を語ったり。そこで生まれた絆が、翌日からの仕事のスピード感を確実に変えていくんです」
【My Policy】
なるべく社員全員が主役になれるように。とにかく楽しんでもらうことが一番。そのために、企画段階から当日の役割まで、誰一人置いてけぼりにしない工夫を凝らしています。
02. 採用グループ:未来の仲間へ、飾らない「真実」を届ける架け橋
選考は「口説く場」ではなく、「マッチングを確認し合う場」である。
次に紹介するのは、会社の成長に直結する「採用グループ」。ここで活躍するのは、自らの入社体験を原動力にする若手メンバーです。
── 自分が救われたから、次は救う側に
彼が採用グループに立候補した理由は、自分が受け取った『会社の魅力』を、次の世代へ繋ぎたいという純粋な想いからだった。
「就職活動中、不安だった私を救ってくれたのが、この会社の選考で出会った社員の方々でした。寄り添って、一人の人間として向き合ってくれた。今度は自分が、学生さんにとってそんなポジティブな存在になりたい。そう思ったんです。」
と素直な気持ちを伝えてくれました。
── 独自のスタンス:無理に口説かない、という誠実さ
採用において、彼らが最も大切にしているのは「自律」。
「私たちは、無理に学生さんを口説き落とすことはしません。私たちが持っている最大限の情報と、この会社にかける想いを120%届ける。その上で、最終的な決断は学生さんに委ねます。たとえうちを選ばなかったとしても、その決断を心から応援する。それが社内外に共通する私たちのスタンスです。」
── 現場との両立、そして「会社を俯瞰する」視点
社内業務に携わるメンバーは全員、現場の第一線で走るプロフェッショナルでもあります。
「正直、タスク管理は戦いです。打ち合わせの数は増え、時間の使いかたを一歩間違えれば、どちらの業務も立ち行かなくなる。そんなヒリヒリするような局面もあります」
と教えてくれました。
しかし、その負荷こそが成長のエンジンです。学生さんや業者の方々と対等に向き合うためには、自社の強みを語るだけでは足りません。会社の数字、抱えている課題、そしてマーケットにおける立ち位置。それらを客観的なデータとして頭に叩き込み、自分の言葉でアウトプットするプロセスが必要です。若いうちから会社を俯瞰し、『経営的な視点』を持って組織を動かす。この経験は、現場のルーティーンワークだけでは決して得られない、一生モノの財産になっているそうです。
── 「綺麗すぎる言葉」は、誰も幸せにしない
「採用担当はどうしても自社を『最高の場所』として語りたくなります」と語ってくださいました。しかし、彼はそのスタイルとは無縁です。
「AIに頼って整えた言葉よりも、自分が実際に流した汗や、現場でぶつかった壁の話をすること。そこに宿る『自分の言葉』こそが、候補者の方の不安を解消し、本当の信頼関係を築けると感じています」
短期的な採用成果に一喜一憂するのではなく、5年後、10年後の組織を創る仲間を探す。彼の言葉が相手の心に深く刺さるのは、そこに一切の偽りがない「血の通った真実」が宿っているからなのでしょうね。
【My Policy】
嘘をつかない。綺麗に伝えすぎない。実際に感じたことだけを伝える。それが、未来の仲間に対する最大の敬意。
03. セキュリティグループ:自由を守るための、目立たない「砦」
「守ること」は、攻めるための前提条件だ。
「攻め」のイメージが強い社内活動の中で、最も堅実かつ重要な役割を担っているのが「セキュリティグループ」です。
── 組織を支える、新たな責任の形
体制変更をきっかけに、バックオフィス部門でセキュリティ業務を引き継ぐことになった担当者。Pマーク(プライバシーマーク)やISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の運用を担当しています。
次のように伝えてくれました。
「セキュリティは、一度のミスで会社の信頼を失墜させる可能性がある。非常に責任の重い仕事ですが、だからこそ組織全体を支えているという強い実感が持てます。」
── 「制約」を「納得」に変える対話力
多くの会社で、セキュリティルールは「面倒なもの」として嫌われがちです。しかし、この会社では少し違います。 「現場の業務効率や働きやすさと、安全性をどう両立させるか。一方的な押し付けではなく、現場と一緒に『どうすればもっと良くなるか』を考える姿勢が根付いているんです。」
社員もセキュリティを「邪魔なもの」ではなく「会社を守るための大切な取り組み」として前向きに捉えてくれているので、その協力的な姿勢こそが、彼にとっての「この会社らしさ」だといいます。
── 監査の日の達成感と、絶え間ない知識の更新
「定期的に実施される社外監査で、指摘事項がゼロだったとき。それが一番のやりがいです。」
日々の地道な監視や、ルールの見直し。派手さはないけれど、その積み重ねが「形」になって評価される瞬間に自分の仕事の価値を再確認すると言います。 また、変化の激しいIT業界において、法律やガイドラインの改正は日常茶飯事のことです。
「常に最新の情報をキャッチアップし、社内ルールをアップデートし続けなければなりません。大変ではありますが、知識が常に更新されていくのはこの仕事の魅力ですね。」
【My Policy】
『なぜこのルールが必要なのか』という背景を、現場目線で伝えること。セキュリティを身近なものとして捉えてもらい、みんなが安心して働ける環境を創り続ける
04. 教育グループ:知恵を循環させ、最強の組織を創る「導き手」
「教える」ことは、最大の「学び」である。
最後を飾るのは、組織の成長エンジンである「教育グループ」。リーダーとしてグループを率いる担当者の眼差しは、常にメンバーと未来に向けられていました。
── 自分が得た恩恵を、次の世代へ
「配属は希望制なのですが、私は迷わず教育グループを志願しました」
会社が教育強化を推進する中、彼は自らが学んできたこと、培ってきたスキルを惜しみなく社員へ伝えたいと考えていたそうです。
「教えることで自分も成長できる。そのサイクルを組織全体に広げたかったんです」
と教えてくれました。
── 議論が終わらない「熱狂」のミーティング
教育内容を決定するミーティングは、いつも予定時間をオーバーしそうになるそうで...笑
「みんな、『こうしたい』『この方が社員のためになる』という意見が止まらないです(笑)。時間を守らなきゃという意識はあるんですが、その熱量の高さを見ると、『ああ、いい会社だな』とつい嬉しくなってしまいますね」
一人ひとりの主体的な工夫が、教育の場で一つに重なる。それはまさに、私たちの組織が持つ『自走する力』が形になる瞬間でもあります。
── 成果が「現場」から届く喜び
教育グループにとっての「成功」は、研修が終わった瞬間ではありません。
「提供した研修の内容が、実際の配属先で活かせたという報告を聞いたとき。あるいは『あの研修のおかげで課題が解決しました』と言ってもらえたとき。それが、リーダーとして最も報われる瞬間です!」
── 「答え」を教えるのではなく、「考える場」を作る
リーダーとして彼が大切にしているのは、自ら答えを示すことよりも、メンバーの可能性に’委ねる’』ことだそうです。
「私が率先して結論を出すのではなく、まずはメンバーの意見を最大限に尊重したい。メンバー同士で納得いくまで議論し、自分たちの力で業務を動かす。その当事者意識こそが、教育グループ全体の成長、そして一人ひとりの自立に繋がると信じているからです」
と教えてくれました。
【My Policy】
メンバーを信頼し、任せること。全員が当事者として教育の未来を考えられる環境を作ること。
完成された組織よりも、自分たちの手で創り上げていく過程にこそ、本当の面白さがある。
イベント、採用、セキュリティ、教育。
担当している業務は違えど、4人が共通して語ったのは「自分たちの手で、この会社を良くしていく」という手応えでした。
現場の仕事だけでも忙しい中で、なぜ彼らはこれほどまでに社内業務に熱を上げるのでしょうか。 それは、私たちが「与えられる側」ではなく「創る側」でありたいと願っているからだと考えています。
誰かが作ったレールを歩くのは楽かもしれませんが、自分たちでレールを敷き、時にはその行き先を議論し、仲間と一緒に進んでいく。
その「不完全さ」と「可能性」こそが、私たちの会社の最大の魅力だと感じています。
私たちは、これからも変わり続ける。 新しい仕組みが必要なら、自分たちで作ればいい。 新しい文化が必要なら、今日から始めればいい。
あなたも、そんな「会社創り」の当事者として、私たちと一緒に走ってみませんか?
【編集後記👩🏻💼】
今回のインタビュー中、各担当者が何度も口にしたのは「仲間の協力への感謝」でした。 社内グループの活動は、決して彼らだけで完結するものではありません。呼びかけに応えてくれる社員、ルールを守ってくれる仲間、共に学ぶ同僚。 そんな一人ひとりの「フォロワーシップ」があるからこそ、この会社の組織は自主性を持って回っていくのだと感じました。