カイタクのエンジニア組織には、様々なバックグラウンドを持つメンバーが在籍しています。
別の業界からキャリアチェンジしたメンバー、前職からエンジニアとして活躍してきた経験者など、多様な個性を持つメンバーが揃っています。
今回は、そんなチームがどのようにして、コミュニケーションが不可欠なアジャイル・スクラム開発をフルリモートで実現しているのか、その文化や仕組みをお伝えします。
カイタクの「アジャイル・スクラム開発」スタイル
カイタクでは、すべてのプロジェクトにアジャイル・スクラム開発を導入しています。
当社の開発スタイルは、ある自社エンジニアから「システム開発の総合格闘技」と表現されています。
これは、顧客の声を素早く反映し、「今」の状況に合わせて柔軟に改善を重ねていくスタイルを意味します。
カイタクではAIエージェント開発という、現代において最も変化が速いとも言える領域に挑む中で、顧客目線と迅速なフィードバックを重視し、スピードと品質を両立させています。
スピード感を持って柔軟に開発を進められるため、よりユーザーにとって価値あるプロダクトを実現できる一方で、全員が自律的に動くことが必要不可欠という難易度の高さもあります。
個々がただタスクをこなすだけでは成立せず、全員がプロジェクト全体を理解し、責任を持って取り組む必要があります。
そのため、ビジネスサイドや顧客とのコミュニケーションはもちろん、エンジニアチーム内におけるコミュニケーションは開発工程において何よりも重要です。日々の対話を通じて状況を共有し合い、課題を早期に発見・解決していくことが求められます。
カイタクでは、一人ひとりが自主・自律を大切にしながら、単なる開発者や実装者としてではなく「当事者」としてプロダクトを育てていくやりがいがあります。
フルリモート環境でも安心できるコミュニケーション
カイタクでは全社員がフルリモート・フルフレックスで勤務しています。
関東圏だけでなく、北海道や関西など日本各地にメンバーが在籍し、それぞれがライフスタイルに合わせて柔軟に働きながら開発に取り組んでいます。
開発を進める上での基本的なコミュニケーションはSlackをメインに、必要に応じてZoomやGoogle Meetを活用しています。メンバーによっては、Notionで状況を可視化し、同期と非同期のバランスをチーム内で共有できるようにしている人もいます。
また、週に1回メンバー同士でオンラインで顔を合わせて、最近あった出来事を話しています。
Slackには利用ルールが定められており、個人DMのようなクローズドなやり取りは基本的に禁止。すべてのやり取りをオープンにすることで、各自の悩みや課題をチーム全体で共有し、「自分ごと」として助け合う文化が根付いています。
その結果、カイタクのエンジニアからは以下のような声が実際にあがっています。
- 各メンバーのタスク状況や進捗が見える化される
- 他メンバーの挑戦や新しい技術をキャッチアップし、自分の仕事にも取り入れられる
- 日常の相談からAIなどの最新技術共有まで、多彩なテーマで気軽に発信できる雰囲気がある
- 心理的安全性が高い状態で、お互いに助け合う文化が醸成されている
- スピード感と自立性を持ちつつも、個人に負担が集中しないように支援する信頼関係ができている
フルリモートと聞くと「孤独」「連携の難しさ」「コミュニケーション不足」を想像する方もいるかもしれません。
ですがカイタクでは、ルールと文化をしっかり整えたオープンなコミュニケーションによって、むしろメンバー同士のつながりが見える化され、安心感を持って働けます。
同時に、フルフレックスならではの自由度の高い働き方によって、チームワークを大切にしつつ集中力と成果を最大化できる環境です。
高い技術力と相互尊重の信頼関係が創るエンジニア組織
カイタクのエンジニアチームには、一人ひとりの高い向上心と、助け合いを大切にする文化が根付いています。AIをはじめとした最新技術を積極的に取り入れる姿勢や、幅広い技術領域を学び続ける好奇心、そしてフルリモート化でもお互いを尊重し合う信頼関係。
これらが組み合わさることで、強くしなやかなチームが形成されています。
チームには技術的好奇心や学習意欲が高く、純粋に技術を楽しんでいるメンバーが集まっています。
性格的には、勢いで突き進むタイプよりも、落ち着いていて思慮深い人が多く、相手の背景や事情を考慮しながら人と向き合うコミュニケーションを大切にしています。
仕事の話題はもちろん、プライベートの話題でも交流が盛んです。
犬好き、筋トレ好き、音楽好きなど趣味はさまざまですが、「ゲーム好き」という共通点があり、公私の話を通じて距離を縮められることも多くあります。
全国各地でリモート勤務をしているため、直接会う機会は限られていますが、それでもチーム内の信頼関係がしっかり築かれていることは私たちの誇りです。
カイタクでは自主・自律的な行動が求められており、その考え方に共感している人たちが集まっています。各々が主体的に課題解決に取り組めるからこそ、一人では解決しきれないことはチームで支え合う文化がより強く根付いています。
困っている仲間がいれば自然にフォローし合い、フィードバックでは改善点を率直に伝え合う。
そんな環境だからこそ、個人としてもチームとしても成長できると考えています。
向上心や好奇心が高い人材が集まるからこその学びの場
情報共有が盛んであることも、カイタクの特徴です。
AIエージェントアプリケーション開発という変化の激しい領域に挑んでいるからこそ、メンバーは常に新しい技術や知見をキャッチアップし、専用チャットでの情報共有や知見共有会を頻繁に行っています。
技術を広く、深くキャッチアップしているところはカイタクの特徴です。
新しいトレンドをどんどん取り入れていくスピード感やフットワークの軽さがあるので、情報共有だけにとどまらず、興味を持ったAI技術や新しいツールは実際に試し、プロダクト開発に反映されていきます。
他社では「古い技術を使い続ける」ケースも少なくありませんが、カイタクはその真逆です。
常に進化し続ける環境です。
また、代表の松木自身も四六時中情報をキャッチアップしており、「たった先ほど最新のAIモデルが出たよ!」といった共有が飛び交います。
松木は元々海外にいたこともあり、海外からの発信にも敏感でそのキャッチアップ力は現場のエンジニア以上と言われるほどです。
さらに、社内では読書会も定期的に実施しています。
メンバー間での異なる着眼点や学んだこと、疑問点を聞くことができるため、そこから得られる成長も多くあります。社内では読書の文化が根付いており、技術書だけでなく、開発マインドや普遍的なコーディングスタイル、スクラムの本質に迫る書籍などを題材にし、学びが広がっています。
カイタクでは、各自の積極的な学びを推奨しつつ、教育制度やサポート体制も整備。
心理的安全性を大切にしながらも、高い基準で挑戦・成長し続けられる環境を提供しています。
未経験からでも安心して飛び込めつつ、常に学びを楽しめる場がここにあります。
カイタクで自由で自律的な働き方へ
このように、カイタクではフルリモート化でも安心して働け、エンジニアとして多くの学びを得られる環境づくりにこだわっています。
自分をアップデートし続け成長を実感したい、エンジニアとして幅広いキャリアパスを選択したい、仲間と協力し合いながら刺激的な毎日を送りたい、そう思っている方にカイタクは最高の環境です。
少しでもご興味いただけた方は是非ご応募ください!