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地方で子育て中でも、心の底から「働く」を楽しめる場所がありました。

北陸地方出身で、現在も地元で働く堀ふみかさん。(以下、ふみかさん)。「地方で子育てをしていると、どうしても仕事の選択肢が少なくなってしまう」という壁にぶつかりながらも、諦めずに探した結果、心から働きたいと思えたワカルクに出会います。実際にワカルクで働き出してからは、どんな景色を見られたのでしょうか。ふみかさんにこれまでの歩みを語ってもらいました。

もう一度、打席に立ちたい。
ワカルクとの出会いが、新たなスタートのきっかけに。

北陸地方出身の私。ただ、大学時代は大阪にいたため、同じ土地で就職活動を行い、損害保険会社に就職しました。仕事は楽しく、価値観が合うメンバーにも恵まれていたのですが、入社2年後、「ゆくゆくは、地元で腰を据えて子育てをしたい」と思い始めて。その後は「地元で働くこと」を軸に生命保険会社へ転職し、結婚して2人の子どもに恵まれました。

ただ、当時の勤務先までは電車で往復2時間かかる距離。電車の本数も少なかったので、乗り遅れないように毎日必死で猛ダッシュしていましたね(笑)。加えて子どもの送り迎えもあり、疲れきっていた頃、夫の単身赴任が決まったんです。これを機に、「子育てと家事に時間を割けること」を軸に近所の県施設でパート職員として働き始めました。

ですが、パート職員になったことで前職よりも働く時間が減ると、今度は東京でバリバリ働いている夫に対して「あなただけズルい!」という気持ちがふつふつと湧き上がってきたんです。

そんなモヤモヤを抱えていたとき、好きなPodcastの番組で聞いた「まずはバッターボックスに立ってみるといい」という言葉が胸に刺さりました。そこで、諦めずにもう一度仕事を探し始めたところ、ワカルクと出会えたんです。

沙絵子さん(現ワカルク代表取締役・石川沙絵子)のnoteにある「細く長く打席に立ち続ける」という言葉が、勇気をもらったあの一言ともリンクして。こんな考えを持つ人のところで働きたい!……気づけばnoteを読んだその日に、履歴書を送っていました。

頼れるメンバーに、思わず鬼Slack。
心の距離の近さに救われています。

ワカルクにいるのは、いい意味でお節介なメンバーばかり。「大丈夫?」「この仕事やっておくよ」といった相手を気遣う言葉が、日々自然と飛び交っています。そんなメンバーに遠慮なく頼らせてもらい、入社当初はわからないことがあればすぐ鬼のようにSlackでメッセージを送っていました(笑)。

ですが、あるプロジェクトに携わったとき。1つのミスから芋づる式に他のミスが発覚し、業務を行うのが怖くなってしまったんです。「これ以上迷惑をかけたくない……」と萎縮していると、由希さん(現COO・西村由希)が「ふみかちゃんだけのミスじゃないから、大丈夫だよ」と言ってくれて。オンライン上のオフィス・oViceで、メンバーと励まし合えた時間も力になり、乗り越えることができました。

働くことが楽しいのか、ワカルクには愚痴や不満を言う人がほとんどいないんですよね。みんながそれぞれ自分のなりたい方へ向かっている感じがして、いい刺激になっています。

また、ワカルクでは週に1回「ワクサク」というメンバー全員が集まる会議があります。メンバーの誰か一人がフリーテーマでファシリテーションを行うのですが、会議が進行している間にガヤを飛ばせる「盛り上がりスレッド」という場所がSlackにあるのもワカルクの好きなところです。

住んでいる場所はバラバラでも、心の距離は近い。風邪を引いたり、髪を切ったりしてもすぐに気づいてくれる家族のようなメンバーに、日々支えられています。

リーダーシップを発揮するのが苦手だった私。
だからこそ、なれるPM像があった。

以前は鬼Slackを送っていた私も、少しずつ相談を受ける側になってきました。「PMをやってみない?」と由希さんが提案してくれたのも、ちょうどそんな頃です。せっかくだしやってみようかな、でもやっぱり怖いかも……。もともとリーダーシップを発揮するのが苦手な性格で、これまでの職場でもずっと後輩の立場にいたので、最初は不安しかありませんでした。

今までの先輩方のような素晴らしいPMになれるのだろうか?プロジェクトが始まってからも指示の出し方やコミュニケーションの取り方に悩んでいた頃、「ワカルクのメンバーは個々がしっかりしているから、リーダーシップにこだわらなくてもいいよ。ふみかさんなりのPMになればいい」という沙絵子さんの言葉に心が軽くなりました。

いきなり自分とは真逆の人間に変身することなんてできない。今でも人の上に立つのは怖いですが、わからないことは素直に聞く私らしいスタンスでいようと思っています。

いろんな人の力を借りながら、最後までやり遂げたPMとして初めてのプロジェクト。振り返りのミーティングでは、先方から「いつも丁寧」「先を見据えた仕事に感動しました」という温かいフィードバックをいただきました。私たちの仕事には意味があったのだと感じられ、とても感動しましたね。ワカルクに入社しなければ、きっと見られなかった景色だと思います。

地方でも、都会と変わらない仕事ができる喜び。
何歳からだって、自分らしく働ける。

ワカルクでは週に1回、会社のMVV(※)について自分の考えをシェアする時間があります。「働く、暮らす、学ぶ、遊ぶをもっと自由にデザインできる社会」……ワカルクのビジョンを何度も目にするうち、「やっぱり私は自分の人生を自分で舵取りしたい」という想いが強くなってきました。

地方に住んでいるし、母だし、もう若くない。ワカルクに出会うまでは「新しいことはもうできないだろうし、このままの働き方なんだろうな」と、理想を描くことすら諦めかけていました。

ですが、大阪ではなく地元で子育てしたいと思ったのは私。子どもを祖父母に預ける選択もあるけれど、自分で保育園の送迎をしようと決めたのも私。一見制限のように思っていたものも、実は自分で選んだ人生に欠かせない条件だったんです。誰しもライフステージの変化と共に、そうした条件や壁が増えてくると思います。それでも自分らしく働く人生を諦めたくないのなら、ぜひワカルクに来てほしいです。

前職まで、毎日同じような仕事をやることに少し飽きていました。この会社でプロになれても、他の世界で通用しないのではと不安もあったんです。一方、ワカルクでは本当にさまざまな会社の業務に携われて楽しいですし、ワクワクします。地方にいながら、都会にいるのと変わらないくらい幅広い仕事ができるのは、ワカルクの大きな魅力です。

「かか、お仕事頑張っているね」……これは、子どもにかけてもらった言葉です。家で仕事をしていると、家族に働いている姿を見てもらえるのも嬉しいポイントのひとつ。これから私はどんな業務に取り組めるのか、まだまだ冒険の途中です。

(※)...ミッション・ビジョン・バリュー。それぞれ、「企業が社会で実現したいこと」「企業が果たすべき使命」「会社が大切にする価値観や行動指針」を指す。

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