「日々の支援に、最大の称賛を」第2回インクルード支援アワード開催レポート | インクルード株式会社
こんにちは!インクルードの採用広報です。今回は、2025年11月に開催された社内イベント「第2回インクルード支援アワード」の様子をお届けします。普段、それぞれの事業所で利用者さん一人ひとりに向き...
https://www.wantedly.com/companies/company_7961530/post_articles/1034391
「全ての人が活躍する社会を創る」という理念のもと、インクルードでは年に一度、優れた支援事例を讃え、知見を共有する「支援アワード」を開催しています。
2025年度、数ある事業所の中から準優勝に選ばれたのが、ニューロリワーク 吉祥寺センター。かつては運営面で課題を抱えていた時期もあった吉祥寺センターが、どのようにして全社から評価される拠点へと変化を遂げたのか。今回は、吉祥寺センターのマネージャー滝田さんに、受賞の裏側について詳しくお話を伺いました。
滝田 麗 / ニューロリワーク 吉祥寺センター マネージャー・インストラクター会リーダー
スポーツインストラクター歴10年超。スタジオ運営やヨガ講師の育成を経て、2022年にインクルード株式会社へ入社。コロナ禍をきっかけに「身近な健康習慣」の重要性を再認識し、就労支援の現場にて、支援員兼インストラクターとして利用者さん一人ひとりに寄り添った健康・就労面のサポートを行う。
現在はマネージャーとして運営管理を担当し、現場スタッフの育成に加え、複数センターにおける運動プログラム提供・管理を担っている。また、外部企業向けの研修やイベントにも参加・登壇し、「誰もが健やかにいられること」を社会に実装していくことに情熱を注いでいる。
ありがとうございます。受賞が決まった瞬間は、まずは純粋に「やった!」という喜びの声がチーム内に広がり、メンバー全員で手を取り合って喜び合いました。
ただ、その翌日には、改めて今回の結果を振り返りながら、「次は1位を取るために、どこをさらに磨いていくべきか」といった前向きな話し合いが自然と始まりました。
正直に言うと、私自身の気持ちも「嬉しい」が6割、「1位が良かった」という悔しさが4割。だからこそ、メンバーのその姿勢を見て、このチームは本当に強いなと感じました。
そうですね。今回の受賞は、吉祥寺センターにとって一言で言えば、「戦列デビュー」だったと思っています。
もともとメンバー一人ひとりのポテンシャルは非常に高かったのですが、これまでそれを対外的に示す機会がなかなかありませんでした。今回、全社的なアワードで準優勝という結果を残せたことで、ようやく「吉祥寺センターは、ここからだ」と胸を張って言える、スタートラインに立てたと感じています。
ニューロリワーク 吉祥寺センター
特に評価していただいたのは、「チーム支援」だと思います。
私たちは普段から、チーム全員で「一人ひとりにとって、今何が最も良い支援なのか」を考え、意見を出し合いながら支援の質を高めてきました。特定の誰かの正解に頼るのではなく、支援員それぞれの視点や専門性を持ち寄り、チームとして最適解を追求することを大切にしています。
この「チームで取り組んでいる姿勢」をリアルに伝えるため、支援アワードのプレゼンテーション動画では、あえて最新のAIを使わず、スタッフによるパペット(人形)操作と生アフレコという、非常にアナログな手法を選びました。
AIは事務作業を効率化するうえで欠かせないツールですが、「最終的に人の心を動かすのは、人でしかない」というのが、私たちのチームの共通認識です。
スタッフ自身の言葉に、体温を乗せて支援の内容を伝えたことで、「チーム一丸となって利用者さんに向き合っている姿勢」が、届いたのではないかと感じています。
デジタルなツールを活用しながらも、最後に支援の質を高めるのは、チーム一人ひとりの想いと関わり合いから生まれる「人の温度」。そのチーム支援こそが、吉祥寺センターの支援スタイルです。
何よりも大切にしているのは、「失敗を恐れずにチャレンジできる土台があること」です。数字としての結果を追い求めることも重要ですが、その根底には常に「目の前の方の人生を支える」という支援の本質があります。その覚悟を、メンバー全員が共通して持っていると感じています。
以前、職業上の制度的な背景から、行政よりリワークの利用は難しいという非常に厳しい判断が示されたケースがありました。
通常であれば、そこで諦めてしまってもおかしくない状況だったと思いますが、担当スタッフは決して手を止めませんでした。行政と何度も丁寧にやり取りを重ね、進捗確認や交渉をし続けたんです。
結果として申請は通りませんでしたが、その方からは「今回は叶わなかったけれど、次に働き方や状況が変わって利用することがあれば、ぜひまたお願いしたい」という温かい言葉をいただきました。担当スタッフも、「実習期間だけでも、その方のためにできることはやり切れたと思っています」と話していました。
結果だけを見れば、実を結ばなかったように見えるかもしれません。しかし、目の前の方に真摯に向き合い、最善を尽くした時間そのものが、確かな支援だったと感じています。そうした姿勢こそが、吉祥寺センターのチームを支えている価値観だと思います。
私はチーム運営において、何よりも「合意形成と納得感」を大切にしています。
新しい目標を立てる際も、「これを達成するとチームにとって良い」だけではなく、「自身にとって、どんなメリットがあるのか」を一人ひとりの感情に寄り添いながら伝えるようにしています。
今回の支援アワードも、「評価されるためにやろう」ではなく、「私たちの取り組みを外に届ける絶好のチャンスにしよう」といったような話をしました。すると、メンバー全員が自然に前向きになってくれたんです。
「やらされる目標」を「自分たちのための目標」に変換できたとき、チームの力は一気に高まります。
もちろん、次は「優勝」、そして「予算の確実な達成」です。
ただ、結果を出すことだけが目的ではありません。私たちが同時に目指すのは、「地に足のついた支援スキル」をチーム全体に浸透させ、標準化することです。
特定のスタッフがいなければ質の高い支援ができないという「属人化」を防ぎたいと考えています。スタッフの入れ替わりがあっても揺らがない、プロフェッショナルな支援集団としての「底力」をさらにつけていきたいですね。
ありがとうございました。
インクルード株式会社では、「ソーシャルインクルージョンを実現し、全ての人が活躍する社会を創る」というミッションの実現に向けて、ともに歩んでくれる仲間を募集しています。
この記事を通して、インクルードの事業や働き方に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。