カスタマーサクセスの最前線で顧客と向き合いながら、自社のSaaSプロダクト「Taskhub」の成長を支える、中原さん。創業初期からBocekに関わってきた彼は、今やチームを牽引する存在に。今回は、彼のキャリアの歩みや仕事のやりがい、そしてBocekの魅力についてお話を伺いました。
検索順位って大事
―まずは自己紹介からお願いします。
中原:中原瞭太朗(ナカハラ リョウタロウ)です。今年24歳で、カスタマーサクセスの責任者をしています。カスタマーサクセスというのは、弊社が提供している生成AIツール「Taskhub」を導入していただいた企業様に対して、まさにお客様が成功できるように支援する仕事です。
趣味は野球観戦です。小中高とずっと野球をやっていたので、最近はプレイはしないものの、テレビや年2回くらい球場で野球を観てます。あとはサウナですね。お休みの日に熱いサウナに入って、水風呂に入って“整う”のが好きです。Bocekのカルチャーリードの吉田さんともたまに一緒に行きます。
―入社された経緯は?
中原:過去に他社のインターンでメディア運営に関わっている中で、当時はSNSのマーケティングやクリエイティブ作成がメインだったのですが、よりロジカルに戦略を立てるSEOに興味を持ったんです。そこで「SEO_インターン」とXで検索した時に、弊社代表の沖村の募集ポストが一番上に出てきて。
DMしたら返信が来て、渋谷の定食屋さんで二人でご飯を食べて、「じゃあ採用ね」って(笑)。当時は創業初期で沖村しかいなかったためか、今よりかなりラフな採用でした。
変わらないこと、変わったこと
―創業初期からのメンバーということで、Bocekに長くいて変わったところがあれば教えてください。
中原:趣旨とずれるのですが、むしろ「変わらないな」と感じますね(笑)。創業初期から、代表の沖村が、常に一歩先を見て「これ面白そう」と未来の地図をみんなに見せて、そこに共鳴しながら進んできたという感じです。
最初はSEOの受託を行っていたのですが、生成AIが注目されると「自社メディアを作ろう」となり、メディアに人が集まったら「コンサルをやろう」、そして受託開発、自社サービスとつながって、Taskhubに辿り着きました。インターンという立場の時はただがむしゃらに目の前のことに取り組んでいたので気づかなかったのですが、振り返るとすべてがきれいにつながっていて、改めて沖村さんはすごいなと(笑)。
変わったところで大きいのは、やっぱりメンバーが増えたことですね。マーケティング部長の松原さんは本当に天性のマーケターという感じで、ユーザーの心情を深く考察するので、マーケティングやブランディングにこれまでなかった視点が加わりましたし、営業部長の竹本さんは前社での法人営業の経験をもとに、今までのBocekになかった”大人力”が加わりました。
多様なバックグランドを持つ人が加わったことで、以前よりも多様な意見が交わり、ゴールの見え方がより鮮明に、立体的になってきたと感じます。
カスタマーサクセスは二人三脚
―では改めて、今のお仕事の内容について教えてください。
中原:現在、業務効率化ツール「Taskhub」のカスタマーサクセスチームを統括しています。導入企業に対し、課題やニーズを丁寧にヒアリングし、Taskhubを活用した解決策や目標達成を支援するのが役割です。
導入いただいた直後は、まず生成AIの基本的な説明や利用方法のオンボーディングを行い、そして企業様の目的に合わせた導入から成果を出すまでのロードマップを作成します。運用開始後も定例ミーティングなどでフィードバックを得ながら、継続的な改善や提案を行っています。
Taskhubは生成AIを活用して企業ごとに最適な業務アプリを構築できるのが特徴で、効果の実感まで一貫して伴走するのが私たちの仕事です。
―社内で一番お客様に近い立場にいらっしゃるんですね。
中原:その通りです。なので、お客様の声を社内にしっかりと届けるのが一番大事だと思っています。例えば、Taskhubについて企業の方がどう感じているかを、プロダクトマネージャーにしっかりフィードバックしたり、エンジニアチームにも課題感を共有することが重要です。
実際に「この機能がこうだったらいいのに」「このUIをこうしてほしい」みたいなお声をいただくことも多くて、そういった貴重な意見はできる限り社内に共有するようにしています。
本当の課題を解決するために
―仕事をする中で、大変さややりがいを感じるのはどんなときですか?
中原:一番難しいのは、お客様の本当の課題を見つけることです。
生成AIの導入理由は企業によって様々で、目的が明確な場合もあれば、曖昧なケースもあります。だからこそ、表面的なことにとらわれず、「何を解決したいのか」「どこを目指しているのか」を丁寧に掘り下げる必要があります。
SaaSは導入がゴールではなく、社内で実際に活用されて初めて価値が出るものです。導入後に使われないことも多いため、私たちは伴走しながら業務改善を実現する姿勢を大切にしています。現場での活用が進み、成果が見えたときは、担当者と一緒に心から喜べる瞬間ですね。
―ちなみに、これまでで特に大変だったエピソードはありますか?
中原:そうですね……期待値が高すぎる依頼を受けた時ですかね。生成AIを何でもできるものだというイメージを持っている方も、最先端技術であるが故多くいらっしゃいます。そんな時は「ここまでならできます」と丁寧に説明し、納得いただくよう心がけています。
”エンジニア様様”という信頼が一体感の秘訣
ー会社の雰囲気やカルチャーについて教えてください。
中原:変わらないこと、変わったことで話したことと近いのですが、Bocekには「知的好奇心」が根底にあります。
例えば「これ面白いんじゃない?」と思ったら、数字を詳細に検討する前に「一回やってみよう」と実行して、あとから数字で効果検証するような文化です。フットワークが軽くて、「まずやってみよう」という雰囲気がありますね。
あとは、とにかく仲が良いです。エンジニアとビジネスサイドもすごく近くて、プライベートの話もよくしますし、ご飯にもよく行きます。そういう関係性があるからこそ、Taskhubの機能についても、フラットに意見を言い合える文化があるんだと思います。
ー普通の会社だと営業とエンジニアって距離がありそうですが、そういうギスギス感が本当にないんですね。
中原:ないですね。ビジネスサイドには”エンジニア様様”みたいな安心感があって、UIや機能面も本当に素晴らしいので、自信をもって紹介できます。だからこそ、気軽に「こういう機能を追加したいんだけど」と相談できる雰囲気があるんです。
人を深く理解し、共に目標に向かうチーム作りを
ーご自身のキャリアビジョンについて教えてください。
中原:抽象的な話になりますが、自分のまわりの人、もっと広くいえば世界中の人を深く理解して、一緒に目標に向かって進むチームを作りたいという思いがあります。Bocekでも、みんながお互いの考えや目標を理解して、リスペクトし合っていることを日々実感しています。
今やっているカスタマーサクセスの仕事も、相手のニーズを深く理解して支援するという役割をとても楽しく感じています。将来的にはこの経験を活かして、自分自身でもそういうチームを作って広げていけたらと思っています。
相手を「知りたい」と思うから寄り添える
ー求める人物像を教えてください。
中原:カスタマーサクセスとして求める人物像は、相手に興味を持てる人です。
表面的な言葉だけを鵜呑みにせず、言葉の裏にある本音を想像できる人に向いてると思います。そして、ここは繋がっているのですが、深く理解することで、相手の課題を「自分ごと」として主体的に取り組めることも大切です。
ー最後に、Bocekに興味を持ってくれた方にメッセージをお願いします!
中原:Bocekは、お互いの得意・不得意を理解しながら、パズルのように補い合って前に進んでいく組織です。今この文章を読んでくださっているあなたの強みや、もしかすると弱みに見える部分も、Bocekは受け止めてくれると思います。ぜひ、ご応募お待ちしてます!
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